メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

ふわとろ親子丼537Kcal

 

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男って年取ると、蕎麦を習いだすね

あれ、何なんでかね

 

同級生のS治も蕎麦やっている

 

一度、ご馳走になったけど

蕎麦の出来栄えが上手いとか下手とかは

おいといて

漬け汁が濃くって塩っぽくって

まずかった

 

「だしがまずい」と正直にメールしてやった

 

 

今日はお料理教室

親子丼を作る予定

 

親子丼、簡単そうだけど

料理の腕前がでてしまう一品だ

 

私が通う事になった料理教室は

自宅から2時間かかるデパートの

一角にある洒落た雰囲気の教室だ

生徒さんは若い奥様風の方がたが多い

 

習うコースは色々ある

パン、お菓子、中華、イタリアンなど

私は和食コースを選択した

 

村のお寺で

年に数回、大きなお参りがある

門徒が30人程集まる

 

お参りのあとに昼食をとる習慣がある

昼食は村の女衆が6人がかりで作っている

 

煮しめ、漬物、酢の物、和え物、ごはん

絶妙な味付けで実に美味い

 

女衆は70歳前後

足腰が痛い年代だ

そろそろ私にも料理手伝えと

要請がかかるだろう

 

いつか来るであろう人前での料理

恥をかかないようにしなくては

 

 

親子丼の受講は私と若い女の子の二人だった

先生は笑顔を絶やさない40前後の女だ

 

この教室のスタッフは笑顔で対応しろと

経営者から教育されているんだろう

 

教室のモットーは受講者が実習することである

そこらの先生がチャッチャッと調理してしまう

のとは違う

面倒なんだ

 

使った調理器具も受講者が洗わないといけないし

面倒だ

 

私は動画を見て、実食だけでも良いんだけど

 

 

① ダシをとる

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              一つかみ使うので90円かかる

 

中鍋に水半分いれて切り込みを入れた昆布投入

30分つけとく

 

鍋を火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す

 

その鍋に今度は鰹節一つかみ投入、二分後に

取り出す

 

私「もったいない、昆布も鰹節も高くて

一回こっきりじゃ、もったいなくって使えん」

先生「佃煮にすれば良いです」

私「佃煮なんか食べないよ」

 

出来上がったダシは確かにいい香りがする

そうそう、これ!

こんなダシに会いたかったんだ

 

 

②鶏肉の下ごしらえ

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 火の通りをよくするためそぎ切りして

酒につける

 

私「なんで酒につけるの?」

先生「臭みをとる為です」

 

酒付けの鶏肉をお湯の中に入れ、その後水洗い

 

私「なんでお湯に入れたり、洗ったりするの?」

先生「臭みをとる為です」

鶏肉ってそんなに臭いのかな

 

 

③ 割り下を作る

私「割り下って聞いた事はあるけど

見るの初めて」

 

みりん、酒、しょうゆ、ダシ

レシピ通りに計量をしっかり行う

 

この教室は時間、軽量にとてもうるさい

先生はキッチンタイマーをかけて進行する

 

割り下の味見をする

どうってことない味

これで美味くなるのかな?

 

 

③ 

f:id:s-dai101030:20181013191756j:plain ネギをカットする

f:id:s-dai101030:20181013191832j:plain 一人分、二個使う

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みつ葉

贅沢品

我が家では買った事がない



       

私「みつ葉はなんで入れるの?」

先生「苦味があるのでアクセントですね」

私「高くて買えないよ」



④ 仕上げ

出汁入れて、肉入れて、割り下入れて、卵入れて

ネギ入れて、卵入れて、最後にみつ葉を入れる

 

 

試食

親子丼の見た目良し

口に入れる

味つけ美味し

鼻からダシがでていく

お店の味がする

肉やわらかい

 

若い女の子も完食している

落ち着いた感じの子だ

 

私「結婚前?、結婚するの?

