話合いは３分で終わりました、カップヌードル食べる気か！

ドラマタイトル「コウノドリ」

産科、新生児科を舞台現場にしたヒューマン医療ドラマ

妊娠初期から生まれるまで、生まれた以後も

誠意、実直に問題点を取り上げる、実に秀逸したドラマである

患者、家族、医師、助産師、その他のスタッフ、医療機器

画面を見るかぎり、ドキュメンタリーかと思うほどの

出来栄えになっている

主演：　綾野剛（役名：鴻鳥サクラ）他

産科医のサクラは患者、家族、スタッフへの配慮を怠らない

熱心に相手に説明する

緊急時には、誰にも負けない、知識と技術を持つ

母ちゃんの入院後、会ったことがない担当医に話をするため

１３時の予約時間に間に合うように、車をだした。

貴重な時間だ、主旨をまとめて、対面しなければならない。

膵臓がん末期状態だから、することは対症療法。

今回は、膵臓がんによる胆管圧迫、胆汁うっ滞。

昨夜、胆道にチューブが入った。

安らかな看取りをしたい、そのためにはどうしたらいいか

（こんな、主旨でいこう）

信号が赤で駐車中、見上げると「情熱の和菓子、ここ右折」っていう

看板がある。

情熱的な和菓子がイメージできない。

いつもなら右折するが、今日はこらえた。

警察車がいるので、スピードを抑えた。

病院に到着したのは、１３時すぎ、姉が病室にいる。

ナースセンターのカウンター席に座っている看護師に

担当医に、この時間に来てくれと言われたので、連絡してと言った。

５分後、若い可愛い女性看護師が

「すみません、１４時すぎまで待ってくれませんか」

そういうことあるよね、急な要件が入ったり

医師は多忙、過剰業務だからね。

１４時までの暇つぶしに一階にあるラウンジで

姉とお喋りした。

姉の最近、見ているテレビで「先に生まれただけの僕」。

校長役の櫻井翔が、３流の学校の盛り返しをはかるべく

奮闘し、一話、一話、良い方向に向いていく

安心して見ていられると言う。

私は「明日の約束」

カウンセラーが、いじめ問題から自死した学生に何があったのか

追及する中で、母親から学校の責任だと言われ、記者もうるさく

つきまとうというけっこうつらいストーリー。

学校の先生たいへんだね。

１４時

先ほどの可愛い看護師と若い男性看護師の二人が呼びに来た。

謎のドアを開け、エレベーターに乗り、いくつもの、廊下を曲がり

内視鏡部屋に着く。

この病院は、増築増築で複雑な構造になっている。

警備員さん大変だ

来たのは若い感じの医師です。

「どうぞ」と丸い椅子を指します

携帯で時間を確認しました。１４時８分。

電子カルテを開け、いきなり、早口で喋りだす。

「すいません、私、耳遠いので、大きな声でお願します」

姉が言うと、怒った感じで大声で喋りだす。

膵臓がんがあり、胆管にチューブをいれたと言っている。

首筋にかさつきがあり、アトピーだと眺めた。

アトピーはストレスで悪化する。

多忙な医師は、定食は食べる時間がないので

パンとかカレー、取りあえずすぐに食べれて満腹に

なる食べ物をチョイスする。

若い医師なら、やることが山積で栄養バランスは二の次だ。

「で、なんですか」イラついている感じ。

「私達子供は、安らかな看取りを希望してます

どこまで治療すればそうなれるのかわからない・・」

話を最後まで聞かない医師。さえぎって喋る。

「あー、それ、そうですね。緩和医療の先生いますから、変わるかも

そうなったら、また呼ばれるかもしれません」

じゃって感じで私達に背を向けます。

「入院診療計画書下さい」

「あとでもって行くと思いますよ」

携帯みると１４時１５分すぎ。

３分で話合いは終了した。

カップラーメンでも食べるつもりだな。

こいつ、問題児。

頭が良くて、医師の国家試験に合格して医者やっているけど

患部とチューブしか見ない小僧！

人を人とも思わない小僧

偉そうな態度、忙しいのはお前だけじゃないんだ。

悲しんでいる家族の想いに配慮できない馬鹿。

普段、怒らない姉さえ「何、あれ？」って。

文句言えない。

この病院に入院している間は。

若い看護師に、担当医は医者になって何年目って聞いたけど

「わかりません」答えた。

緩和医療医に担当交代しても、そいつも馬鹿やろうなら

困るな。

「入院診療計画書」貰った。

小僧の名前しっかり覚えたぞ。

この病院は、黒字経営だ。

事務職は丁寧、親切だ。

事務職だけで持っている病院かな。

いやいや、リハビリは優秀だ。

リハビリには力入れていて、入職希望者は県外からもあるらしい。

小僧、カップヌードル美味しいか！