メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

目の保養「かっこいい瓦屋さん」

 

 

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我が家は、築100年。

先日の大雨で、雨漏り初体験した。

 

 

台所の戸を開けると廊下に出る。

廊下の左側にトイレ、右に曲がると裏戸がある。

裏戸を開けると庭があるのだが・・。

 

廊下に大きな水貯まり!!

何、これ?

一瞬、何が起こったのか理解できない。

 

見上げると天井から、水滴が休みなく落ちてくる。

幅70㎝くらいか天井にシミができている。

 

雨漏れだ、大変。

 

バケツを置く。

テレビで、こんなシーンを見た事がある。

貧乏人みたい。

 

大急ぎで廊下の水貯まりを雑巾で拭く。

背中に水滴がかかる。

うっそー!

 

絶え間なく落ちる水滴の速さに追いつけない。

 

どうしたらいいのかな?

雨漏りの修理って、誰に頼むのかな?

また、面倒な事になったなぁ。

 

古民家ふうのコジャレタ感じを

好み、目指してきたけど

雨漏りは予想外。

 

外は雨、夜中になっても雨漏りは

続いた。

 

我が家の現実、家が壊れている。

 

シルバー人材センターに電話する。

私「あの・・、雨漏りしてるんですけど

そちらに修理できる人いますか?」

 

センター「雨漏り?、・・ふーん

まぁ、誰かに聞いてみるか・・」

のんきな返事。

 

やる気ないなら電話にでるな!

 

数日後、雨がまた降った。

案の定、同じ所から雨漏り。

 

シルバー人材センターからは音沙汰なし。

ビジネスとして機能していない。

 

投書するぞ!

 

・・で、知人に聞くと「そういう時は

瓦屋さんに依頼すれば良いよ」

 

知人に教えてもらった瓦屋さんに電話してみた。

男の子がでた。(お父さんいないのかな?

男の子「はい、分かりました」

お弟子さんか?、師匠に代わって欲しいんだけど

 

午後過ぎにチャイムが鳴る。

同時に愛犬が吠えだす。

 

私が立ち上げる前に玄関に猛ダッシュする愛犬。

小さいくせに声はでかい。

ガラス戸に映る人影に吠えまくっている。

 

玄関を開けると愛犬は飛び出す可能性がある。

玄関横にあるもう一つのドアから、そっと

外に出る。

 

若いお兄さんが立っていた。

「屋根見たいんだけど、どこなの?」

 

背の高いお兄さんは、話かたソフト。

顔立ちが整っている。

 

家の中に入れたい。

 

ドアを開けようとすると

「いや、靴脱ぐの面倒だから、外から屋根に登る」

 

近くに細身のお兄さん(弟)がいて、道具を車から

降ろしている。

 

二人とも迷彩柄のぶかぶかしたズボンをはいている。

膝まであるピッチリした布製の靴をはいている。

 

 

お洒落な忍者さんみたい。

嬉しいな。

 

玄関から裏庭まで案内する。

良かったわ、ましな服着ていて。

 

白いシャツにグレーのカーディガン

胸元にネックレス、ジーパンといった、

ちょっとこの辺にはいないなって感じのセンス。

 

そう、見ためが大事。

顔も洗ったし

 

庭から裏戸を開け、雨漏りのおこった場所を案内。

天井を見るお兄さん(兄貴)、その顔を見る私。

 

振り返れば、もう一人(弟)も顔立ちが良い

 

ジャニーズ?

なんで二人ともお洒落なの?

都会の人みたい。

 

今日カットして来たみたいに髪型が決まってる。

私「写真とっても良い?」

兄貴「いいけど、そんな趣味?」

うなづく私。

 

弟が素直にカメラに収まる。

瓦屋さんなのに日焼けしていない。

 

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二人とも寡黙で、・・てか弟さん声ださない。

兄貴がしきるようだ。

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兄貴が瓦をめくり時、弟が携帯をかざす。

さすが現代っ子だな。

 

庭から眺めながら関心した。

落ちたらどうしよう。

屋根なんてどうでもいいから、怪我しないでね

 

愛犬は庭に向かって、家の中から吠えている。

立ち上がり、両手をガラス戸につけて。

バカヤロウ。ヒステリックな愛犬に怒りが沸く。

 