それとも店でも出すの?」

女の子「彼氏はいます」

 

私「受講料5000円、高いね」

女の子「ランチにきたと思えば

良いかなっと」

 

平日、受講料一回5000円から

女の子の職業を推測する

 

夜勤があり、高収入、落ちついている

看護師だな

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押し花教室の同級生ライバルごくみに完敗

 

 

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押し花

花や葉、ツルなどを

押して乾燥させたもの

 

額に飾ったり、瓶に入れたり

スマホケースにしたり

しおりを作ったり

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生活にちょっと華やかさをそえる押し花

 

 

私は憂鬱だ

押し花が綺麗に仕上がらない

相変わらず縮んだり、変色する

 

こんな悪い素材では

メルカリに出品できない

小遣い稼ぎができない

 

11月には町の公民館で

作品発表会もあるというのに

デザインのひらめきが

降りてこない

 

 

憂鬱

寝不足で集中力にも欠ける

 

 

小雨ふるなか、押し花教室に到着

ごくみの隣に座る

 

ごくみの偵察のためだ

偵察だけで今日は帰ろう・・

 

その前に、師匠に言っておく

「先生、今日は調子悪いので

作品作りはまたの機会になるかも・・・」

 

ごくみは熱心な様子で机上に

持参してきた押し花を並べている

 

オレンジの背景に

自分でデザインしてきた通りに

押し花を配置している

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盗撮できないので

こんなイメージです

 

いつのまにこんなに綺麗に

花を押す技術を身につけたんだろう!

負けた

 

 

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ヘクソカズラまで持っている

負けた

 

ヘクソカズラは押すと黒に変色し

アクセントに使うと、作品全体が引き締まる

 

野山にあるらしいが私は未だに

見つけられない一品だ

負けた

 

デザインが良い!

負けた

 

 

頭脳明晰でおそらく小さい頃から

大人に褒められきたであろう、ごくみ

 

なんで芸術分野まで優秀なんだ

負けた

 

「どうしてそんなに綺麗に押せるの?」

「え?、普通に押してるだけだけど」

「花びら曲がっていない、葉も緑色だし

指で押さえてから押してるの?こつでもあるの?」

「ポンと置いてるだけだけど」

 

ふーん・・、

なんで私のは縮むのかな?

 

「乾燥機使ってる?、マット使ってる?」

「乾燥機使ってる、マットは時間がかかるから」

 

ごくみは私の問いかけに返事しながら

作品に没頭している

 

他の生徒さんをひと回りしてくる

 

Iさんは相変わらず大型サイズの額に花を

配置している

 

Mさんも大型サイズの額をそばに置いて

台紙(背景)の色合いを検討している

 

Nさんは出席簿をとったり

来年の師匠作のカレンダーの注文を

聞いて回っている

 

師匠、カレンダーまで売っているのか

そうか、そういう稼ぎ方もあるのか

 

Tさんは山の夕暮れ時の写真を持参して来ており

そのイメージで作品作りに取りかかろうと

している

Tさんのおっとりした雰囲気が私は好みで

仲良くなりたいと思っている

 

「先生、小さい額にしようかな・・

玄関に立てかけて置くのにする」

気乗りしないが、取りあえず一点作るか

 

ごくみがアメを生徒さんに配り出した

気が利くんだ

 

手ぶらでゴメンね、負けたわ

 

憂鬱だから

緑色の配色でデザインするか

持参の三つ葉を振りかける

 

難しい

思う感じに仕上がらない

 

「先生、あとお願いします」

なにこれ?」

「森の癒しって雰囲気ですが・・」

 

師匠が難しい顔をして

作品の最終点検、仕上げをしてくれる

 

三つ葉の意図が通じないのか

三つ葉を外している

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小学生が作ったみたいな

幼い作品

駄作だ

 

才能ないですね

私、ごくみに負けてます

 

あっ、ごくみが机を片付け、教室の掃除を

始めた

遅れをとった

 

あっ、モタモタしているすきに

ごくみがTさんに電話番号を聞き始めた

ダメよ、Tさんに手を出すな!

 

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年老いた親の寂しさを子供さんは知っているのかしら?

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次回の押し花教室で

絶対使いたい花、コスモス

 

白、濃いピンク、オレンジは準備できた

だがピンクが足りない

 

 

いつものクロネコさんに行く

 

メルカリを6月から初めてもう4か月たった

配達料がいくらかかるか

段ボール、プチプチなど梱包グッズにいくらかかるか

出品したモノを修理したり磨き上げて

おかないといけない事など

何も知らずに始めた

 

クロネコさんの受付には

気さくな若い女の子(メルカリに詳しい)と

つっけんどんな物言いの怖いおばさんがいる

 

つっけんどんな怖いおばさんは

何を聞いても必要以上に教えてくれない

 

まず笑うことがない

いつも口がへの字に曲がっている

 

若い女の子が受付に立っているとホッとする

若い女の子は優しい

荷を見て、安上がりな送り方の技なんか

教えてくれる

 

ところが

先日、購入者さんから「今日中に発送して下さい」

というメールが入る

 

時間は夕方6時、間に合うかな?

