メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

夢中になるものにやっと出会えた

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ただいま、人気上昇中の多肉植物

ずぼらさんでも簡単に育てられるらしい

 

葉や茎に水分を貯留している性質上、

水やりは月に1~2回ほどで良いらしい

 

繁殖力はただごとではないらしく

例えば、取れた葉っぱをほったらかしていても

葉から根がでてきて、また大きくなるって

ホントカナ?

 

ちょんぎった頭を土に埋めとくと

根が出て大きくなるって、

ホントカナ?

 

メルカリでは葉っぱやカット苗、ぬき苗が

商品として取引されている

 

ーーーー

 

私はただいま多肉植物にはまっている

始まりは・・・・

職場から退職記念として頂いた多肉植物

(タニクという言葉さえ知らなかった)

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特に関心もなく

軒先に放置していた

 

冬のある日

軒先の多肉をのぞいてみると

元気がない!

首が垂れていた!

 

人間でいうと凍傷にやられ

危篤状態っていう感じ

 

慌てて家の中に入れ

枯れている部分をひきちぎり

新に用意した土と鉢に入れ替えた

 

経過を観察するため目につきやすい炬燵脇に

置いた

 

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祈りむなしく日に日に枯れて逝く

様子を見るのは心痛かった

 

手遅れだったけど、youtube多肉植物の育て方を

見るようになった

 

そこで多肉植物の管理方法を学び

エキゾチックで愛らしい多肉植物の世界に

魅了されていった

 

どうでもいいけど動画の登場人物で

鼻息がスーピー、スーピーと鳴る方が

おりまして、

この方が出てくると、チャンネル変更してた

また、舌ったらずな喋りをする女も

寒気がする

 

自分でもやってやろうと

ちぎれた葉を並べて観察している

三か月程で根が生えてくるらしい

 

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(死んでいる気がするけど・・)

 

 

メルカリで育てやすいぬき苗を購入する

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もっと欲しくなる

もっと楽しみたい

華やかにしたい

 

カット苗の詰め合わせをメルカリで購入する

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おかずのパックに入れて送られてくる

 

 

 

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小さいので箸につまんで土に植える

夏ごろには根が出てくるかしら?

 

 

暇なんで

毎日、メルカリで

素敵な多肉はないかなとチェックする

 

私は細々と出品しているので売上金があり

欲しい物は売上金から払い、購入している

 

特に、この桜吹雪が好きだ

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和菓子みたいで綺麗!

 

 

さまざまな色の植物を並べたいけど

鉢も購入となると

無職モンには贅沢な趣味になってしまう

 

多肉植物は小さいから鉢も小さいので良い

我が家には腐るほど食器がある

 

食器に穴を開ければ

鉢として使えるのでは?

 

検索すると

同じことを考える人がいて

ドライバーで陶器茶碗に穴を開けていた

 

自慢じゃないけど、私は機械が苦手だ

ミシンは使えない

10年以上乗っている愛車のバックシートが

倒せるのかどうかも知らない

石油ファンヒーターに入れるのは

石油なんだと思っていたくらいだ

取り扱い説明書が苦手

 

でもドライバーが欲しい

手に持った事もないけど

 

メルカリでドライバーを見ていても

使いこなせるかわからない

そこで大型スーパーに出かけた

 

陶器に穴を開けたいと店員に話すと

「何する気ですか」と不審がられた

 

「そういう使い方する人いませんよ」と

言いながらも

店員が勧めてくれたのが

DIY用のドライバー4600円

 

とりあえず

取り扱い説明書を読んで

ドライバーを持ち慣らした

 

そして

プラスチックのコップに

穴を開ける事ができた!