兄貴「登れる?、見て欲しいんだけど」

私「無理、高所恐怖症」

兄貴「瓦のね、下の板、湿ってんの、それでね・・

 

説明してくれるけど、建築、物理苦手なの

分からないけど、ウンウンって聞く。

 

作業はまかせるよ。

 

茶の間に行き、二人がくつろげるよう

愛犬をチーズで部屋に誘導、監禁する。

 

ソファに座る兄貴と弟、を想像。

顔がゆるむ。

 

コーヒーと、それからお菓子、、、

 

玄関から兄貴が呼ぶ。

兄貴「終わったよ」

 

外に出ると二人が道具を車に乗せている。

 

弟が青色の靴を脱いで、フッと埃を払うような

動作をしてから仕舞っている。

たぶん、弟が運転手さんだ。

 

兄貴「応急処置したよ。直すとなれば大掛かりに

なるから。板のところの隙間にコーティング剤・・

兄貴は携帯で撮った画像を指さしながら説明する。

指を追い、指輪を探す。

 

私「コーヒー飲む?、入る?」

何としても家に入れたい私

兄貴「飲む。上がらない

 

いそいそとコーヒーを二人分用意する。

お盆にパイをそえて、外に出る。

 

二人は立ったままコーヒーを飲む。

意外に喫煙する、そこもまた新鮮

 

弟が時折、見せる笑顔。

その歯並びの良さと白い歯。

 

私「様子みて具合悪ければまた依頼するね」

兄貴「うん、そういうことで」

 

私「・・で支払いはいくら?」

兄貴「3000円」

 

安い、いい加減なお仕事だったのかな?

まぁ、いいけど。楽しかったからね。

 

私「おじいさんが来るかと思ってたよ」

兄貴「若いもんしか出来ないよ、危ないからね」

私「保険やっぱり入ってる?」

兄貴「うん、労災保険入ってる」

 

私「確定申告は何色?、大変だね」

兄貴「それは事務所にまかせてあるから」

 

二人は帰って行った。

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なんであんな綺麗でお洒落なんだろ?

 

おいおい身辺調査するか。

今日はこのくらいで。

 

 

 

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暮らしの技、②お米をもらう

 

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久々に天気の良い朝。

 

私がコートを着だすと

愛犬が嬉しそうに

飛び跳ねる。

 

サンポッスカ?

 

青のリードを首輪に

つける間も尻尾を振り回している。

ハヤクッ!、ハヤクッ!

 

ドアを開けると勢いよく飛び出す愛犬。

地面に鼻をつけ、臭いを嗅ぎ、周りを

見渡し、興奮を抑え、忙しい様子。

 

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船が並んでいる。

老人たちは夕方になると、海にでる。

食材調達。

獲れるのは、鯵とか貝など。

 

 

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村の中央を過ぎると

早くも野山。

 

 

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我が家の田んぼがある。

両親が元気だった頃は、ここで

米を作っていた。

 

田植え、稲刈り、はざ干し、脱穀して。

食べる。

 

懐かしい光景が浮かぶ。

 

稲の臭いやざらついた手触り

覚えている。

 

父ちゃんが倒れて以来、

この田んぼで従兄が米作りをしている。

 

何事も手作業だった昔と違い、すぐれた

機械を使い、従兄は簡単に米を収穫する。

 

我が家は従兄から米を貰っている。

 

五木ひろしに似ていると噂されているのを

従兄は知っているかな?

 

山から軽トラが出てきた。

私とすれ違う、従兄だった。

 

従兄「米、車庫に置いとくよ」

私「はーい、ありがとう」

 

母ちゃんもいなくなり、米は減らない。

一俵づつ貰っていたけど

今は片手で持てる袋に入れて持って来てくれる。

 

米は貰う物、買うという観念はない。

 

 

 

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雑草の中の小さな花。意外と美人。

魔性って感じ。

 

 

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可愛いね。

清純、けなげ。

でも田舎くさっ。

 

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椿がこっち見ている。

怒ってる?

 

 

我が家の畑に着く。

姉が作っているニンニク?

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 何人姉弟

 

 

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山と畑と海と島。

こんな所に住んでいる。

 

 

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畑仕事をする者がいない過疎の村。

畑に植えてあるのは杉の木?。

畑を山にしていく傾向がある。

 

 

帰宅。

 

車庫に米が置いてある。

何キロあるのか、知らない。

 

5キロの愛犬を抱いてみたり

米を持ち上げてみたりする。

 

米の方が重いかな?