 

急いで荷造りしクロネコに向かう

受付は大混乱している

数人の男性客が冷凍のイカ、魚を大量に持ち込んでいる

 

受付の若い女の子はパニック状態

汗💦と男性客に段ボールを準備したり

伝票の書き方など教えたり・・・

 

本日発送のためには6時30分のトラックに

荷物を載せなければならない

 

ごったがえす軍団に割り込み

二次元バーコード読み取り機器に携帯をかざす

「エラー、係を呼んで下さい」とでた

 

若い女の子に声かけるが目を合わせても

彼女それどころじゃない

 

エラーがでると送り状が印刷されない

印刷されないと発送できない事態になる

 

若い男の従業員が来てくれたけど

何度やっても上手くできない

 

すると奥から私服姿の怖いおばさんが出てきた

私の携帯を手に取り、事務専用のパソコンを

使い問題解決してくれた

 

怖いおばさんはズボンを引き上げながら

「どや、私がおって良かったな」女の子に

言い放っている

 

どうやらおばさんは休みだったが

何かの用事で職場に立ち寄り、騒動に巻き込まれ

レスキューしてたみたいだ

 

とりあえず本日発送に間に合って良かった

 

翌日、再び発送のためにクロネコに向かう

注文が入る度に出かけていたらガソリン代が

かかるのに、そこは真面目だから

早く購入者様に送りたい一心で

いちいち送りに行く

 

クロネコの駐車場に車を停めると

目の前の畑にピンクのコスモス発見

熊のような人影発見

 

さっそく畑にかけあがる

 

手ぬぐいでほっかむりしたお婆ちゃんが

椅子に座っている

 

「こんにちわ、ねぇねぇ、コスモス綺麗ですね」

いつものようにコスモス頂戴作戦だ

 

「おぅ、良いよ、好きなだけ持ってけ」

話が早い

 

畑を見渡すと、ネギ、いも、しその葉、なすび

遠くにも葉っぱが植えられている

お婆ちゃんは一人、椅子に座っている

 

「ここお婆ちゃんの畑?、広いね」

「そうや、いっぱい作っとる」

お婆ちゃんの側でしゃがみこむ

 

「今日は作業なにしてたの?」

「草むしりや」

 

広い畑には雑草がなく、整然としている

「手でむしったの?!」

「なん、鎌でかるんや」

お婆ちゃんが座ったまま、鎌で

近くの土を掘り起こす

「鎌使うと簡単に草とれる」

話が早いお婆ちゃんだ

 

「私ね、いつもここに荷物送りに来ているの

メルカリで要らないものを売っているの」

お婆ちゃんにはメルカリなんて言っても

わからないと思うが・・

 

「お婆ちゃん見るの初めてだわ」

「ワタシね、いつもおるよ

朝8時から11時までね」

 

私の発送時間はだいたい午後4時過ぎだから

出会えなかったんだね

 

クロネコの近くには住宅はない

「お婆ちゃん、畑までどうやって来るの?」

「老人車押して来る」

 

ピンポンラリーのように

返事が返って来る

身を乗り出しながら

 

「お婆ちゃん、私も畑でも

しようかと思っているけど習いに来ても良い?」

 

これ本当、庭先に野菜があると

楽しいんじゃないかと・・

おぅおぅとお婆ちゃん、顔をほころばせる

 

「ワタシ、一人暮らし、いつも畑している」

「子供さんに野菜送っているの?」

「いらんて言われる、送り賃高いから」

 

ネギがたくさん育っているけど

一人暮らしでどう始末しているんだろう

 

「例えばネギって種から植えるの?」

「面倒やから苗注文しとる」

「ふーん、今度は何の作業するの?」

「10月の末に玉ねぎ植えるつもりや」

「それ見に来ても良い?」

おぅおぅとお婆ちゃん頷いている

 

