小さなお知らせ・ブログ名を「メタボンの行きあたりばったり」に変更しました

仕事をしていたころ、パソコンを使う事が

必須でした。

機会に弱い私、不都合が起こると

手も足もでません。

そんな時は、業者さんに依頼していまいした。

その業者さんは、車で一時間かけて

やってきました。

小太りで、ヘヤースタイルは時代おくれ

余計な話はしません。

（オタクって感じ）

無駄話もせず、私が何者かも聞くこともありません。

作業が終わると、領収書を書いて

帰ります。

二回めにオタクがきた時は、やたら

着信が多い。

オタクはいちいち電話をとります。

電話口から甲高い声が聞こえます。

「結婚したんです」オタクが私生活を

初めて私に話しました。

（そう、良かったね、安堵したよ）

３回目に着た時、もう電話は

なりません。もくもくと

作業しています。

「今日は、電話ならないね」

「離婚したんです」

定年退職後、町なかで駐車し、バスが

とおり過ぎるのを待つ私の目にはいったのは

「パソコン修理」屋さんです。

（なんだ、こんな近くにパソコン屋がある）

仕事を辞めたので、もうパソコンを

使うこともなくなりましたが

唐突に「ブログ」やりたいと思いました。

ブログという言葉は聞いた事があるだけ

内容は全然知りません。

どうしてブログなのか

自分でもわかりません。

車で１０分も行けば、パソコンやがある。

ちょいちょいこれる場所だ。

さっそく、パソコン屋の戸を開けます。

中年の男性が機材器具のなかに囲まれて

作業しています。閑散としています。

「あの、ブログしたいんですけど」

「ブログ？ぁあ、やれないことないけど・・」

設定場所は自宅にし、予約をとりました。

一回めの訪問。

「調べたけどはてながいいと思います」

（はてな？）ナニソレ？

「何でもいいです」

さっそく、男性は私の要望、好き嫌いを聞きながら

ブログの設定を始めます。

男性(以後のらりと呼ぶ）は、考えながら、やり直しながら

写真の修正に手間取りながら、どうも手慣れた感がしない。

考え込んだりしている。

４時間もかけて、ブログを立ち上げた。

（予約入れてんだから、段取り良くできないかね。）

時間給だから、こっちはハラハラする。

ブログに写真挿入方法を教わり、終了する。

その後も、分からない事があって、訪問するが

事前に知りたい事を言ってあるのに

のらりは、私を待たせてから調べ始める。

のらりはのんびりしている。

やればできるんだろうけど、取り掛かるのが

遅い。

本業はパソコン屋だけど、ブログは初心者

だと思った。

今回、私は、グログレッスンなる本業の人の

指導を受けてみる事にした。

検索してそんなグログ指導があることを知った。

レッスン場所は自宅にお願いした。

また、スピード違反するのが面倒だから。　　　　　　　　　　　　

ブログレッスンは事前振り込みだ。

予約時間になっても、現れない。

メールに記されている日付、時間を何度も

確認する。

夕方まで待ってみた。

この日のために、一日前から愛犬は茶の間の出入り禁止

になっている。

部屋に監禁状態の愛犬はぐずる。

茶の間に行けないことは、愛犬の精神状態に良くない。

午後４時、「振り込み詐欺！」だ。

やっと気が付いた。

メールには電話番号が記されたいたが

怖くてかけれない。

不通かもしくは、柄の悪いオッサンが

「なんじゃ、われ！」と言われそうで。

こんな詐欺にひっかかるなんて、情けない。

悲嘆な想いでその日は終わった。

翌日、ユズル君の試合があるため朝からユズル君

特集している。テレビにくぎづけだ。

１３時頃、着信があった。

「あの〇〇ですけど、もうすぐ着きます」

（えー！ほんまでっか、一日間違えた）

愛犬を大好きなハムで部屋に誘導、監禁。

茶の間を掃除機かける、

ガムテープで抜け毛をとる。

急げ急げ。

獣臭を消すスプレーをぶちかける。

赤い車がそろそろとやってくる。

降りてきたのは、細身の可愛綺麗な人。

若い。

プロらしく、さっそく、レッスン開始だ。

Q１趣味は、読む本は

私「趣味ってないわ、お笑いが好きかな、

ボケとツッコミ。読書しない、新聞も読まないし」

微笑みながら彼女は聞いてきます。

Q２上手って言われる事、自慢は

私「・・なんもないわ。料理もだしの取り方しらないし

３分クッキング見る事はあるけど・・絵は好きかな」

（自分が情けない）

Q３今やりたいことは

私「ブログかな、あとバトンミントンかな」

（うそうそ、テレビ見てだらだらしたい）

Q４お役立ち情報ありますか

私「ないわ、家事も苦手だし、これっていう極めている

　ものもないし・・」

要は、私の特徴や独創性やひいでた趣味など

私個人のアピールポイントを模索していたようです。

彼女の横にすわるおばちゃんは、インパクトない

なにもできない人間に判定されたでしょう。

おばちゃんはテレビを気にしてます。

ユズル君が試合で１位になったと喜んでいます。

彼女も微笑みます、おばちゃんに合わせて。

彼女「では記事の内容は日々を綴るっていうことで」

私「グログタイトルはどうですか」

彼女「メタボンはいかがでしょう」

私「いいね」

彼女「ボケとツッコミがお好きなようですから

それを利用しましょう」

私「行ったり来たりは・・」

彼女「それにしましょう」

二時間後、彼女は微笑んで帰宅される。

そんな流れでブログ名「メタボンの行きあたりばったり」

となりました。

これからもよろしくね。

ちなみにブログレッスンは一か月様子みて

くれるらしい。

今度こそ「なんじゃ、われ！」て言われそう。