 

 

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我が家の後ろは海。

小さい頃は、ここで泳いだ。

タコづり、貝とり楽しかった。

 

 

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退職時に職場から頂いた観葉植物。

ごめん、育て方わからず。

 

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ツキメイニチ物語

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月命日

故人が亡くなった日に

僧侶がやって来てお経をあげる日

毎月行われる

 

いいよね、僧侶はカバンひとつぶら下げて

来るだけだから。

お迎えするこっちは大変だ。

 

前日

8時起床。

私はコーヒー中毒、コーヒーがないと

一日が始まらない。

 

コーヒーを飲みながら、今日の段取りを思案する。

月命日、花と饅頭買ってこなければ

 

あと、掃除だ。苦手な掃除。

僧侶が歩くルートは、綺麗にしとかねば

 

昼からやろう、

二度寝に突入。

 

無職の何が良いかって、この二度寝

不謹慎かもしれないが究極の楽園だ。

 

11時頃、愛犬が吠えだす。

こいつは誰かが来たのを敏感に察知する。

 

同時に携帯が鳴る。

「私、玄関にいるんだけど」

姉です。

抜き打ち監査です。

 

慌ててパジャマを脱いで服に着替える。

寝る時はパジャマ、パジャマが大好き。

 

玄関を開けると、姉「寝てたやろ

大当たり、鋭い監査管。

 

姉「畑に行ってニンニク植えてきた」

姉は嫁ぎ先から40分かけて我が家にやって来る。

 

我が家の畑で、姉は野菜を作っている。

姉はニンニクが好物なので、いつも元気。

 

私「へぇ、できたら頂戴」

妹の私は、野菜作りに全く関心がない。

 

観葉植物は好きだけど。

観葉植物なら育ててみたい

 

姉「この前、叔母ちゃんの旦那に挨拶に行って来た」

叔母ちゃんは母ちゃんの妹で、隣町でスーパーを経営。

金持だ。

 

姉「母ちゃんが、もし自分が死んだら

(叔母ちゃんの)旦那に世話になったとお礼してくれって

言ってたの思い出してね」

 

我が家は昔、小さな織物工場を家業にしていたが

経営不振で、600万円の借金ができ

父親が寝込んでしまった。

 

その窮地を救ってくれたのが、叔母ちゃんの旦那。

いくら必要や?

我が家の山を、高額な値段で買ってくれた。

 

その恩を生前の母ちゃんは、照れくさくて言えず

姉に頼んで逝ったらしい。

 

我が家の事なのに、姉にオンブニダッコ。

近況報告など行い監査は終了。

 

午後からエンジン始動。

町の老舗和菓子店に出かける。

 

私は、町の商売人の愛想がないのに

毎回、驚く。今さらながらにね。

 

不景気なのに、買う気のある客が入店しても

笑顔がない。それが不思議

 

なんの用って顔する。

すすんで商品説明して欲しいワ。

接遇、接客の講習うけてこいや!

 

ショウケースの中は、変わりばえしない

和菓子が並んでいる。

 

何にお使いますの?とか聞いてこいや!

投書箱どこにある!

 

適当に9個買う。

包んでいる間に、店内を見渡すと

有名な陶芸家の壺発見。

 

ちょっと焼き物に詳しい趣味が私ありまして。

私「これ、徳田八十吉ですね、凄い」

女「主人の趣味なので私は分からないんですけど」

 

さらに抹茶茶碗が座布団の上に鎮座している。

私「あれ?、これは何焼ですか、綺麗ですね」

女「さぁ・・・、お好きなんですか、そういうの」

 

会話成立。

そうか、商売人の趣向を褒めてやればいいんだね。

 

次、花屋。

女「はーい」奥から出てきた。

たぶん喫煙者、だみ声だ。

 

仏壇用とあらかじめセットになっている

花を買う。

 

褒める物が見当たらない。

 

菜の花が入ったバケツが目に入る。

緑緑していて癒される。

 

一本90円も良いね。茶の間用にしよう。

私「これ、どのくらいもちますか?」

すぐ枯れるの困るから。

 

女「どれくらいって・・はっきりわからないね」

寒い風吹いて来る。

 