ご老人の一日は長い

 

話相手がいない

誰も遊びに来ない

誰も誘ってくれない

旅行には行けない

足腰の痛みと頻尿があるから

みんなの足手まといになる

 

長く生きているからやる事はだいたい済ませた

いつ死んでもいいけど

 

・・・、寂しい

 

朝、起きて、何をして時間をつぶそうかと

思う

 

・・・寂しい

 

ご老人が詐欺に引っかかるのは

寂しさも一因だね

 

10月末の午前中、玉ねぎを植える作業を

一緒にできるかなお婆ちゃん

楽しみにしているよ

 

クロネコの怖いおばさんに

昨日頑張ってエラーを解決してくれた事に

お礼を言うと

おばさんが笑顔になった

 

初めて見たよ、あんたの笑顔

 

 

ところで「今日中に遅れ」と言った

購入者さんはお出かけしているらしく

品を受け取るのは月曜か火曜日になると

メールがきた

 

なんじゃワレッ!

 

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見ず知らずの方からコスモスをいただくコツ

 

 

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「花は買う物じゃない、山に行って摘んでくるもの」

押し花教室の先輩ヨネさんからそう教わっています

 

無収入の私、もちろん、節約に心がけています

 

秋、コスモスが美しい

赤、ピンク、白、オレンジ

 

立ち姿が可愛い

花言葉は「乙女の真心」「調和」「謙虚」

私に無いものばかりだ

 

次回の押し花教室では

絶対に使いたいコスモス

 

我が家の庭には雑草ばかり

友人宅から根こそぎ頂いて来たコスモスは

埋めてからすぐに枯れてしまった

土壌が悪かったのかもしれない

 

コスモスをもとめ、愛犬の散歩時に

村を物色するが、コスモスは咲いていない

 

 

町はずれにあるスーパーのちょっと手前に

最近、コスモスの軍団を見つけた

 

いつか車を停めて、盗ってやろうと

考えていた

 

今日は決行日

平たいザルとハサミを持ち

車を走らせる

 

現場は結構、車の往来が激しい

上手く駐車できるかな?

 

あれっ、コスモス軍団の中に人がしゃがんでいる

持ち主だ!

 

「お願い頂戴」作戦に変更

上手く路肩に駐車できた

 

ドアを開け、さっそうと歩き、持ち主に

近づく

 

ほっかむりをしたお婆ちゃんが手入れを

している

 

①、明るく声かける

「こんにちわ」

お婆ちゃんが振り向き、私を見上げる

見た目は80前後か

 

 

②、褒める

「綺麗ですね、お花」

お婆ちゃんの顔が緩む

 

 

③、さらに褒める

「いつも綺麗だなって見ていたんです」

「あんた、花好きなんか?」

「好き好き、お花習っています」

 

見ればコスモスいがいに数種類の花が

植えてある

 

 

④、好きだと強調する

「私も花を育てたいんですけど

肥料は何を使っているんですか?」

「なんもしとらん

勝手に咲いとる

 

お婆ちゃんは鎌でコスモスを

切り出した

 

「それどうするんですか?」

「捨てるんや、時期が終わった」

 

私が狙っていたコスモス

捨てる?!

 

「もったいない、捨てるんなら

少し下さい」

「良いよ、好きなだけ持ってけ」

 

花壇のかたわらにかためられたコスモス

手のひらに6個ほどもらった

本当は全部欲しいけど・・・

いやしいと思われてはいけない

 

手のひらのコスモスをお婆ちゃんにミセル

 

けっして盗りに来たなど悟られては

イケナイ

 

この展開だとコスモス以外の花も貰えそうだ

 

 

⑤、教えを乞う

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「この花は種から植えるんですか?」

「いや、苗を分けてもらった」

「どんな世話すれば良いんですか?」

「ほったらかしや、勝手に咲いとる

「可愛い花ですね」

「持ってくか?」

「えー、良いんですか」

 

「あれ、これは芝桜じゃないですか?」

「持ってくか?」

「えー、良いんですか」

 

 

 

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「あれっ、センニチコウもある」

「仏壇に飾っとる

増えて増えて大変や」

「種から育てるんですか?」

「いや、根っこから分けてもろうた」

手のひらにコスモスを乗せたまま

話を広げる

 

 

 

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「綺麗な紫ですね、名前は何と言いますか?」

「知らん、誰かがくれたんや

勝手に咲いとる

お婆ちゃん、勝手に咲いとるって口癖?

