メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

押し花教室の先生は、鴨ちゃん(私)、頭脳明晰のゴクミちゃん、どちらに力を入れるだろう

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月に一度

押し花教室が町の公民館で行われる

 

そこで、元職場の先輩ヨネさんと

偶然、再会した

 

ヨネさんに花を買うのはもったいない

野草を摘んで来いと言われた

 

ヨネさんは私の記憶の中では

美人で優しい熟女のはずだったが

今じゃ、背中が曲がっている

 

歳月って怖いね

 

彼女は家庭の事情で町を離れ

市内近くに住んでいるらしい

 

居を変えても、馴染みの教室に通うため

彼女は車で1時間かけてやって来る

 

ヨネさんに教えてもらったように

愛犬の散歩をしながら

花、葉を盗っている、いや摘んでいる

 

帰宅すると仏間の横の和室で押し花作りだ

 

愛犬は鼻で戸に隙間をつくり

前足で戸を開ける技術を持っている

 

、仏間コーナーには決して

入って来ない

 

霊でも見えるか、線香臭いのが嫌いなのか

わからないけど、和室で作業している私を

茶の間で待っている

 

押し花初心者である私、どの花が押すと綺麗に

なるのかわからない

 

ユーチューブを見ては、自前の押し花づくり

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習字紙15枚分くらい一か月で作る

 

一か月ぶり、午後から待ちに待った教室の日

気合いを入れるため朝二度寝する

勝負前に十分寝るのが私のやり方だ

 

教室に入ると老女生徒さんが

各々、作品作りしている

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石田さんの作品途中

下地はちりめん布

線は贈答品の紐だとか

 

 

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額に入れて完成

 

下駄箱の上でもベッドサイドにも

飾れる、欲しいな、これ

 

石田「家にもたくさんあるよ」

私「メルカリにだしませんか?」

石田「メ・・メウル?、それナニ?」

こんな年代の生徒さん達だ

 

 

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キャンパスの下地に使う和紙を選んでいる生徒さん

 

でも、先月、見学にいらした方

私と同じような年頃の女性

(今月から教室参加された)

 

とても話の飲み込みが良い方

私、ちょっとその方の頭の回転の良さに

イラッとしている

 

のんきなお婆ちゃん達の中で

可愛がられてアートしたかった私

その方、邪魔なんだけど

 

 

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今日は私達、新人はポストカード作り

左、ポストセット(486円)

 

中央と右は、セットをばらしたもの

右側は粘着シートになっている

中央の紙の上で下書きをする

 

 

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下書きが済んだら、実際に粘着紙の上に

押し花を置いてくっつける

 

置いたらティッシュをかぶせる

その後、レジンというクリームをつけると

ティッシュでぼかされた色が際立だつ

(レジン270円)

私は緑が好きなので、葉を好み

花びらはほとんど使わなかった

 

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同期の新人の様子を

チェックしに行く

 

彼女は知人とお喋りしいる

たぶん、知人に誘われて

参加を決めたのだろう

 

彼女はオレンジの花など使い

華やかな仕上がりだ

 

私達はライバル

さぁ、彼女の服装チェックだ

 

白黒チェック柄のシャツに

ブラックパンツ

 

靴はブラウンショートブーツ

白黒ドット柄のショルダーバッグ

 

化粧もきちんとされている

金には困ってなさそうに見える

 

何より、細い!

 

そして、気がきく

上野みやげの菓子を一包づつ配りだした

 

パンダが書いてあるクッキーだ

私「美味いね、上野行ってきたの?」

彼女「混雑してるようで・・、別の所

廻って来たの」

 

うかい、GWね

私は予定もなく暇こいてたのに

楽しかったかい?

 

 

彼女「ねぇ、もしかして同級生じゃない?」

 

・・・!

彼女のお顔を覗きこみと

 

童顔のおかっぱ頭のセーラー服姿が

浮かび上がって来た

 

5組だ!

勉強の出来る生徒が集まったクラス

 

5組に、こんな子いた

私とは無縁のクラス

(以後、ゴクミさんと呼ぶ)

 

私「普段、誰と付き合っているの?」

ゴクミ「K子さんとかN子さんとか・・」

 

ゴクミが話す生徒名もやはり

頭の良い子達ばかりだ

 

記憶は消せない

他人と自分の比較がまた、始まる

 

取りあえず、ゴクミと

携帯番号を教え合った

 

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押し花の先生が先月購入依頼した教本を

持って来た

本日のお支払い、計11121円

 

私は鴨だ

押し花は道具代がかかる

 

先月は乾燥機購入などで3万円払っている

押し花はアイロンやティッシュ、レンジなど

使えばコストがかからない

 

そんな方法もあるのに

私は先生の言うがままに道具を購入している

私は鴨だ

 

ゴクミは教本を菜の花柄の

素敵な風呂敷に包んでいる

 

私は蔵にあった古い風呂敷を持参

 

負けるもんか!

 

先生、私、頭悪いけど

正直者です

 

褒めれば伸びるタイプ

ご指導お願いします

 

 

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