帰宅してから玄関、茶の間、仏間掃除する。

襖のさんにもけっこう埃がつもっている。

 

月命日って、月に一度は掃除しろって意図も

含んでいるね、きっと。

 

明日、慌てないように仏壇に花と菓子そえて

僧侶のお布施代2000円封筒に入れて

 

台所に行き、テーブルに僧侶にお出しする

菓子、茶器などセッティングする。

 

寝る前に、ソファについている抜け毛を

入念に取り去る。

もちろん、愛犬は午後からは部屋に監禁。

 

月命日当日

7時起床、表の掃除をする。

 

玄関に戻ると、獣臭がする。

ペットが嫌いな人なら気づく臭い。

 

慌てて、玄関横の洗濯機に

シャツなど投入、ハミングたっぷり入れる。

洗濯後、ドアは開けておく。

 

そうすると玄関にハミングの良い香りがする。

最終、リセッシュを玄関、茶の間に吹き付け。

 

茶の間はエアコン暖房、仏間はファンヒーター

快適な暖かさか往復して確認。

 

おもてなしは大変な作業だ。

9時に僧侶到着。

 

白いシャツにグレーのセーター、茶色のズボン。

手にぶら下げているカバンには着物が入っている。

 

玄関に立っているだけでも分かる、今日も

腰痛いんですね。体ななめになっている。

 

仏間に案内。

着物に着替えるはずだから一人にしてあげなければ

ならない。

私「お茶入れてきます」

 

台所でお茶の準備、あれ?お茶菓子がない!

昨日、置いたのに。探すが見当たらない。

 

家人が食べて仕事に行ったんです、たぶん。

おやつに食べているパイをお盆に乗せる。

どうせ、お持ち帰りだから、良いか。

 

読経が始める。

相変わらず、途中でつまったりしている。

 

修行足りないな。

しかも、セーターの上から着物着ている。

 

横着者。

袖からシャツはみでているし。

 

東京で教職についていたけど、父である前住職の跡継ぎ

として故郷に戻って、まだ10年弱の方だ。

育ててやらなくてはならない。

 

5分くらいで終わった。

 

短くねぇ?

お布施2000円、高くねぇ?

 

僧侶「百箇日どうしますか?」

 

故人を亡き偲ぶから、立ち直るのが死後百日

仏教の世界では、法要をするらしい。

その時は親類も集めなくてはいけないらしい。

 

村の区長に聞いたところ「俺んとこしなかった」

 

私「パスします」

僧侶苦笑い。

 

村の噂によると、各家のご先祖さまの命日をパソコン

管理しており、抜け目なく法要を催促してくるそうで。

 

僧侶という名のビジネスマン。

 

瀬戸内寂聴なら崇拝する。

彼女は達観しているし、話が痛快だ。

お金積んで、法話を聞きたい!。

 

僧侶「祠堂なんですけど、永代供養・・」

またお金の話。ビジネスマン。

 

祠堂料(末永く供養する)

村の相場は、20万~30万円台。

請求金額は僧侶が家を見て、決めるとか。

 

金額と名前を書いた紙を御堂に張り付ける

らしい。

 

私はお寺に行った事がないので知らないけど。

値踏みと見栄との融合。

 

町では、お金を沢山お支払いした方は

金額と名前が、紙に太く大きく書かれて

張り出されると聞いた。

 

これはいかがなものか?

 

門徒のお金で寺は維持されているが

門徒を無能扱いしている行為だと思う。

 

あなたの読経に、まだ、価値はない。

私「5月くらいにお返事します」

 

この1年で村の高齢者が5人亡くなった。

あなたの懐うるおってますね。

 

以後も亡くなる人が続く過疎の村。

今は悟りがたいあなたですけれど、健闘を

お祈りします

 

僧侶は、茶の間で世間話をして帰って行った。

 

家業を継ぐって覚悟がいるね。

好き家業だと報われるけど。

 

また、一か月後に月命日が来る。

 

こんなやりとりを重ねるうちに

私もお寺に足を運ぶ日がやってくると思う。

ご先祖さまを敬うために。

 

この村で生きて行くと決めているから

村のために何かお役にたちたい。

 

 

 

 

 

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暮らしのギ問 ①ジェットコースター乗車時、入れ歯はずす?