 

 

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「これは見事な花ですね

種から植えるんですか?」

「いや、人に苗木を分けてもろうた

持ってくか?」

 

「時々、花の育て方

習いに来ても良いですか?」

「ダメや、勝手に咲いとる

教えられん」

 

 

⑥、いっぱい貰ってシメシメという顔はしない

手のひらにコスモスを乗せたままの私に

お婆ちゃんが言う

「あんた、そのコスモス、車に持ってけ

その間に花、用意しとくよ」

「はい、ありがとうございます」

 

 

⑦、別れを惜しむ

コスモス以外の花や木々を貰った

「また見に来ても良いですか?」

「良いよ」

 

お婆ちゃんに向かい、何度もお辞儀する

 

所用時間、一時間くらい

ありがとうまたね

 

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幻の果実「ポポ」、黒ずんだら食べてね

 

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農協が経営するお店がある

 

主に地元のお婆ちゃんやお爺ちゃんが

畑や山で採れたものを

出しているようだ

 

自家製の梅干し、ラッキョウ漬、味噌、

 

野畑にあるフキ、カタハ、栗、じゃがいも

かぼちゃ、玉ねぎ、ネギ、金時草、唐辛子

シシトウ、仏壇用の花、

干ししいたけ、豆、かきもち、にんにく、

色々だ

 

今ならキノコも並んでいる

 

きっと山好きなご老人が

山歩きを楽しみながら

取って来たのだろう

 

取れたて、新鮮、懐かしい品に惹かれ

私は度々このお店に買い物に寄る

 

調理方法が分からない時は

レジのおばちゃんに聞くと

教えてくれる

 

いや、店内にいる客の誰かが

近づいてきて手とり足取り

教えてくれたりもする

 

アットホームなお店だから好きだ

 

今日は見た事もない物を発見

ポポ」という商品名

 

あけびのような、しろナスのような

長く生きているけど、何これ?

 

レジのおばちゃんに聞く

「何これ?」

「ポポや」

「ポポ?、何これ?」

「バナナみたいな味がする、美味しいよ」

「初めて見たわ」

 

お店の奥にいた別の従業員がやって来て

「黄色くなったら皮をむいて食べるのよ

ちょっと試食してみる?」

「食べる食べる」

 

黒づんだポポを一つつかみあげ従業員が

手で皮をむく

黄色い果実が出てきた

 

香りはバナナ臭だ

舌触りもバナナみたい

大きな種が三つほど入っている

口の中で転がすとバナナとマンゴーを

薄味にしたような味

 

「美味しいね、これ」

「そうやろ、珍しいやろ?

話のタネになるよ」

 

三個で150円、買いました!

 

 

ポポ(標準語:ポーポー

米原産のバンレイシ科の果実

 

日本には明治時代に入ってきた

無農薬で栽培できるという事で庭木などに

一時栽培が広く普及したが

何故かその後すたれ

今では「幻の果実」といわれる

 

外観:アケビを思わせるような長楕円形

色は薄いグリーンの果皮

熟してくると黒いシミのような部分ができる

 

果肉は黄色からオレンジ色

熟すと香りが強く、トロピカルフルーツを思わせる

甘く何とも言えない香りがする

 

味はねっとりした果肉で甘味が強い

アメリカでは「カスタードアップル」

または「貧乏人のバナナ」とも呼ばれる

 

ポーポーは栄養価が高い

 

日本では9月が旬だが

収穫後の熟変が早いため

流通が難しい

 

 

以上、ネット検索による情報を

自分なりにまとめました

 

今は青いポポだけど

皮が黒ずんできたら食べるという事だね

忘れないように台所の蛇口付近に

飾った

 

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美味しい肉じゃがいかがですか

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亡き母は男勝りで家事が苦手な人だった

 

整理整頓するという観念が欠如していたため

家の中は物が乱雑し、床も戸も汚れていた

布巾と雑巾の区別もない人だった

 

偏食があり慢性胃炎を抱えていたためか

料理についても無頓着で

私は子供の頃、何を食べて生きていたのか記憶がない

 

