メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

魚の日干し

 

 

 

 

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百均で見つけたネット

なんか干してやろうと購入した

 

ある日、行きつけの魚屋で

店の大将が小さいイワシをさばいているのを見た

 

「こんなちっこいの何するの?」

「これわよ、日干しにするんだ、脂がのって美味いぞ」

 

若い頃、大将はやんちゃで遊び人だったらしいが

親父さんが病で倒れてからは家業の魚屋を継ぎ

今じゃ隣に料理屋も建てたりして地域を盛り上げている

 

魚屋の従業員さんたちは

どこか訳あり風で大将は面倒見が良いんだと思う

 

大将の息子さんがこれまた良い感じの子で

もっか三代目として大将と共に商い修行をしている

やりたい事もあったんだろうなって余計なお世話ですけど・・

 

イワシの日干しか、面白いかもしれない)

私は楽しくなってきた

 

「1000円分下さい、日干しに挑戦します」

「勉強か?いっぱい持ってけ」

 

私がそんなに食べきれないと注意するまで大将が紙タッパに

開いたイワシをどんどん入れていく

 

おまけに海辺にある日干し小屋まで案内してくれ

「風の当たる場所で半日干しとけ、7割程にちじんだら完成や

余ったら冷凍しておけ」

 

大将は熱い

 

イワシの味付けは塩と醤油、大将が味付けしてあったので

自宅ではネットに入れて干すだけだったが

初体験にしては美味しく出来上がったんで嬉しく

知人友人が遊びにくるとお土産に持たせた

 

ーーー

いつもの魚屋に行く

今日は脂ののったイワシはなかった

 

国から10万円振り込まれたので刺身でも買おうか

 

大将に先日、イワシの日干しが上手くいったと報告すると

「今日はアジがある、自分でさばいてみろ」っときた

 

見本だと大将がアジを開いて中骨をとり始める

「動画は撮らんで良いのか?」

大将は熱い

 

 

 

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 全部で2000円

大将は気前が良い

右上の開きは大将の見本で、右下のアジ2本は焼いて食べろと・・

左下のアジ4本は自宅でさばいて練習しろと・・

 

 

 

できん、無理だった、さばき動画やっぱり撮れば良かった!

 

 

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中骨が包丁で取れず、キッチンバサミで格闘

 

しかもアジを買った時間は晴れてたのに

ネットに入れた時間から曇りだし干せず

一晩、茶の間で熟成させた

 

 

 

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こんな感じで干物完成しました

焼く、実食

 

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干物は難しい

干す事で出てくる旨みがなかった

 

大将はプロだった

 

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SNS、私の投稿に反応が薄いと血の気が引く

見知らぬ方がたとツナガル

今年からlineグループ「多肉植物友の会」に参加した

 

素性のわからない方がたとSNSでツナガル

ちょっと危険な感じがするけど

リスクを冒してでも多肉仲間が欲しかった

 

最初の頃は楽しかったナ

 

自己紹介しあったり、どこで多肉を買ってるとか

今度こんなイベントがあるよとか

知りたい情報を得る事ができて楽しかった

仲間ができて嬉しかった

 

新たな参加者が登場するとそれぞれが挨拶に伺ったりと

 

お互い知らない者同士なので礼儀正しく、

そして少しずつ自分の個性を出しながら、

そして反応を確認しながらみんなと接していく

 

悪い奴か良い人か探り合いながらのトークが続く

 

スタンプの選択は重要

文面以上にその方の人間性が分かる

 

・・って偉そうに言ってられない

私がメッセージを発してもみんなの反応が薄いんだわ

 

どうしてですか?

つまらないですか?

年寄りだからですか?

ヘマしましたか?

 

そこでみんなの気を引こうと

綺麗可愛い系(高価系)多肉画像をだしたりしたけど

くいついてこないんだわ

 

なんでですか?

無視されています?

田舎モンですが?

反感買いました?

 

実はみんな、本当の知り合い同士とか?

インスタの方でお互いやり取りして

私の悪口でも言い合ってます?

 

ツナガルための見えないルールでもあるのかしら?

 

今日はご指名して発信したのに

お相手の方からの返信がない

 

私の何がいけないんですか、誰か教えて

ちなみに頭が悪いので機器操作は苦手

 

 

 

 

新型コロナウイルスはひとまわりしないと収まらない

 

朝8時「羽鳥慎一モーニングショー」は外せない

羽鳥さんのコメントさばきが好きだ

 

みんなの意見をひらい、そして次に展開していくわけだが

誰も傷つかないようなまとめ方をする

適当に自分の闇を見せたりして、それがフフって笑える

 

玉川さんは京大出身で頭が良い

ち密な根拠をもとに発想が豊かなので、問題のきりこみが鋭い

癖の強さは貴重で番組には欠かせない存在だと思う

健康オタクなのが可愛い

 

そして

岡田女史、新型コロナウイルス到来とともにテレビ界デビュー

羽鳥慎一モーニングショー」の視聴率アップに貢献している

 

