柿が欲しい
明日から母ちゃんが二泊三日の予定で外泊する。
私は施設では食べられない、母ちゃんの好きな食べ物を準備する。
温泉卵、はちめ、ごま豆腐、イチジク、ぶどう、次々と買い物かごに入れていた。
柿がある。
前回、外泊した時に柿が食べたいと言っていた。
母ちゃんの好きな柿は熟れた柿。
柿をそっと押してみる、柔らかい。
(熟している、買おう、喜ぶぞ)
レジで店員さんに何気なく聞いた「この柿、熟れてる柿やね?」
私が利用しているこのスーパーは時々、腐ってるもの、傷んだものが
置いてある。
それでも私がここで買うのは、店員さんが気さくで庶民的だからだ。
「元々、そんな柿じゃない?熟れた柿」と私。
「いえ、これ腐ってます」と言い張る店員さん。
どうしても柿が欲しい私。
「調べてみてくれる?熟れた物として出荷してるんじゃない?」と私。
「いえ、腐ってます」とやっぱりとりあってくれない店員さん。
このスーパーおかしい。
腐っていると、堂々としている。
(すがすがしいくらいやわ。)
(熟れた商品として買おうとする私も
おかしいのかな。)
「処分するなら私が食べてみるる」
・・・ってひきかえしそうになる(私しつこいかな)
名残惜しく店をでた。
おまえが冷たくなってどうする!
久々、お友達と焼肉。♬♬
たまに肉食わないと消耗するの。🍖
オバチャンのお喋りは止まらない。
携帯持っているけど何年たっても使いこなせない。
オバチャンの笑い声ひくい。
ダラダラ注文する。
オバチャンはすれちがってもいい香りはしない。
店内暑いけど汗ぬぐって食う。
オバチャンはメイク直ししない。
若い店員、冷たい。
次々を皿かたずけていく。
オーダーの声、速攻「ないです」。
笑顔がない。
クーラーかけろ
お前が冷たくなってどうする!
カレー自慢
退職後、60歳の記念として遺影用の写真を撮った。
そして、明らかにデブと認識をした。
肥満は健康上良くない。また、見てくれが悪い。
でも仕事のストレスがなくなり、今後、放っておいても痩せるだろうと
思っていた。
あれから5か月、依然、体重20キロオーバー。
ーーこんな感じで過ごしているーーー
テレビをダラダラ見ている。
へーって驚く雑学が耳に入るがすぐに忘れる。
片付け能力がないため断捨離中断。
大ちゃんが上手に頭に乗るようになった。
暑いのが苦手。
クーラーの設定温度20度。外にはでない。
体を動かすと暑いからじっとしている。
※ 食事の誘いはことわらない。
新聞見なくても平気なタイプ。
散歩の時に緑を摘み。
夕日をながめ。
姉からはジムに行けと言われている。
ーーーそしてーーーー
カレーが大好き
今日も作ったよ。
材料:人参、しめじ、おくら、玉ねぎ、ナス、キューイ、ヨーグルト適量
ひき肉
市販のカレールウ2片
市販のカレー粉適量
砂糖少量
サラダ油少量
一味適量
作り方:玉ねぎ炒める、3分後、砂糖投入。
人参、肉投入。
開始から10分後、水500mL投入。
火力最大にする。
開始から20分後、火力落としてカレールウ2片投入。
残りの材料投入。
味微調整。
自分で言うのもなんだが、最近、カレー美味くできるようになった。
食欲がなくなんとなくしんどい時でも、カレーはするすると食べれる。
カレーは野菜が摂れて、日持ちする、飽きない。
ちまたでは、太る食べ物としてあげられているが・・・
シルバーの朝は早い
家の廊下の板が壊れてから早2か月。
修理の見積り無料を続けていた私。
知人から「シルバーに頼め、大工の免許もっているのがいろいろおるぞ」
と聞いた。
(大工の免許?ほんとかな)
とりあえず、シルバー人材センターに電話すると、女性が応対し
後日、返答する・・・と言った。
ついでに生垣の剪定も依頼した。
翌日朝8時。
自堕落な生活をしている私には、まだ寝起き、パジャマ着たまま寝室でテレビをボンヤリ見ていた。
電話がなる。女性の声。
「シルバーです。剪定と廊下の件、担当者に連絡しましたので後で電話があるかと思います。」 (早いな・・・仕事なんじ始まりなんやろ)。
・・・と大ちゃんが吠える。
8時17分。
(誰か来たのかな・・)
茶の間のモニターにオッサンが映っている。
玄関を開けるが誰もいない。
(見たことない。きっと、剪定の職人さんだ・・)
(早いな・・・ちょっと待てんのか)
8時30分。
また、大ちゃんが吠える。
今度は縁側から。
村のオッサンが「どこ壊れた」って立っている。
(オッサン、シルバーに登録してたか。)
「ちょっと待って、着替えてくる」と私。
(シルバーすごい、速攻攻撃や)
村のオッサンは大工もどきで安いが腕はいまいち。
(ためらうな・・・。
今後、プチリフォーム計画を予定しているけど
村の大工もどきさんが参入してくるとは思わなかったな。)
夕方には見積りできたって、また縁側に立っている。
(なんでこの人、玄関から来ないのかな?)
