メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

個人情報モレモレ、コンビニのカウンターで。

 

小さい田舎町だけど、コンビニが4店舗ある。

 

夜7時には、商店街は電気を消す。

 

歩く者は寝たきりい以外の高齢者。

 

おにぎりなんて作るもので、買うという観念がない。

 

まして水なんて蛇口ひねればどんだけでも出てくる。

 

小さい子供さんのお菓子は、スーパーで買えばお得。

 

コーヒーもお茶も家で準備し、ポットに入れれば良い。

 

弁当なんて家の残り物をつめれば、それで良い。

 

家にあるものを買う人は、この田舎にはいない。

そう思っていた。

 

コンビニなんてはやらないよ、って。

 

ところが、慣れると買うようになる。

 

美味しそうなサンドイッチ、ハンバーガ

アジアンチックな惣菜、旅行用の化粧品、可愛いクシ

レトルト食品も目を引く。

私はカレーが好きだが、グリーンカレーキーマカレー

ほうれん草カレー色々ある。

パンも種類が豊富。好きなのはアップルパイ。

疲れている時はチョコネード、珍しい南瓜パン

チーズベーコンおにぎり、おいなり、手巻き寿司

完熟トマトのエビのアラビアータ

バーニャカウダ風マカロニサラダ、四川麻婆豆腐

糠漬けセット、切り干し大根、ほうじ茶薫るクリームショコラ

もっともっと激辛MAX焼きそば・・・・

 

ネーミングや見た目から、珍しい物が好きな私は試し食い

する。

 

コンビニのお値段はちょっと高くなるけど、利用しやすい

商品が陳列してある。

 

朝は弁当やお茶を買い仕事に向かう作業員さん。

熱々のコーヒーを飲むことを日課にしてしまった会社員。

競馬新聞を買う人。        

 子供のおやつを買って帰るパパ、ママ。

健康志向の女子が買う野菜ジュース。

急なお客様にお出しするため用の冷凍枝豆のストック。

風邪で食欲がない人は、冷凍の鍋焼きうどんを買う。

 

田舎でもコンビニは繁盛したのだ。

 

私が本日買ったのは、これ。

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小腹が空いた時に食べるのにちょうど良い。

 

レジはふたつ。

一人は痩せた若い子、一人は太った先輩風。

 

親近感で私は太った方にかごを置いた。

・・・・・・で思ったんだけど・・・

 

お客さんは無意識に必要な物を習慣的に買うよね。

 

私は最近、お菓子系が多いんだけど。

レジ係さん、知らず知らずに覚えるよね、その客の好み。

 

声に出さないけど、私をどう見ているのか 

 

(菓子ばっか食うから太ってる)

うまい棒って、子供かよ)

(いい歳して、飯つくれよ)

(あっ!、饅頭までかごに入れた)

(ちょくちょく来るけど、仕事してんのか)

(え? おでん買っていくの、作れよ)

(なに、今日は電話料に支払い、14000円

なに喋ってんだよ)

(あー、また一円玉と100円玉間違えてだす。

老眼鏡かけてくれよ)

(いつも、同じ服きてる。白髪染めてくれば)

(短い指しているな、ハンドル握れるの?)

 

 彼の私のイメージ像は菓子買う太ったおばちゃん。

 

 逆にレジ係の太った店員さんを観察する私。

 

(余り物の弁当食べて、食後は甘いコーヒー飲んでる)

(運動は嫌いな感じ。)

(ちょっと、口調がきついよね)

(笑顔がないよね)

(流行りの髪型しているお洒落さんっていないなぁ)

(時間給いくらなんだろ)

(あっ、おしぼりは入れてくれないんだ)

 

待っている間に私の想像は膨らむ。

 

コンビニの店員さんはいろんな人がいる。

幼子を育成中の笑顔が絶えない元気な若い女の子。

なぜか小指の爪が長い、はげざかりのおじさん。

暗く、何があったの?って感じの華奢なお兄さん。

滑舌の悪いおじさん。

バリバリ元気で働き者風のおばちゃん。

必ず、おしぼりいります?って聞いくるケチな女子。

温めますか?とも言わず袋に詰めるお兄さん。

笑顔を絶やさない、これぞサービスマン的なおじさん。

レジに慣れない新人さん。毎回、先輩に教えて貰っている。

いらっしゃいませーを言わないやる気のないお兄さん。

丁寧に袋わけし商品をつめる親切なおばちゃん。

客の歩くあたりで商品の入れ替えをしている、どいてくれない

お兄さん。

 

小さな田舎町。

情報モレモレ。

妄想↑↑