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私が高所恐怖症であることに気づいたのは

学生時、合宿で泊まった公共施設の

2段ベッドのハシゴに乗った時。

 

ゾクッっとして、足がすくんだ。

 

高い窓から、下を覗くのもダメ。

吸い込まれそうで恐ろしい。

 

断崖絶壁の名所に旅しても

絶壁付近に近寄れない、

落ちそう。

 

そんな私がジェットコースター

乘った事があった。

 

それは、Mさんと一緒に研修で大阪に行った時。

Mさん、気の利く優しい子。

USJ近くにホテルをとってくれた。

 

私はどうも遊園地系は苦手。

楽しさがわからない。

子供が集まる場所。

 

ハリーポッターなんて嫌い。

本は2冊程読んでみたが

どこがウケルのか分からずじまい。

 

Mさん「どこに行きたいですか?」

大阪なんて知らんって、行きたい所?

 

わざわざUSJ近くのホテル・・・

ありがとうね、気遣ってくれて。

 

私「USJ行こうよ、行った事ないから」

自分も人にはお返しをするタイプです。

 

気乗りしないけど出かけます。

 

Mさんは、私とのお出かけの時は

先導し、敬語を使い、楽しそうに

振る舞う、できた人。

 

身長163㎝あるのに、手は意外と

小さいのが可愛い。

 

年は10歳ほど違うけど

Mさんにまかせとけば間違いない。

私は軽い認知症状態になる。

 

Mさん「ここが入口」

私「ハイハイ、入口、入口」

 

初めてのUSJ,人がいっぱい!

混雑する人込みに入って行く。

Mさん「私について来て下さい」

 

場内にはお土産やさんが沢山

並んでいる。

 

目玉1つの黄色い大きな帽子を見かける。

Mさんが私を見つけやすいように

さっそく帽子を買い、かぶる。

落ちないようにベルトを首に巻く。

 

Mさん、笑いながら「こっち、こっち」と

誘導する。

 

途中でダース・ベイダーに会う。

私はこの人が好き、嬉しくて抱きつく。

 

大きな轟音がする。

見上げるとジェットコースター。

 

若者たちが両手を挙げ、奇声を発している。

私「あれに乗ろう!

 

何故か気分が高揚し、旅の思い出が欲しく

なったんです。

 

Mさんといれば大丈夫、彼女はいつも

助けてくれる。

 

こうして待つこと2時間。

若い世代たちにもまれ

押されるようにホームに出されました。

 

係の方「荷物置いて下さい、帽子取って」

急かされ、棚にリュックを置きます。

急かされ、シートに乗ります。

 

ガチャンと安全バーが降ります。

あれ?、固定完璧?

え?、シガミツクダケ?

 

不安を残し、発車です。

こうなったら楽しもう、私は両手を挙げる。

笑いながら。

 

最初はゆっくりゴトゴト。景色を楽しんだ。

 

ジェットコースターは加速し、猛烈な勢いで

走り出した。

 

体が左右上下に振り回されるのを

止めることはできない。

 

神様、ごめんなさい!

2度と乗りたいなんて言いません

 

大阪の上空を舞って落ちて行く自分の姿が

見えた。

 

指を組み、祈る、落とさないでと。

 

内臓の配置がおかしい具合になっている。

ゲロ吐きそう。

 

鼓動が大きくなる。

目を閉じ、耐える、恐怖に

 

肛門がちじむ。

足がすくむ。

 

 

長い旅行は終わった。

ホームに到着。

魂の抜け殻状態。

 

急かす、係の人「荷物持って」

 

ヨロヨロと立ち上がる。

えらいめにあったわ。

 

私「ねえ、かばんは何で置いとくのかな?」

Mさん「飛ばされて、危険だからじゃないんですか」

 

私「メガネは、やっぱり置いとくのかな?」

Mさん「さぁ、置いとくんじゃないですか」

 

私「ねぇ、かつらはどうなのかな?」

Mさん「わかりません」

 

私「ねぇ、入れ歯は?どうするのかな?

 

 

私の疑問は今日に至っても解決していない。

「入れ歯は、はずすの?」

誰か教えて。

 

 

 

 

 

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我が家に来ないと食べれない昼飯

 きょうだい犬は、LINEで会話する

 

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plain ねぇ、俺の飼い主知ってる?

