シルバーの朝は早い
家の廊下の板が壊れてから早2か月。
修理の見積り無料を続けていた私。
知人から「シルバーに頼め、大工の免許もっているのがいろいろおるぞ」
と聞いた。
(大工の免許?ほんとかな)
とりあえず、シルバー人材センターに電話すると、女性が応対し
後日、返答する・・・と言った。
ついでに生垣の剪定も依頼した。
翌日朝8時。
自堕落な生活をしている私には、まだ寝起き、パジャマ着たまま寝室でテレビをボンヤリ見ていた。
電話がなる。女性の声。
「シルバーです。剪定と廊下の件、担当者に連絡しましたので後で電話があるかと思います。」 (早いな・・・仕事なんじ始まりなんやろ)。
・・・と大ちゃんが吠える。
8時17分。
(誰か来たのかな・・)
茶の間のモニターにオッサンが映っている。
玄関を開けるが誰もいない。
(見たことない。きっと、剪定の職人さんだ・・)
(早いな・・・ちょっと待てんのか)
8時30分。
また、大ちゃんが吠える。
今度は縁側から。
村のオッサンが「どこ壊れた」って立っている。
(オッサン、シルバーに登録してたか。)
「ちょっと待って、着替えてくる」と私。
(シルバーすごい、速攻攻撃や)
村のオッサンは大工もどきで安いが腕はいまいち。
(ためらうな・・・。
今後、プチリフォーム計画を予定しているけど
村の大工もどきさんが参入してくるとは思わなかったな。)
夕方には見積りできたって、また縁側に立っている。
(なんでこの人、玄関から来ないのかな?)
たしかに安い。7万円くらい。 今までの見積りの値段は10万から17万。
まっ、いいか。
大工もどきさん、よろしくお願いします。