メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

事故に遭い、おしっこがでなくなったコハルちゃんのその後

f:id:s-dai101030:20181205232101j:plain

愛犬にかかる年間費用は11万

うち半分はお店でやってもらうシャンプー代だ

 

節約のため先日は自宅でシャンプーしたけど

この子、じっとしていない

 

乾かすため、タオルで拭かれているうちはいいが

ドライヤーになると身体をひねり、逃げ出し

カーペットやソファ、座布団などに身体をこすりつけだす

汚れるけど捕まえられないのであきらめた

 

毛がボッサボッサの愛犬を連れて

いつもの獣医さんに出かけた

愛犬の爪切りのためだ

 

シャンプーはかろうじて家でできたが

爪は老眼なんで見えず、専門家に依頼するしかない

 

待合室には

お散歩中、交通事故に遭い、尻尾切断手術を受けたが

後遺症でおしっこがでなくなり

毎日一回、獣医さんでおしっこをだす処置を受けているネコ

コハルちゃんが飼い主のご老女と来ている

 

ピンクのキャリーバックからコハルちゃんの可愛い

声が聞こえる

人間の赤ちゃんが喋っているようだ

 

私「これはご機嫌が良い時の声ですか?」

コハルちゃんに会うのはもう三回目なので

飼い主のご老女とはコンチワと言い合う仲になっている

 

ご老女「機嫌が悪いと唸るから、良いんでしょうね」

コハルちゃんは白い美ネコでふっくらしている

大きい目であたりを伺っている

 

私「おしっこがたまるとお腹ふくれますか?」

ご老女「そうですね、触ると張ってます

元気がなくなりますね」

 

私「散歩はもうしてないんですか?」

ご老女「いえいえ、相変わらず勝手に外に出て行きます」

ご老女が苦笑いする

 

紺のTシャツにグレーのズボン、青いスニーカー

ご老女は今日も爽やかでお洒落だ

お話上手だから案外カフェ的なお仕事でも

されている方かしら?

 

他の客1「あの~ここがお休みの時はどうするんですか?」

おしっこがでないコハルちゃんは話題らしく

他の客もコハルちゃんを知っているらしい

 

ここの獣医さんは、市内にも開業しており

休みの前日になるとコハルちゃんを獣医さんが預かっていって

市内の医院の方で診ているとのこと

 

頭が良いから医者にでもなろか

食いっぱぐれないから看護師にでもなろか

そんな人種がまぎれている人間の病院と違い

獣医さんでは基本、動物好きしか集まらないから

獣医さんの待合室はほんわかしている

 

他の客2「コハルちゃん、保険入っているんですか?」

いつの間にか待合室の全員が輪になっている

ご老女「いーえ、入っていません」

 

いったいいくらお金かかっているのかしら?

この先もいくらお金かかるのかしら?

 

他の客2「マッサージとかダメですか?」

ご老女「看護師さんに教えてもらうけど私できなくて」

・・・・

・・・

私「コハルちゃんは小さい春ですか?」

ご老女「ええ、4月に拾ったんです

三年前ですかね」

 

そうか、診察券では「〇〇小春」か

うちは大きいと言う漢字で呼び名は「ダイ」だ

一人っ子だから時々、暇そうにしている

 

ご老女「うちにはもう一匹、ネコがいるんです」

私「へー」

ご老女「その子も捨て猫で、片目しかないんです」

えー!

 

ご老女、どんだけ太っ腹なんだ

 

ブログランキング・にほんブログ村へ