くたびれたオバサン風外見だが、質問への返答説明が明快

私は女史から新型コロナウイルスを学んだと言える

 

・・・かと思えば、言いづらい事だとくさい芝居をするので

なかなか興味深い人物だ

 

 

 

新型コロナウイルスはひとまわりしないと落ち着かないようだ

 

人の移動に伴い感染は拡がる

 

ワクチンが完成するまで戦いは続く

 

命と金を守りたい政府は

今、患者数がベッド数を超えないように

絶妙にコントロールしている

 

そよ風なら耐えられるかもしれない

 

三週間後、どういう事になっているのか

誰も答えを知らない

 

 

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定年退職後、さぁ農家さんをやるわよ③

畑の知識、経験もない素人が

畳二枚分程の荒れ地を耕しはじめて3週間たった

 

硬い地面にびっしりはびこる雑草取りに苦戦し

土深く生えていた木の幹除去作業に没頭し

でも少しづつ畑の形が見え始めた今日では

畑に愛着さえ抱くようになった

 

スーパーへ買い出しに行くと、隣接するホームセンターに立ち寄り

農機具やこれから使うであろう支柱、ネットなんかを見るのが

最近は楽しい

知らない器具がいっぱいあって、中でも憧れは耕運機、

カッコイイとさえ思える

 

農業コーナーのすみっこに作業衣が並んでいる

男性用が主でちょっとだけオバチャン用が置いてある

男性用は渋カッコイイに対しオバチャン用はどうかしている

 

ダサい花柄とかさえない幾何学模様だったりフリルぴらぴらとか

・・・

無地はないのか!

無印良品とかユニクロはないんか!

機能性重視のシンプルデザインはないのか!

柄ものでないと作業できないんですか!

割烹着になんでアップリケつける、幼稚園児か!

 

畑するのがワクワクするようなこじゃれた作業衣が欲しい!

作業衣と 長靴、手袋、お帽子、素敵にコーディネートしたい

 

舌打ちしながら作業衣を見ていると

灰色に紺のストライプ柄のモンペを発見

 

昔、母ちゃんがよくはいていたな

カスリといって今あればかなり渋カッコイイ

 

縞柄モンペは腰回りがすっぽり入り安心感があった

すそがゴムでしまっているから、長靴がはきやすい

後ろポケットがついていてちょっと小物をいれるのも便利だ

 

母ちゃんの遺品はまだ片付けていない

洋服ダンスの引き出しを開けると思いだしてしまうので

別に急いで片付ける必要もないし・・

 

今度、探してみよう

かすりのモンペがあるかもしれない

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定年退職後、さぁ農家さんをやるわよ②

朝と夕方、毎日愛犬と散歩している

 

家を出て、海岸沿いを歩き、村のメインストリートをキョロキョロ見渡し

田んぼ畑に出る

田んぼ畑からすぐの所に線路があり、そこをまたいで家に帰るのが

お決まりだコースだ

 

過疎の村なので若者はいない

若者は ♬こんな村イヤダ♬ と都会に行ってしまうから

 

さて、田んぼ畑の手前に古いお家がある

村じゃ珍しくもないお爺さんの一人暮らしだ

死んだら空き家になる、それだけのこと

 

お爺さんは80代後半くらい

耳は遠いのかな、私が挨拶しても返事がない

 

お爺さんは痩せて腰が曲がっているのだけど

天気の良い日は歩いて2分程の畑に行く

 

薄汚れた服を着て

ゆっくりとした足取りで泥だらけの一輪車を押し

畑に行って、しゃがんで草むしりをする

 

まめに草むしりしている畑なのだけど

広すぎて雑草の勢いに追いつかないようだ

だからお爺さんは明日も明後日も畑に行かなければならない

 

お爺さんの身の回りのお世話は

近所にお嫁に行った長女さんがしている

 

家の跡継ぎなんてあてにならない今の時代、

娘は重宝だ、こまめに気づかいしてくれるし

話も聞いてくれる、家事炊事をしてくれる

 

お爺さんの畑の力仕事は長女さんがやっていて

お爺さんは4時になったら家に帰る

4時からの再放送「水戸黄門」を見なければならない

 

正義の味方(お忍び旅行中の黄門様御一行)が、                 悪い奴ら(お代官様、卸問屋越後屋など)をこらしめるという痛快な時代劇で

最後に「ひかえろ、ここにおわすはみとみつくにこうにあり」と

イケメンのすけさん、かくさんが印籠をかざすのが見どころだ

 

お爺さんの1日は、畑仕事に始まり、黄門様で終わる

畑仕事で体力低下を防止し、娯楽は黄門様鑑賞

めりはりのある生活、生きるための動機づけがある

 

人それぞれ幸せのとらえ方は違うだろうけど

私から見ると、お爺さんは幸せなんじゃないかと思う

 

死ぬまで生きるためには

生き甲斐と支えてくれる人とお金が必要だ

 

ちなみに長女さんは大の犬嫌いで

愛犬を見かけると遠くで固まっている、ゴメンネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定年退職後、さぁ農家さんをやるわよ②