 

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この穴あきコップは

明日到着予定の

桜吹雪用に使う予定だ

 

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 夢中になれて楽しい

 

おかげで

ドライバーも使えるようになった

 

夢中になると人は変われる

 

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怪我をしている野生の狸は、山に帰る

 

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愛犬は右利きだ

 

「俺と遊べ」と言わんばかりに

炬燵で寝転んでいる私の顔を

右手ではたいてくる

 

口にくわえているカエルのおもちゃを

ぽとりと落とし、じっと私を見る

 

カエルを放り投げてやると

身体をはずませカエルが落ちている所まで

走り、くわえて、駆け戻って来る

 

愛犬を溺愛している

 

我が家の前は道路があり

車の往来はけっこう激しい

 

玄関を出て、道路を横断して、村の中心部まで歩き

山や田畑をまわり、そして

道路を横断して玄関に入るというのが

いつもの散歩コースだ

 

愛犬がはしゃいで歩く姿が

可愛くてたまらない

 

 

いつものように玄関から外に出た

いつもなら私の先頭を行く愛犬が

玄関近くの側溝を見つめ動かない

 

何気に側溝を覗くと

暗闇に光る二つの目

珍客だ

 

スマホをかざしても動かない

こちらをじっと見ている

 

愛犬を急かして

散歩に出かける

 

 

帰宅して、側溝を覗くと珍客は同じ場所にいる

動かない

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動けないんだ!

どこか具合が悪いんだ

 

ネコでも犬でもないのが分かる

山に住む野生動物だろう

 

水だけでもあげようか?

手をだしたら面倒を見る事になるかも

しれない

 

動物を飼うのは覚悟がいる

 

水と食料を与え

排泄の後かたずけを行い

遊ぶ場所を確保し

病気になれば病院通いをし

死ぬまでお世話しなければならない

 

人間の子を育てるのと同じくらいの

お金と時間がかかり、愛情が行きかう

 

暗闇に光る二つの目は動かない

近寄って見ていると

愛犬の面影に似ている

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役場に電話した

下手に手を出してはいけない

 

役場職員が我が家に軽トラで

やって来た

 

長靴と頑丈そうな手袋を身につけた

若モンとオジサンだ

棒と金網で作られた檻を持っている

 

「面倒だね、生きているね」と言う

 

側溝の上は道路から我が家に続く小さい橋が

かかっている

 

オジサンが橋の右から棒でつついて

珍客が左から出てくるところを若いモンが

待ち伏せ、捕獲するらしい

 

だけど持参してきた檻はでかすぎて

側溝には置けない

手で捕獲するのかしら?

 

しかもオジサンの持つ棒は小さすぎて

珍客の所まで届かないようだ

まぬけな二人だ

 

我が家の納屋には農機具や魚とり、木材

大工道具がある

 

オジサンを納屋に案内すると

長い棒を選んできた

どんだけ棒が好きなんだ

 

若いモンには網を貸してやった

 

オジサンも若いモンも動作が鈍い

うららかな昼下がり

いったんは網に引っかかったが

 

 

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お前、素人か!

珍客は網を抜け出し、側溝に逃げ帰った

 

後ろ脚か前脚かわからないけど

関節が一本ブラブラしている

たぶん、骨折していると思う

 

「捕まえたら保護するんですか?」

「いや、山に放す」

 

「獣医さんに診せないんですか?」

「自然の生き物は自然にしとかないといけないんです」

「でも死んでしまいますよ、骨折れてます」

 

行政の決まりなのかもしれない

 

食料を探して山から降りて来て

車に接触したんだろう

 

骨折が治る前に

この子は他の獣に襲われるだろう

あるいは餓死だ

 

いずれにしろ生きることは無理だ

 

悲しいけど

私は助けられない

 

この子は側溝の中を逃げながら

悲鳴をあげない

声を発しない

それほどまでに衰弱してるのだろうか

 

 

一時間も経っただろうか

納屋にあった洗濯ネットで捕獲された

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「大人の狸だね」と職員が教えてくれた

 

狸のこんもりした腰のあたりが

愛犬に似ている

 

大事にされている室内犬

怪我をしても山に返される狸

 