たしかに安い。7万円くらい。 今までの見積りの値段は10万から17万。
まっ、いいか。
大工もどきさん、よろしくお願いします。
毛のオモイデ
顔を洗ったら、髪にうっすら白いもの発見。
すぐに手鏡で事実確認。
速攻、美容院に予約いれる。
白髪は人を老けさせる!
無精ものの私だが
白髪に対してはすぐに立ち上がる。
今、行っている美容院は良い。
親切、丁寧で。
みんなあっさり系。
あまり話しかけてこないのが気楽。
頭よさそうに仕上がった。
小さいころから髪にはコンプレックスがあった。
太くて、多くて、ちじんで、つやがなく。
(眉毛も太かった)
夏休みに脱毛クリームを眉毛にぬったら
眉毛が予想以上になくなって、そのままバイトしたこともあった。
大人になって美容院行くのが億劫だったな。
生まれつきだって・・
若い子がブローするとキノコのようになり、店長に助けをもとめて走って行ったりして・・胸痛かったよ。
今の美容院では心傷む言動はない。 接客の研修ってあるのかもしれない。
サービス業は大変だ。
一年間の白髪染め代金を計算した。78000円かかる。
カット、ストレート、保湿剤購入、なんか加えると
ざっと15万円。
大変だ。
空き家の持ち主はオシャレさん
以前、記事にした空き家。着々と家づくりが進んでいる。
今はやりの古民家ふう。
持ち主はなにを言ってもって返事。
お友達を二人誘ってお宅拝見となった。
一人は好奇心旺盛。
一人は美しい。
家じゅうを勝手に拝見。
私はスマホで写真をとる。
いろりを囲みみんなでお喋りする。
持ち主さんには可愛い犬がいて
私達の持参したお菓子をねらっていた。
その後、犬の散歩でもたびたびすれ違うようになった。
ある時はジーンズ生地風の着物をはおい
腰にはベルトといういでたち。
なかなかのオシャレさんだ。
私の村にはこんなタイプ、今までも、これからも現れないだろう。
進む認知、冴える頓智
定期的に母ちゃんの面会に行っている。
心の中で自宅介護ができないことに負い目をもっている私。
遠くから見るといつも下を向いて無表情。
入所者同士での会話はない。
「あんた来てくれたん?まっとたよ。」って言って手をふる。「握手、握手」と右手を出してくる。
寂しかったんやね。
また、だいちゃんか。
孫4人がいるのに必ずだいちゃんって言う。特別可愛がったってこともなかったのに不思議。
認知症の自覚ってあるものなのかな?
でた。いつものセリフ
自分の名前は書くが、子供の名前が書けなくなって
きている。母ちゃんってどちらかといえば自分中心タイプ。
赤ちゃん遊戯はバカバカしいらしい。書くのが好き。「次、何書けばいい?」って私に聞いてくるのが可愛い。
父ちゃんが生前、母ちゃんをブス呼ばわりしていたのを今だに根にもっている。父ちゃんは10年ほど前に亡くなっているが母ちゃんの中では生きているらしい。本当のことでもブスって言ったのはまずいね、父ちゃん。面会に来んって怒っとるよ。
世話しないと食べない。
食事の時は機嫌悪い。
得意がっている時に言うセリフ。
「がってん、くらのすけ」とも言う。