おまけに子供に父親の悪口を言うという

じつにけしからん母親だった

 

良い所が思いつかないよ、母ちゃん

 

ただ、唯一の自慢料理があった

煮しめ

 

お寺でのお参りがあると、振る舞いとして

客に煮しめをお出しする

その煮しめ作りは、村の女衆の役目だった

 

年に数回、お寺に集合して煮しめを作る

女衆は知らず知らずに煮しめ作りのノウハウを

覚える

 

母ちゃんの煮しめが食べたい時がある

 

しいたけや昆布などでたっぷり出汁をとった

煮しめ

もう二度と味わう事はないだろう

生きている時に教わっておけば良かった

 

料理は出汁が一番大事

料理の基本は出汁

どこかで誰か教えてくれないだろうか

 

先日、押し花教室のみんなと

市内の美術館にバスで出かけた

師匠の作品展を見るためだ

 

帰りはデパートに寄り、ご飯食べたり

買い物をしたりしてうろついていた

 

エスカレーターで3階に上がると

目に入ってきた

「〇〇キッチンスクール」

 

ガラス張りだから中にいる人達の姿が見える

常日頃、料理を習いたいと思っていた私

ガラス戸にへばりついて中の様子を伺った

 

習い事は教室の雰囲気が大事だ

嫌な奴はいないかどうか

気軽な感じかどうか

清潔か不潔か

流行っているのかどうか等々

知らない場所に、一歩踏み出す勇気がない

 

お団子ヘアの太り気味の若い女の子が声かけてきた

「お料理に興味あるんですか?」

「えぇ、まぁ・・」

「うち、パンとかケーキとか教えてるんです」

「日本料理は?」

「もちろんやってますよ」

 

洒落た構造、大人数が動いている

 

太り気味の若い女の子はスクールの説明を

始めた

口で言われてもね、やってみないと

わからない、通うかどうか

 

「一度、実習、見学にきても良いですか?」

「良いですよ、肉じゃが体験レッスンがあります」

 

そういうことで

後日、〇〇キッチンスクールに

肉じゃが体験レッスンを受けに行った

 

受付に体験レッスンに着た事を告げると

また団子ヘアの太った若い女の子が現れた

(以後、ブーと呼ぶ)

 

ブーは受付近くの丸いテーブルに私を案内する

本日の段取りが全くわからない私

ちょっと不安

 

ブーは〇〇キッチンスクールの加入、流れ等

パンフレットを用いながら説明し始める

面倒くさいな、早く実演にとりかかって欲しいな

 

「・・・で、〇〇さまはどのようなレッスンを

ご希望でしょうか?」

「料理の基本、出汁の取り方です

歳とっているけど料理一から習いたいですね」

 

一瞬、ブーが驚いたように大口を開ける

私も、え?!って・・・

変な事言ったかしら?って・・・

 

「〇〇さまは今まで料理どうしてたんですか?」

「適当です、でも、料理はやっぱり

基本が大事って、最近、思うようになって」

 

「大丈夫です、80歳の方も生徒さんに

いらっしゃいますから」

周囲の生徒さんを見てみるけど、

お婆さんの姿は見えない

 

「・・で、基本コースになりますと

12回で受講料が57000円になりますね」

「高いね、一回こっきりとかないの?」

 

「本日、入会していただくと

入会料13000円サービスさせていただきます」

入会料?!、そんなもん取るのか!

 

怪しいぞ、ここ!

「返事あとからでも良いですか

肉じゃが体験レッスンさせてよ」

 

「帰るまでに

お返事お願いします」

ブーは席を立ち、調理場に誘導する

 

調理の先生と代わるのかと思ったら

ブーがそのまま調理台をはさんで私と向かい合わせになる

 

「え?、あなたが教えるの?」

「そうです、まずはジャガイモむきましょうか」

私一人?、他に体験レッスンに来ている人

いないの?

 

「では、ジャガイモの面取りしましょうか」

なんで?、もったいない」

 

「面をとらないと煮崩れするんです 

はい、水にさらしましょうか」

なんで?

