メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

49日法要後に会食準備、席順決めるの難しい

f:id:s-dai101030:20180116151157j:plain

49日法要が近づいてきた。

 

10時に家の仏壇で読経後にマイクロバスに乗り

20分ばかり離れた所にある料亭に行く予定。

 

古い料亭だ。

廊下は赤いカーペットがひいてある。

 

今日は、二回目の下見だ。

一回目に着た時は、メニューを提示してもらなかった。

会場を見せていただいたが、テーブルは机式のものしか

なかった。

 

丸いテーブルなら、数人で和気あいあいと談笑できるが

机式だと、隣同士の者としか話せない。

 

僧侶は、上座に坐る。

これはお決まりだ。

 

悩ましいのは、僧侶の両隣に誰をもってくるかだ。

 

村の親戚には長老が二人いる。

門徒代表クラスだ。

村の長老をないがしろにできない。

僧侶の隣は長老に決定。

 

机式のテーブルだから、「コ」の形で

席を決めていく。

 

僧侶を中央に右手側は母ちゃんの姉妹チームに組んだ。

左側は村人達チームに組んだ。

 

顔は知ってても喋ったことのないチームと相対する。

しーんとなるのが怖い。

 

料亭に来た目的は、出席者の名簿と席順を書いた用紙を

提出にきたのだが、なんとか円っぽく机を並べられないか

試案しに来たのだ。

 

私はお客様が、職場の宴会みたいに仲良く

喋れる演出がしたい、それだけだ。

 

女店員さんは御前を運びやすくする為、「コ」の形を推してくる。

「円テーブルないんですよね」

「ありません」

「右側と左側の席くっつけたらどうなりますかね?」

「あまりそんな例はないですね、お酌しにくくなりますよ」

 

机の並べ方は、あとでも考えても良い。

席順も変更するかも。

 

(余興的なものないかな、みんなが親しくなれる・・)

「カラオケありますか?」

ありません。何百万するもの買えません

「じゃ、舞妓さんとか芸子さんは?」

なんだかおかしくなっている。

さぁ、どっかから呼べば来るんでしょうねぇ

 

いいか、ゲームでも企画しよう。

例えば、他己紹介

私がお客さまのお名前と、その方の趣味とか血液型とか紹介する。

 

僧侶なら「奥様の尻にひかれています」

従兄なら「いい歳こいて妻とラブラブです」

長老なら「長男の嫁に遠慮しながら暮らしています」

前田さんなら「大工さんです。傷んでいる所があったら

修理します。顔の修理はできません」

保っちゃん「絵を書くのが趣味です。風景画が

得意です」

 

心の中で小さいガッツポーズをしている私。

(実に良い案だ、情報収集しよう。)

 

「すみません」女店員さんが声かけてくる。

「女将のところに寄って下さい」

 

一階に降りて行く途中で、豪勢な弁当が並んでいる。

「美味そう」と声を挙げる。

(ひとつ持っていきなって、言わないか。)

 

女将さんは、囲炉裏のある部屋に坐っていた。

火鉢がある。

鉄瓶がある。

「珍しい、こんなん見た事ない!」

 

お年80代あたりかと思える老女が微笑む。

鉄瓶の湯でお茶を出してくれる。

初めてここでおもてなしをして頂いた。

 

「食べて」

いつの間にか、エクレアが二個皿にのっている。

(弁当も持って行けって言わないかな。)

 

女店員さんが会食用のメニュー表を持って来る。

おおざっぱな内容。

 

「鍋って、あの火つけて食べるアレ?」

店員さんが小鍋を見せてくれる。

 

「これカットして下さい、食べるの面倒」

「じゃ、その分何か考えますね」

 

「あれ、デザートもでるんですか?」

「そうです。女の方が欲しがるので」

「じゃ、スイーツで。コーヒーもお願いします」

 

途中から、家族か使用人か暇人か謎の男性が来て

女将の変わりに返答してくる。

変な店。

 

会食の席順提出してきたけど、順番は差し替える

かもしれない。

 

血縁を重視するか、村人優先か。

いずれにしろ他己紹介のため出席者の情報収集だ。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