 

 

長女f:id:s-dai101030:20171122140619j:plain 太ってる

 

 

 長男f:id:s-dai101030:20171122140540j:plain ダラダラしている

 

三男f:id:s-dai101030:20171122163126j:plain 99.9の寒い風、好き

 

長男f:id:s-dai101030:20171122140540j:plain 医者から食うなと言われる

 

長女f:id:s-dai101030:20171122140619j:plainすっぴん

 

三男f:id:s-dai101030:20171122163126j:plain ユズル君、好き

 

長女f:id:s-dai101030:20171122140619j:plain村人の畑の野菜

            狙いの散歩

 

長男f:id:s-dai101030:20171122140540j:plain 月命日に僧侶が

           来るのをウザイと

           思っている

 

長女f:id:s-dai101030:20171122140619j:plain断捨離、ダイエット

          すすんでいない

 

三男f:id:s-dai101030:20171122163126j:plain 運転へた

          車庫にぶつける

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plain

         みんな良く知ってるね

         ナンデ?

 

f:id:s-dai101030:20171122140540j:plainf:id:s-dai101030:20171122140619j:plainf:id:s-dai101030:20171122163126j:plain

おまえが喋るから

 

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plain 俺んちの昼飯見る?

 

f:id:s-dai101030:20171122140540j:plainf:id:s-dai101030:20171122140619j:plainf:id:s-dai101030:20171122163126j:plain

興味ない

 

 

 

f:id:s-dai101030:20171122142059p:plain

次男  準備するもの

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①シーチキン

②納豆

③ねぎ

④シラスと昆布

⑤梅干し

 

 

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混ぜるだけだろ?

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plainご名答

 

f:id:s-dai101030:20180305140833j:plain

 

 

長女f:id:s-dai101030:20171122140619j:plain 貧乏くさ

 

長男f:id:s-dai101030:20171122140540j:plain客には出すな

 

三男f:id:s-dai101030:20171122163126j:plain 美味しい?

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plainポイントは梅干し

         親戚の手作り

         良く見て

         色きれいだし

         塩ひかえめ

         スーパーじゃ買えないよ

         バラバラした素材を

         まとめるらしいよ





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次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plainうちに来ないと

          食べれないよ

 

f:id:s-dai101030:20171122140540j:plainf:id:s-dai101030:20171122163126j:plainf:id:s-dai101030:20171122140619j:plain  行かねぇよ

 

 

次男f:id:s-dai101030:20171122142059p:plainこのまま焼きめし

         にしても美味かも?

 

 

f:id:s-dai101030:20171122140540j:plainf:id:s-dai101030:20171122140619j:plainf:id:s-dai101030:20171122163126j:plain

かも?じゃねぇ、やってんだろ

 








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暮らしの技、その①好かれる患者になる

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月に一度、町にあるクリニックに通院している。

 

私は60代。

車に例えるなら、10年以上乗り回した感じ。

故障が起きても仕方がない。

 

ガソリンスタンドの肥満店長が

以前、私に言った。

 

「車はね、洗車を欠かさなければ20年は

乘れるよ。」

「へー!洗車って大事なんですね」

 

肥満店長、おまえ痩せないと死ぬぞ。

 

私の病気は生活習慣病の一つである高脂血症

過食、運動不足、不規則な生活、ストレスが

原因。

 

仕事は辞めてるからストレスは解消した

 

幸せな時代に生きているため美味しい

食べ物がいっぱいある。

 

舌の感覚は絶好調。

胃腸系は到って丈夫。

 

変わったお店、見た事ない料理に

魅かれる。

最近、大根を輪切りにして焼くと

イケルのを発見した。

 

馬鹿だから風邪ひいた事がない。

 

田舎暮らしだから車は生活必需品。

時速150キロでも車体が揺れない

車が好み。

 

整理整頓は苦手、歩き方忘れた

ラジオ体操見るだけで嫌悪感。

 

そう、寝転んで一日過ごせるタイプ。                     運動と言える体の動きしていない。

 

高脂血症はあなどれない。

動脈硬化を起こし、大事な血管をやられる。

 

体質は遺伝する。

ちゃん脳出血、母ちゃん脳梗塞

二人とも重い後遺症で障害者となった。

おばぁちゃんは、プロレス観戦中に脳卒中

 