 

「デンプンを適度に落とすためです」

 

作業工程にいちいち、なんで?と理由を

聞く

ブーが答える

それで長年の疑問が解決していく

 

「〇〇さまは質問が多いですね」

「ごめんね、何も知らなくて」

 

肉じゃがの下準備は終了

ブーが肉を冷蔵庫から持って来る

赤身がきれいな上等の肉だ

 

「この肉、高いんじゃない?」

「肉じゃがの肉は上等な肉を使う事がコツです」

 

鍋に油をひき肉を炒め始めたブー

「えー、肉じゃがって炒めるの?」

 

肉だけではない、具材全部炒める

知らんかった、肉じゃがは炒め煮なのか

そして味付けの最初は酒から!

 

やっぱり、基本習うのと習わないのでは違うぞ

 

 

落し蓋のため、ブーがペーパーをだしてきて

切り始める

「もったいない、そんなの買うの」

 

ブーが一瞬、驚いたように大口をあける

 

私が変な事を言うのか、またはブーの癖なのか

取りあえず、ブーはよく驚き顔をする

その度に私もえ?って前のめりになる

 

特別な調味料は使わないが

計量にブーはうるさい

 

仕上げに醤油をたらっとかける

「ふりしょうゆと言います

これで味がしまるんです」

「ねぇ、もう終わるかな

トモダチとランチの約束があるんだけど」

 

ブーがまた驚き顔をする

え?って私が前のめりになる

 

できたあがった肉じゃがは汁だけすすった

「美味しいね」

「食べて下さい」

「食べなくても、わかるよ美味しいって」

 

ブーを急かして、入会契約書を作成させ

後日、基本コース12回受講料57000円

振り込む事にした

 

「どこでランチですか?」

「元町って言ってた」

「私、4月に越してきたので地図あります

以前は大阪のスクールにいました」

「左遷?」

ブーはまた驚き顔をする

 

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京都、高雄の川床料理を食べる日帰りバスツアー9800円に行って来た

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「京都の川床料理のバスツアーに行こう」

 

N子に誘われ、バス日帰り旅行に行く事に

なった

 

旅費9800円

安い

 

通常、私の住む田舎から京都までの

往復電車代はおよそ13000円かかる

高速バスなら8000円(夜しか走らないけど)

 

旅行日程表では7時発車

世界遺産京都下鴨神社(参拝30分)

②昼食、川床料理(75分)

世界遺産龍安寺(参拝50分)

井筒八ッ橋本舗(お買い物時間25分)

20時解散となっている

 

アイドルなみの過密スケジュールだ

 

バスツアーは時間厳守が大事

 

発車時間に遅刻したらスケジュールが狂い

他の観光客の皆様にご迷惑をおかけする事に

なる

 

後方から横から、あるいは前方から

睨み付けられるのは気分がイイモノではない

 

時間管理には時計が必須

・・・が、私は老眼、腕時計が見えない

 

スマホを持ち歩くことになるが、これ、結構

面倒

私達の年代は見る、歩く、聞く、持つなどの

動作が同時にできない

 

 

仕事、家庭から解放され、待ちに待った旅行

 

行く先々で美味しそうな食べ物や珍しいお土産

に出くわす

ヨダレがでそうになる、食べたい、買いたい!

 

その前におしっこをだしてこないと

バス内で排泄を我慢するはめになったら

地獄だ

 

休憩所に寄ると、トイレめがけて

走り出す

 

並んだ列にモタモタしている先客がいたら

それは運が悪かったと思わないといけない

 

トイレ休憩だけで時間消費しても大丈夫

カバンの中にお菓子たっぷり用意してあるから

 

非日常の世界は楽しい

隣座席の気の合うN子とお喋りをする

 

N子は学生時代から知っているけど

トモダチになったのはずっとあとからだ

 

たまたまスーパーで出くわし

お互いの近況報告し

一緒にコンサートに出かけたりしているうちに

親交が深まった

 

不思議だね、時を経て、トモダチになるとは

思わなかった

 

日帰り旅行だけど、N子がいるから

とても楽しい

 

くだらないお喋りして、さぁ楽しむわよ

 

バスガイドさんの観光案内は

ほとんど聞かない

 

ガイドさんはそんな客に慣れているはずで

無視して進行するが

今回のガイドさんはちょっと違う

「聞いてないのね?」とチクリとくる

 

