メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

まずくて高いうどん屋

暇な女たちが良く利用する場所は

ファミリーレストラン、コ〇スだ

 

多彩なメニュー、美味しそうなデザート

ちょっとお金をだせばドリンク飲み放題

 

女の話は尽きない

近所で起きたエピソードやネギの作り方

友人らの近況、店員さんの悪口・・・

 

注文したピザをみんなでつっついては

4時間はコ〇スで居座る

 

コ〇スの良い所は値段が安く味もそれなりなところと

長居できる事かな

 

ところで先日、あるうどん屋に初めて入った

 

そこは遠くの町に行く県道沿いにある平屋の古い木造の建物で

「うどん、蕎麦」と書いた暖簾が玄関にかけられている

 

いつ見ても車が数台駐車しており

どうやら繁盛店らしい

 

空きっ腹すぎてハンドル握る手も震えていた私

一人だったけど思い切ってうどん屋に入ってみた

 

テーブル席がいくつかあり、適度についたてがあって

お一人様でも居心地良さそうな造りだ

老夫婦がどんぶりを食べている

 

厨房にむかって横づけにカウンター席が設置されている

雑誌、新聞、漫画などが棚に並び庶民的な雰囲気だ

 

中年女性が冷茶とメニュー表を持って来た

うどんにするかどんぶりにするか迷う

仁王立ちの亭主が厨房から私を見ている

 

いっぱ具材を食べたいので鍋焼きうどんを注文した

 

私の二つ隣に中年男性が座り、なにやら注文した

お馴染みさんのようでやっぱり店は繁盛しているようだ

 

冷茶を飲む

ん?、変な匂いがする

もう一口飲んでみる

ん?腐っている?

 

ちかごろ健康茶とかいろいろ出回あっているから

そんなお茶なのかな?

 

そういう場合は店内に「当店では〇〇茶をお出ししてます」

とか張り紙があったり

またはお茶を運んできた店員さんが「〇〇茶でございます」とか

宣伝をするものだが・・・

 

今度は鼻先で匂いを嗅いでみる

な・ま・ぐ・さ・い

(腐ってんじゃないの、これ!)

 

普通の冷水を探して店内を右往左往するが

見つからない

連れがいたら店員さんに聞いてもらえるんだけど

一人だから小さくなる

 

隣の男性の品が先に出てきて

男性はズーハーズーハーと音をたててすすっている

 

 私のテーブルにやっと鍋焼きうどんが置かれた

 

私が知っている鍋焼きうどんとは

鍋蓋を開けるとグツグツ湯気が立ち上げり

その中にエビ天や、半熟卵、ピンクの麩

ほうれん草などが盛り上がってうどんの上に

置かれている物だ

 

しかし、この鍋焼きうどんは

蓋がない

 

少しのエノキと白菜のきれっぱしとゆですぎのほうれん草と

小さなしいたけ、硬い肉片

 

鍋の横の小皿に殻の薄そうな生卵が添えてある

 

肝心のうどんはこしがなく箸ですくうとちぎれていく

 

汁からだしの香はしない

見た目もがっかりだが味も美味しくない

 

これで980円、笑える

ぼったくりやん

 

隣の中年男性はいったい何を注文したのか相変わらず

ズーハーズーハ―とすすっている

私よりずいぶん早く食べ始めたのに・・

 

 

その後

うどん屋の前を往来するたびにうどん屋を注視する

 

客の車はやっぱり数台駐車しており

なんであんな店の常連なのか調査してみたいと思う

 

私だけがたまたままずい物を出されただけなのかしら?

 

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