私も射程圏内に入っている数値。

こつこつと作り上げた病気だ。

 

健康の目安は体重。標準体重をめざす。

 

こつこつ努力が苦手、一気に結果出したい。

結果がでないので、整備を放棄する。

 

ーーー本日は通院日ーーーー

朝から忙しい。美容院に行く。

シャンプーすると顔が引き締まる。

ブローが決まると頭が良さそうに見える。

 

頭が良い感じのうちにクリニックに行かねば。

でも、ちょっとドコモに寄ろう。

 

このお店にホストみたいに

私に寄り添ってくれる若い子がいる。

 

「あの、ツイッターの音、うるさいので

鳴らないようにして欲しいんだけど」

細身のスーツ姿の子、椅子をすすめる。

自分はしゃがんで。

 

細い指スマホを操作する。

ユズル君に顔立ちが似ている。

あぁ、綺麗ってイイナ。

 

一旦、帰宅し診察の準備をする。

まず素肌にボディ乳液を擦り込む。

ハーブ系の香りがする。

 

左手と胸は念入りに。

左手で血圧測るんだ、あの医者。

薄手の服着ていても袖まくるんだあの医者。

 

そして、手でジャスチャーする、服上げてって。

聴診器は左胸に当てる、顔近づけて。

 

あんなやりとりやめませんか?

 

慢性疾患だから微妙に悪化、改善はするけど

毎回、スキンシップ必要ないよ。

 

飲み薬だけくれればイイッテ。

 

化粧はしない。

顔色、表情は、医者が病状を確認するポイントだから。

それと後ろに立っているナースに良く思われたいから。

 

「ねぇ、〇〇さん、真っ赤な口紅してたね」

「いやね、年寄りなのに化粧はで」

「香水変えてきたね」

ナースの噂話。

 

医者を操るナースのご機嫌を損ねてはいけない。

診察に着て行く服、白地に黒のみず玉模様。

白は清潔感が漂う。

 

上着は、いつもの3L紺色シャツがあれば

ボーイッシュでいいんだけど

さすがに毎回ではいかがなものか。

 

ここは、パープル&グレーのカーディガンにする。

下はいつものジーパン。

スニーカーを履いて出かける。

 

クリニックは年寄りでいっぱいだ。

年寄りに会いたければクリニックかプールに

行けば沢山見れるよ。

 

ここの受付さんは愛想が悪い。

笑顔見たことがない。

 

ナースは診察室か検査室にいるので

患者がいる、その時だけの笑顔で済むけど

 

受付カウンターは、待合室にある。

次々くる患者、順番待ちの患者、支払いを済ませる

患者、患者だらけの中で業務をしている。

 

開店から閉店まで笑顔を作り続ける事は困難

 

医者になっても勤務医のままでは体がきついだけ。

もとを取り、お金が稼ぎたいなら開業だ。

 

開業すると医者は、一国の主。

若い従業員さんに可愛い制服を着せたい。

 

都会ではお洒落なクリニックをつくりやすい。

でも田舎では若い子はいない。

 

いても病院勤めが多く、クリニックに集まるのは

家庭のあるおばちゃんたち。

 

ここのクリニックのナースもおばちゃんたちだ。

ベテラン、いろんな事を知り尽くしている。

医者の甘い夢ははたせなかった。

 

ナースが私を呼びに来た。

「こんにちわ」私は挨拶する。

 

愛想良く振る舞う。クリニックの経営者である医者を

牛耳っているのは、ナースさまだ。

 

ナースさまが欠勤すると困るのは医者だ。

医者が診察に集中できなくなる事態を招いてはいけない。

 

診察室に入る。

左手がわに医師が座っている。

年は60代、小判顔をしている。

 

小判顔というのは、小判のような形、顔艶が良い事。

お金持ちと同意語。

 

流行っているクリニックだから莫大な金を貯めこんでいる。

田舎だから、そんな遊んぶ場所もない。

 

この医者の実家は商売を営んでいた。

だからこの医者も商売上手だ。

笑顔を絶やさない。

 

医者が笑顔で対応してくれる。

見逃してはいけない、ポイント高い!

