家族葬について
都会では親族、知人のみのお見送りがたやすくできるそうです。
近所づきあいがないこと、高齢だと友人も少ないこと、仕事を休めない事
処々の事情から通夜、葬儀は簡便にすすみやすいらしい。
家は田舎だから、まだ家から葬式をだすという慣習がある。
喪主とは別に葬儀委員長を決める。
葬儀委員長の采配で事はすすむ。
男衆は家じゅうの戸をはずし、会場をつくる。受付、葬儀の手配、供え物、供え花の手配、場所によっては交通整理をする。坊さんの送り迎えも忘れてはいけない。女衆は客にお茶をだす、遺族の食事をつくる、場所によっては通夜振る舞いという精進料理を準備する、斎場では火葬が終わるまでに食べる食事を準備する。ごみの始末も大変だ。3日間通い詰めでみんなとても疲れる。
遺族も悲しんでいられない、かけつけてくれる人達になにかと心配りする。この心配りは上手にしないと後々、難癖つけられる。
家じゅうひっくりかえっているから寝る場所もない。風呂になんか入る余裕もない。
葬儀がすむと、遺族はお礼として菓子など配らなくてはならない。
お金をけちった、誰それがでしゃばった、料理に持って行った鍋がなくなったなど・・・もめ事も多い。
面倒がいやで家は家族葬をしようと思っている。
なんで家から葬式ださないんだと親族や知人から言われるかもしれない。
あらかじめ親族や知人を説得しなければならない。
今日、セレモニーに現場の見学、ふるまう料理などいろいろ聞いてみたくて電話したが、お見せできないパンフレットを郵送するって返事だった。
なんて人情のない業者なんだろ。
バカヤロウ!