洗濯ネットに付いていた血

さようなら

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女はいくつになっても若く見られたい

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一年ぶりに映画館で映画を見てきた

「七つの会議」主演;野村萬斎

面白さ70点

 

役者が揃いすぎていてるのが

いささか鬱陶しかった

 

 

場所はイオンモール

自宅から車で一時間かかるショッピングセンターだ

 

ここはディズニーランドのように思える

お洒落な雑貨、流行りの服、人気のスニーカー

キッチン道具、世界のスパイス、電化製品

 

村では手に入らない品々が並んでいて

歩いているだけで楽しい

 

休憩コーナーの椅子に所在なげな様子の

お爺さんたちを見かける

 

老人にはキョウイクが大事だと聞いた事がある

今日行くところ

予定があること

 

誰からも必要とされていない人間には

時間を潰す作業はしんどいことなのだ

 

 

上映時間までにランチする事にした

有名パスタ店だ、味は間違いない

 

・・・おかしいな

サラダが乾燥していて野菜の美味さがない

コンソメスープは塩辛い

酢ジュースは薄めだ

フルーツは缶詰めから出した代物だ

メインのパスタは麺がのびている

 

こんないい加減では

いつか流行らなくなるぞ

経営者さん、現場を視察しなさい

若いモンに任せとくと危険ですよ

 

映画館の入口に

「60歳以上、1100円」と張り紙してある

 

保険証でも提示するのかと思っていたけど

チケット売り場の無表情の若い男性スタッフに

聞かれたのは座席の場所だけだった

 

友人とどこにする?、ここにする?と

言い合っているのを見ている若い男性スタッフは

瞬きさえしない

 

最近、こんな愛想のない子に良く出会う

 

コンビニのレジだったり

飲食店の注文係だったり

 

こっちも忙しそうだからと遠慮して

あまり話しかけないようにしている

 

つまり

自分の付き合うような人間とじゃないと

感知すると

戸を閉ざすってことかな?

働く楽しさって何?

 

若い男性スタッフは私たちに歳を聞かない

2000円払うと900円のお釣りがきた

彼の目は確かだ

 

髪型や着ている服、声、所作、顔のシワ

瞬時に分かったんだろう

60歳以上だって

 

 

でもね

見た目だけで簡単に処理してほしくないな

 

我慢してでも言って欲しかったな

「60歳以上ですか?」

 

耐えて欲しかったな

「免許書、または保険証を提示してもらえますか?」

 

嫌味でも良いよ

「60歳以上ですか?」

 

あっさり切り捨てないで

やりとりしようよ

 

女はね

年齢について敏感なんだよ

老けて見られる56歳だったらどうするんだ!

 

覚えておいて欲しい

実年齢より10歳ほどわかめに言うと

どんな女でも悪い気はしない

 

年齢を当てられたり

老けてるようなことを言うと

女は心が折れる

 

嘘も方便

 

経営者さん

現場を視察しなさい

若いモンが野放しだ

 

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冷凍ブドウをカレーに入れると、ジュウシーで美味い

 

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夏に食べ残した冷凍ブドウ

 

常備してあるショウガ

使いきれず、日に日に色悪くなるのが

小さいストレスだった

 

そこで

カレーを作る事にした

 

具材はジャガイモ、人参、玉ねぎ、しめじ、豚バラ

味付けは市販のルウ&ショウガのすりおろし

 

カレーは糖分、蛋白質、脂質、ビタミンが

一度に取れるので有能な料理だと思う

 

手早く動けるよう

具材をカットし、調味料とともにバットに並べて行く

料理の段取りを頭の中で決めていく

 

調理中にでる小さな紙くずや

生ごみをいちいちゴミ箱まで捨てに行くのが

面倒なので調理台にボールを置き

いったんそこにゴミを入れている

 

・・で結局、最後はボールのゴミを

ゴミ箱にあけているのだが

小さいストレスがある

 

ボールではなく、使い捨ての袋があれば

便利なのにと・・

 