 

集客するためには、この笑顔が一番

相手は素人だから、検査の詳細なんて判断できない。

田舎だから医者には服従の世代の患者たち。

 

この医者は、また喋ってくれる

見逃してはいけない、ここポイントど高い

 

患者の画像検査、血液検査、ナースの記録を

電子カルテで読めば患者の状態が分かる。

 

目の前の患者を見ないで説明する若い医師(小僧)

が多い中、人らしい振る舞い、これ重要。

 

私は袖のしわを伸ばし左手をテーブルに置く。

血圧測定。

はい、いつものようにまくりあげるんですね。

撫でながら。

ボディクリームの臭いしますか?

 

「はい、次」笑顔で聴診器もちあげている。

胸が見たいんですね。

 

医者は近づき左胸に聴診器を当てる。

私「何聞いているんですか?」

医者「胸の音。痛みないか」

ないよ。

 

背中も見る気配がする。

私「今日は採血お願いします

方向性を変換するセリフ。

 

血液検査は収入良いから飛びつく。

医者「そうか、血糖はすぐ分かるから聞いていけ」

私「えー!、悪かったら倒れるかも」

そばにいてやり取りを聞いているナースが苦笑している。

 

OK,これで診察やめましょう

 

好かれる患者のまとめ①ナースに挨拶

②化粧しないけど身なりはそれなりに

③素肌は清潔かつ潤いと香りづけ

④医者の動作には協調、潔く

⑤私の場合に限定、適度に検査希望を医者に言う

 

 

 

 

 

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あなたの枕カバーになりたい

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本日、生中継でユヅル君の記者会見を見た。

 

彼は紺色系のスーツを着て現れ、会見用テーブル

に案内された。

 

まず、国内外の記者が、大勢出てきて彼をまじかから

カメラに収めている。

 

23歳の彼は、臆することなく大人達のお相手をする。

 

テレビ画面には「生中継」と赤い大文字が表記されている。

すげぇ、生中継ですか。

 

国内外の記者さん達も、見たり聞いたり、売り上げ

たい、放映したいんですね。

そしてユズルファンですね。

 

記者達は、質問用マイクが置かれている場所から

問いかけてくる。

 

ユヅル君のテーブルの左側には外人男性が

座っている。日本外国特派員協会の偉い人かな。

 

ユズル君の右側には外人女性が座り、通訳する。

私はこの外人女性の日本語のイントネーションが

気になった。

 

カタコトではない、流暢な日本語だ。

数年以上を日本に暮らしたかと思われる。

 

住んだ場所がなまっているのか

暮らした人がなまっていたのか

わからないが、女性、語尾になまりがある。

 

京都弁風でもなく、東北っぽい感じもするが

どこの県だろ?

北陸か?

まぁ、どうでもいいけど。

 

きっといつかあの女性通訳のなまりが

何故かって記事にのる日が来るだろう。

 

記者達の質問は、スケートに関するもので

ユズル君は頷きながら聞いている。

 

すごい、英語わかるんだ。

カナダで7年もオーサーから指導受けてるからね。

 

食事はどうしているかとの

質問があった。

 

ユズル君「栄養管理されている(一部略)

でも太らないタイプ、食には興味がない」

 

23歳の時、私もそうだったよ。

食べても太らなかった。自分は太らないタイプだと

思っていたけど、今じゃ三段腹だ。

 

でも食に興味がないって発言に驚いた。

食べたい盛りかと思うけど意外。

 

私は食べ歩きが大好きだ。

食欲はいつでもある。

 

いろんな方の食べ物ブログ見て、ヨダレが

でるのに。

 

ユズル君「マクドナルドにも行きます

炭酸と一緒にポテトチップスも食べます」

 

あぁ、私も運動すれば、食べれるんですね。

 

ユズル君の一句一句に中継を見ている

宮ねやさん、梅沢さん、清水さんが心撃たれた

ようにコメントを重ねる。

 

時々、返事に困る質問が来ると

ユズル君、苦笑いしてうつむく。

その白いうなじ、触りたい。

 

ユズル君「僕はいつも試合に行く日は

ベッドを片付け、忘れ物がないか確認して

出て行きます」

 

宮ねやさん達が「オー!」と驚く。

おそらく戦いに向かう武士をイメージ。

 

私はユズル君を手に入れたいと思いません。

養えないから。

 

・・でも、枕カバーになれるものならなりたい。

 

1枚でもユズル君の使った枕カバー欲しいな。

変質者の独り言です。

 

 

 

 

 

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