花泥棒とワンコ
この花を盗んだのは私です
N村のはずれで見つけた
あまりの美しさに
思わず車を止め
誰も見ていないのを
確認して
盗んで来ました
生活にメリハリをつけるため
文科系、体育系のサークルを
探し
立ち寄った町の公民館、
展示されていた押し花の作品に
興味がわき
教室を見学してみて
そのアート性に衝撃を
受けた
花に無縁だった私が
こんなん作ってます
制作時間2時間
額縁セット 約5000円
材料 散歩時に摘んでくる野の花、葉
押し花教室は月一回
毎回、生徒がやる気をだすように
作品作りを先生はおしてくる
押し花教室はお金がかかる
花なんて買ってられない
さぁ、盗んできたアジサイ
押し花にしましょう
①ハサミで花、茎、葉にばらす
例えば、フキの葉
熱湯にくぐらせて、冷水につけると
色が綺麗にしあがるとか、
茎はカッターで半分に割り
汁をティッシュで拭きとるとか、
花下部が太い場合は
サンドペーパーでけずるとか、
押す前の下処理が花それぞれ違いが
ある
だけど先生はその基本手技指導を
抜かす
「本読んどいて」って感じ
もっぱら、道具、器具を売るのに
力を入れている
世の中、お金だよね
とりあえず、独自で試行錯誤
実践あるのみ
花びら一つの場合と
花びらどさっと
どう違いがでるのかな
・・なんて考えながら
②乾燥用ボード&メッシュセット
(約3000円)
上に並べる
道具をメルカリで安く買おうとしても
出品が少ない
③乾燥機(約2万円)で乾かす
所用時間2時間くらい
これも実践、経験値
誰も教えてくれない
道具、器具の使い方
ユーチューブを参考にしたり
本を読んだり
先生にLINEしたり
③色、形の出来栄えは予想を超える
押してみないとわからない
実践あるのみ
④和紙(20枚入り324円)に包む
消耗品だからめいいっぱい物をいれる
⑤ 保管袋(400円)に入れる
中に乾燥剤が入っている
ビニール袋のチャックを密閉すること
開いていると、湿って、変色する
保管袋は市販されていない
先生を通して買っている
メルカリに出品されていても
すぐに売れる
常に、メルカリチェック
注意点
ワンコが近づき
絶妙のタイミングで
花をくわえて行く