先日、youtubeで見つけた新聞紙で作るゴミ箱

さっそく作ってみたところ

案外いけるわこれ

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ゴミがたまれば

クシャクシャポイって捨てれて

新聞の再利用ができて

楽しいな

 

 

出来上がったカレーの味が

もっさりしている

 

何か物足りない

 

頭と味覚がフル回転する

必要なのは甘ずっぱいモノだ

 

冷凍庫にあったブドウを思い出す

実を半分にカットして種を取り

カレーに投入

 

 

出来上がり(↓がブドウ)

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実食

皮つきなので噛み応えがあり

皮つきなので実がちらず

ブドウの甘酸っぱさが美味い

 

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モロッカンオイル、メルカリなら1000円安く買える事を知った

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知名度や値打ちが明確な品はすぐに売れる

 

例えば

たまたま開けた引き出しの奥に往復はがきを

30枚見つけた

出品すると5分で売れた

 

EXILEのTシャツもこれまた

30分で売れた

 

 

さて

髪の手入れは大事だ

髪にはその方の教養と生活態度が現れる

 

お気に入りの美容院がある

こじゃれたインテリアも素敵だが

経営者夫妻の熱くない接客が好きだ

 

けっしてお店に並べている商品を

売りつけようなんて

態度は全くない

客(私)が欲しいと言えば売ってくれるけど

 

 

 

モロッカンオイル

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100ml定価4700円くらい

 

流さないトリートメント

バニラムスクの甘い香りがする

 

乾燥して艶がない髪に苦戦する私の強い味方だ

二ヶ月に一回はお店で購入している

 

 

去年、家計簿を真面目に記入した結果

将来もらえるであろう年金の倍の出費で暮らしてきた

ことに愕然とした私にとって

モロッカンオイルは贅沢品だ

 

なにげにメリカリをチェックしてみた

 

いっぱいあった!

 

1000円くらい安いのは当たり前で

商売ではなく、本当に処分したい方の出品だと

3000円で売っていた

 

そこで掘り出し物がでないか

日に幾度もチェックしている

 

もう、美容院で買う事はないと思う

 

 

 

モロッカンオイル

贅沢だからといって

これをカットするのはいかがなものかしら

 

生活苦まるだしに落ちていく気がする

 

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やっぱり好きになれません、policeman  後編

思うに

女は50歳あたりから70歳代が

男から最も嫌われる年齢じゃないかと思う

 

だいたいのことを経験しているから

仕事でも家事でも人付き合いでも

そこそこ上手くたちまわれる

 

口が達者で、元気そうで

一人でも生きて行けそうだから・・

助けてもらえない

 

一般的に男は若くて綺麗な女を好む

自分が守ってあげないといけないと

思わせるような幼さがあればなお良い

 

 

二年前、スピード違反をおこし

警察車の中で若い警察官に事情徴収された時

私は憤りを覚えた

 

若い警察官は、敬語を使っていたが

語気荒い口調で一方的に話し

態度が威圧的だった

私の問いかけにはまともに返事しない

 

若いモンに馬鹿にされた、チクショウ

やり取りを録音してやれば良かった

 

警察車から解放された後で

怒りメラメラだった

 

そしてこのたび

放置駐車違反(右側駐車)のため警察署に出頭中だ

 

若い警察官が係のようだ(仮にA君と呼ぼう)

黒いジャンパーを着ている

パーマをかけてはいるが、顔立ちは幼い

 

対する私は相変わらずすっぴんでシワだらけ

安物のピラピラのジャンパーをはおっている

 

恫喝されるかもしれないのでやり取りを録音したいが

やっぱりそれは勇気がない

 

スマホの「右側駐車違反」の画面を出してテーブルに

置いた

A君の言動はすべてメモするつもりでテーブルの上に

チラシを置いた

これはA君にプレッシャーをかけるための道具だ

 

転んでもただでは起きぬ、

ブログネタにする

 

A君の視線がスマホに向く

A君「それでわかりましたか?」

 

私「左向きにしていたら良かったんでしょうか」

A君「現場を見ていないからわかりません

駐車禁止の看板はなかったですか?、横断歩道の手前も

だめです、他にも〇〇〇・・」

 

スマホの画面を見ると、駐車した場合、3・5mの余地が

必要と出ている

私「3・5mあるか計らないといけないんですか」

 

面倒くさい

この場合、正しい駐車の仕方を書いたイラスト入りの

説明書をさっと出すべきでは?