朝と夕方、毎日愛犬と散歩している

 

家を出て、海岸沿いを歩き、村のメインストリートをキョロキョロ見渡し

田んぼ畑に出る

田んぼ畑からすぐの所に線路があり、そこをまたいで家に帰るのが

お決まりだコースだ

 

過疎の村なので若者はいない

若者は ♬こんな村イヤダ♬ と都会に行ってしまうから

 

さて、田んぼ畑の手前に古いお家がある

村じゃ珍しくもないお爺さんの一人暮らしだ

死んだら空き家になる、それだけのこと

 

お爺さんは80代後半くらい

耳は遠いのかな、私が挨拶しても返事がない

 

お爺さんは痩せて腰が曲がっているのだけど

天気の良い日は歩いて2分程の畑に行く

 

薄汚れた服を着て

ゆっくりとした足取りで泥だらけの一輪車を押し

畑に行って、しゃがんで草むしりをする

 

まめに草むしりしている畑なのだけど

広すぎて雑草の勢いに追いつかないようだ

だからお爺さんは明日も明後日も畑に行かなければならない

 

お爺さんの身の回りのお世話は

近所にお嫁に行った長女さんがしている

 

家の跡継ぎなんてあてにならない今の時代、

娘は重宝だ、こまめに気づかいしてくれるし

話も聞いてくれる、家事炊事をしてくれる

 

お爺さんの畑の力仕事は長女さんがやっていて

お爺さんは4時になったら家に帰る

4時からの再放送「水戸黄門」を見なければならない

 

正義の味方(お忍び旅行中の黄門様御一行)が、                 悪い奴ら(お代官様、卸問屋越後屋など)をこらしめるという痛快な時代劇で

最後に「ひかえろ、ここにおわすはみとみつくにこうにあり」と

イケメンのすけさん、かくさんが印籠をかざすのが見どころだ

 

お爺さんの1日は、畑仕事に始まり、黄門様で終わる

畑仕事で体力低下を防止し、娯楽は黄門様鑑賞

めりはりのある生活、生きるための動機づけがある

 

人それぞれ幸せのとらえ方は違うだろうけど

私から見ると、お爺さんは幸せなんじゃないかと思う

 

死ぬまで生きるためには

生き甲斐と支えてくれる人とお金が必要だ

 

ちなみに長女さんは大の犬嫌いで

愛犬を見かけると遠くで固まっている、ゴメンネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定年退職後、さぁ農家さんをやるわよ①

昨年、多肉植物にはまりだしてから

暖かい陽射しと適度な風、適切な土が

植物の成長に重要であることを実体験した

 

そんなの当たり前だろって言う知識を

62年かかってやっと気づいた私

 

年賀状に「今年から畑デビューします」と書き

自分を追い込んだ

宣言した以上はやらねばならぬ畑

 

我が家の畑は家の前の線路をまたいで45度の急坂を登り

15分程歩いた所に存在している

 

昔、両親が生きていた頃は

そこでスイカやナス、玉ねぎ、きゅうり、トマトなど

いっぱい作っていた

 

45度の急坂を荷物を手に往復してたんだから

両親は高い身体能力だったんだと推測する

 

両親が亡くなり誰も通る事がなくなった急坂は

雑草でおおいつくされ、今は足を踏み込めない

畑に行くにはおおまわりの別ルートを車で走るしかなく

おおごとだ

 

農家初挑戦の身には、そこまで出かけるのはちょっと気が重い

 

それで手始めに家の敷地内の小さな空き地で

レーニングを積む事にした

 

蔵と納屋の間にある畳二枚分程の荒れ地

 

見よう見まね、雑草を取り除き、クワで土を起こしたら

友人に次の作業をアドバイスしてもらう段取りだ

もちろん、ユーチューブで家庭菜園とか見て勉強し

ホームセンターでは道具や肥料をチェックしている

 

定年退職後、専業主婦となり家事に追われ

家計簿なんか記録するような身になり

この先に起こるふいの出費なんか想像すると

節約が大事、愛犬のエサもケチりだしたキョウコノゴロ、

納屋に放置されている錆びた鎌や鍬を引っ張り出し

荒れ地に挑む

 

雑草は根性がある、簡単には抜けない、出鼻をくじかれる

 

辛抱強く雑草と戦う

指で抜けないなら、鎌で切ってみる、

鎌でダメなら鍬をぶち込み土ごと掘り起こす

 

疲れたら休憩する

水を飲みながら、聞くのはパプリカ、レモン

米津玄師って天才かもとか感心する

 

 

昔みた光景を思い出す

畑で作業する両親の姿

 

父ちゃんが目を細めてタバコを吸っている、

モンペに長靴、頭を手ぬぐいでおおっている母ちゃん

 

耕運機を押す父ちゃん

竹の棒を土にさしている母ちゃん、

 

 

 

生きてる時にちゃんと習っとけば良かったな

 

                  ーーー続くーーー

 

 

 

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