若い頃は相当な美人だと思われる

年齢不詳だが顔のシワの多さ、たるみから

私達と同年代、60代と見える

 

60代でバスガイドは体力的にきついはずだが・・

 

なめらかな口調、時に笑いを誘う話術で場を

盛り上げ、先頭で立ち続けている

疲労や投げやりな様子はない

 

「バスガイドは口ひとつでお金がはいる

良い仕事なのよ~」と自慢げに言うところが

愛らしい

 

「一年ごとの契約なので会社が更新してくれるか

毎回、ドキドキするわ」

「孫の修学旅行用のカバンを買って

あげないといけないから仕事が入ると

嬉しい」とか

面白いガイドさんだ

 

いったいいくら稼いでいるんだろうって

最前列に座る私とN子の疑問

 

 

狭い京都の町を運転手さんは上手に

ハンドルをきる

ガイドさんが上手い上手いと褒めあげる

 

運転手さんもガイドさんも

客もみんな年寄りだった

 

無職で収入が少ない私達には

こんな安上がりのバスツアーが

合っている

 

私の今回、最大の関心事は

川床料理

 

勝手に鴨川付近のお座敷を空想していた

洒落た料理を川を見ながら食べるのかなと

 

下鴨神社はどうでもいい

次の目的地、高雄の川床へ、GO-!

 

バスは古い軒並みを抜け、山道を上がり

下がり、下がり

川が見え、ロマンチックな景色の中を走る

 

都会育ちの方がたにはきっとワンダフルだろう

 

橋を渡り、古びたホテルに到着

観光客が見当たらない

 

バスから降りて、階段で下に降りる

 

川の側の古い掘っ立て小屋がお店らしい

なんか想像と違うな

格式がないというか・・

 

係の方の案内で各自、ゴザの上に坐る

係の方も年よりだ

日本の観光地は年寄りだらけだ

 

 

お腹が空いた

早く食わせろ、川床料理!

 

こんなん運ばれて来た

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焼き魚とねりものと

ぬるいソーメン

 

 

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冷めた野菜の天婦羅(どこにでもあるやつ)

 

そうだよね

9800円のバスツアー

豪華な料理がでるわけもないね

 

私達と相席になったご夫婦

旦那は無口にビールを飲む

奥様の方は素敵なスカーフを首に巻いていて

手作りと思われる旅行に丁度いいサイズの

ショルダーバッグを携えている

 

中流~上流階級、下あたりと見える

お金には不自由はしていないな

私の経験値だけど

 

「素敵なバックですね、手作りですか?」

「・・そうです、着物の帯のリメイクです」

奥様は気軽に返事される

 

メルカリでは柄が良ければ手作りカバンは

5000円でも売れる

何しろオリジナルだから

 

それにしてもいつも家で見ている旦那と

外でも一緒にいたいかな?

 

気持ちを入れ替え、龍安寺ではしっかり

勉強しようと思ったけど

 

9月中旬でも外は暑い

暑いのが苦手だから

庭園見学とかささっと済ませる

 

みんな庭石の数を数えているけど

どうでもいいんじゃない?

涼しい時に出直すよ

 

最後は女子お待ちかねの

お土産タイム

井筒八つ橋本舗

制限時間25分

 

京都といえば八つ橋でしょ

 

鼻の穴膨らませ全員お店に突入

女は買い物が大好きだ

ストレス解消

狭い店内が観光客でいっぱい

 

N子といつしか離れ、一人で試食しまくる

 

どのお菓子も美味しいけど

いまいち買う気が起こらない

日帰り旅行にでかけだけで

お土産いらないだろうって

 

おでかけしていましたの報告したいだけだね

お土産って配り歩くのに神経使う

面倒くさい

 

八つ橋本舗は戦場だ

 

買う気満々の客と売りつけたろかの店員

お立ち寄り時間25分というのも

微妙だね

 

短いからみんなあせって買う

長すぎると思案して買うのを止める

 

どんだけ知り合いが多いのか知らないが

みんなたくさんお土産を買い込んで

バスに戻る

 

後は家に帰るだけ

 

旅の終着には

バスガイドさんよりお別れの言葉があり

 

全員、仲良しだったと錯覚して

離れがたい気分を味わう

 

手を振ってバスから降りる時に

「やれやれ、終わったか」って言う

 

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