この場で飲みこめたら、再犯のリスク減るんじゃない?

 

A君「お仕事は?」

私「無職です」

 

どこに行っても必ず職業を聞かれる

職業の有り無しって人物像をつくりあげるために

重要なポイントになるらしい

 

A君「・・で、どんな理由で滞在していたんですか」

私「友人宅に遊びに来ていました」

A君「そこに車庫はなかったんですか」

私「ないですよ」

 

警察官と対面する時、舞い上がったまま

口を開いてはいけない

 

彼らは何気ないふうを装い、個人が知られては

まずい情報を誘いだす

 

例えば私がヤクチュウで、友人宅はヤクノバイニンで

あるとしたら・・・

彼らの問いかけに対し、一呼吸おいて返答した方が無難だろう

 

小刻みに震えてはいけない

目をきょろつかせてはいけない

署内ではどうどうとしよう

 

私「今後のために、あの付近で有料駐車場があるか

教えて貰えますか?」

A君「そこまで僕らは把握していません」

 

そこは突き放すんかい

金だけとって教育指導はないんかい

 

私「罰金いくらですか?」

A君「一万五千円です」

私「点数は?」

A君「二点です」

 

痛い、とても痛い

無収入には痛い出費だ

 

A君「ここ何年かで他に違反していますか?」

 

スピード違反したことがあるし

その前は免停を食らっている

点数はどれだけ残っているのだろう

 

車がないと生活できない田舎では

罰金よりも免停、免許取り消しの方が

恐怖だ

 

上を見上げると壁際に大きなテレビが備え付けられていて

映像が流れている

夜にいったい誰がこのテレビを見るんだろう

 

気になるのはA君の後ろの壁の大きな油絵だ

いったい誰が描いたんだろう、寄付?

または絵心のある署員が描いたんだろうか

 

首を伸ばして、絵の下にある作家名を見ようと

したがA君の身体が邪魔で見えない

不審そうにA君が私を見ている

 

愛想の良い警察官っていない

取り扱う仕事が仕事だから

笑顔は禁止なんだろうか

 

A君「ここに指紋を押してください」

青い紙の下に名前を書き、隣の印と記した場所に

左ひとさし指でと言われてた

 

テッシュで指先を拭いていると

A君が手を出し、「捨てます」と言う

私「結構です」

小さい抵抗だ

 

私「困った、もう友人宅に行けないかもしれない」

A君「調べてみましょうか

有料駐車場があるかどうか」

 

地図には家の所有者名が記されている

恐ろしい個人情報だ

結局、有料駐車場は見つからなかった

 

腹立たしい

腹立たしいまま警察署を後にした

 

腹立たしいから自宅への道がわからない

 

コンビニを見つけ

そこで一息ついた

 

指紋をとられたのが腹立たしい

あれもデーターベースにのるんだろうか

印鑑じゃだめだったんだろうか

印鑑持ってなかったのが腹立たしい

 

 

有料駐車場を把握していないA君にも

腹が立つ

私が若くて綺麗で幼い感じなら

もっと真剣に耳を傾け

地図も丁寧に見たんではないだろうか

 

後日

駐車違反は出頭しなくても良い事を知った

 

出頭することで運転手を確定され

違反点数が課される

自宅に郵送されてくる反則金納付書で

反則金を収めるだけで事は終了する

 

慌てふためいて、警察に出向き

個人情報をとられ、点数を加算され

バカヤロウだね

 

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やっぱり好きになれません、policeman  前編

市内にある料理教室へ

往復3時間かけて通っている

 

帰りに久々友人宅にお邪魔し

夕飯をご馳走になることになった

 

友人宅は住宅密集地内にあり

道順を間違えると迷子になる

 

県道を左折し、三番目の四つ角を右折し

左右に並ぶ家並みの右手側に

友人宅がある

右側に車を寄せて友人宅玄関前に駐車した

 

年金と節約について多いに盛り上がった

夜10時過ぎ友人に見送られ

家路に向かった

 

5分も走れば車道専用道路にでるから

ハンドルさえ握っていれば

一時間半後には自宅に着く

・・・はずだった

 

フロントガラスの左側に何かが付いている

何だろう?

紙みたい

嫌な予感がした

 

車を左側に停めて外に出て紙を見る

「駐車違反」の文字が目に入る

血が抜ける感じがする

見なかった事にして、このまま帰りたい

 

「節約は家からでないこと!」友人と

笑い合った10分前の楽しいひと時が

ぶっとんでいく

 

黄色の紙に交番名と電話番号が記されている

 

「もしもし、あの駐車違反した者ですが」

「はい、今から〇〇署まで来れますか?」

電話の声は丁寧で明るい

 

「行ったことはないけど・・ナビで行きます」

 

黄色の紙をじっと見つめる

放置駐車違反(右側駐車)

 

しょんぼりして車を発進する

 

友人宅には何回もお邪魔している

路上駐車違反になるかなと

最初は気がかりだったけど

大丈夫だったのに・・・

 

もしかしたら車を左向きにしていたら

見逃してくれていたのかな?

 

あのあたりは車を停めれる空き地がない

これからも遊びに行くから

ちゃんと停めて良い場所を聞いて帰ろう

 

罰金はいくらだろう

スピード違反みたいに危ない事をしたわけでも

ないから、8000円くらいかな

 

いろいろ考える

15分程走るとナビが

「目的地周辺です」と言う

 

警察署の玄関に一度入ってから

免許証を忘れた事に気づき車に戻る

 

玄関が開き、警官がこちらを見ている

不審者と思ったのかもしれない

 

真顔で警官に近づくと

「右側駐車違反って知ってますか?」

見れば若そうな警官が私に問いかけてくる

 

「気が付きませんでした」

「違反用紙は?」

「車に貼ってありますよ」

「持って来て下さい」

「え?、あれ剥がせるんですか?」

 

再び車に戻ってフロントガラスの用紙を

剥がしてみる

ぴったりくっついているけど

簡単に取れた

 

あっ、記念に違反用紙の写真とっておこう

 

壁に用紙を張り付け、スマホをかざしていたら

風で用紙が飛んでいって見当たらなくなった

 

夜11時、あたりは暗い

歩いたりしゃがんだりして探していたら

さきほどの若い警官が側に寄って来て

「何しているんですか!」

「紙が飛んで行って、探してます」

 

ますます不審者に見えたかもしれない

車の足元にひらひらしていた紙を警官が

たやすく見つける

 

「これじゃないですか!」

警官は自らは拾わない

不審者に隙を突かれてはいけないいけないと

思ったのかもしれない

 

やっと警察署内に入る

 

若い警官がコーナーにある椅子を指して

「こちらで待ってて下さい」と言って

ひっこんだ

 

でっかい警察署だ

 

3人程の警官が電話したり

伸びをしていたり、書いていたりしている

 

全面カウンター式でガラスはない

 

武器を持った悪い奴がきたら

簡単にカウンターを乗り越えられるぞと

懸念した

 

一本のさすまたが立てかけてあるが果たしてあんなので

戦えるかしら

 

これから行われるであろう事務処理を

書き留めておかなければならない

カバンにはあいにくチラシしか入っていない

 

若い警官がA4程の資料を持って

テーブルの向こう側に坐る

 

年寄りだと思ってなめんじゃないよ

 

若い子が相手だといつもこらしめてやるっていう

私の悪癖が舌なめずりを始めた

 

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