誰だって我が子が一番
とあるオリンピック会場。
二つの家族がすれ違った。
「あら、おめでとうございます。昨夜金メダル
とられて」
「あら、お久ぶり。ありがとうございます。」
「マ、マ、マスタードって言うんですって
初代チャンピオンて名誉な事ですね」
「あら、マススタートって言うんですよ
嫌だわ、奥様ったら。覚えて下さいませ」
「あら、ごめんなさい。馴染みのない種目
だったから」
「あら、そちらこそおめでとうございます
２かいたい連続金メダル。６６年ぶりの快挙とか」
「そうなんですけど、うちの子、一個しか金メダルないんですよ
今回はね」
「お怪我されていたとか・・・。情報伏せていたから
心配してたんですよ」
「あら、それはどうも。完治してないんですよ。
でも、頑張ったの。神がかり的な子よ
自分が生んだなんて信じられないくらい」
「奥様、メダル管理どうされてますの？
うちの子達、たくさん取ったから」
「パラシュート見ていましたけど、接戦でしたね」
「あら、嫌だわ。パシュートよ。
チームワークが大切な種目よ。ナルシストには
向かないわね」
「・・・広いスケートリンクで大勢の観客を前にして
大事なのは、自分を信じることなの」
「あら、それは競技者全てがそうだと思いますわ」
「コメントも大事なの。自分が何を求められているのか
頭も使うのよ」
「あら、奥様、それじゃうちの子が足りないとか
おっしゃってるように聞こえますけど。
計算づくのあざとい人間って、どうなのかしら？」
「フィギアの世界では、見た目の美しさは加点よ」
「うちの子達も小さい時から可愛いって評判だったわ」
そこに割ってはいってきた別の一家。
「奥様たち、今回、キャプテンを務めさせて
頂いたのうちの子なんですけど。どうしたんですか？」
ワラワラ側に集まって来た日本チームの御一行様がた。
うちの子が一番話が延々と続く。
（こんな有り得ない物語を考えている私。
どの子達も素晴らしかったよ。熱く涙したよ。
ごめんね。明日から、正気に戻るね）
貧しそうだけど美味しい食べ物いかがでしょう
早い夕食を済ませてから、愛犬の散歩に行く。
雨上がりで道は汚れている。
一軒隣の家のお爺さんを見かけ「こんにちわ」と声かけする。
お爺さんは愛犬を見ると「焼肉にするぞ」と必ず言う。
夕方の過疎の村。
お爺さん以外に人は見なかった。
愛犬は、なじみの電柱や生垣、石畳などおしっこをかけて行く。
「今日も来たよ俺」
「良し、異常ないな」
きっとそんな感じで任務に励んでいる。
愛犬が足を止め、背中を丸めると排便のサイン。
私はスターの付き人の如く、ポケットから
ビニール袋を取り出す。
「待ってろ、全部出すのに時間かかるんだ」
きっとそんな感じで力んでいる。
枝豆３個分程の茶色の排泄物。
ウンコを片付ける私を
「何やってんだよ、とろいな」
そんな感じで先を急ぎたがる愛犬。
たった１０分の散歩。
愛犬は先頭になって、我が家に向かう。
小さい頭なのに自分ちを知っているのが
愛おしい。
足や腹が汚れたので、タオルで拭こうとすると
唸り声をだして身悶えする。
「汚れた体で、ソファに乗って欲しくない。」
デブとチビは、しばらく揉める。
時は過ぎ、夜８時。
猛烈に腹が空く。
夕食以降は食べないのが私のダイエット。
いっこうに痩せないけどね。
そうだ、アレ食べよう。
大根の千切りに納豆あえ。
美味いんだな。
さっそく台所に行って大根を千切り。
ボール一杯分作る。
豆苗もあったからちぎって入れる。
いろどりのため人参も投入。
冷蔵庫を開けると、残念、納豆１パックしかない。
この量では味が決まらない。
納豆の隣に、エノキの醤油ずけの小瓶がある。
姉が手作りして、持って来た物だが
食べ馴染みがないから、手づかずになっている。
頭と舌と感覚が「大丈夫、合うよ」と。
材料を全部混ぜ合わせる。
食べると、イケルわ、これ。
満腹になった。
野菜食べると内臓が綺麗になる気がする。
皆さんも食べてみて。
酒のつまみにもなると思うよ。
化粧して運転免許所センターへ行こう
みずがめ座の私。
天気が良いね。
こんな日は、運転免許証更新に行こう。
女にとって、成人式の次にくるくらい
免許更新は大事なんだ。
証明写真、あれだ。
３年か５年の間、運転免許証に写真が
貼られる。
女ですから、できるだけ美しく撮って
欲しい。
女だけではない、男だって
男前に撮ったらいいんじゃない？
地顔でいいなんて今の時代には
考えが遅いと思うな。
前日に、散髪し顔そりして
当日は、軽くファンデ塗って
眉を整えて（えっ？ 俺、もうやってるよ）
失礼しました。
私は今回、リキッドファンデを使う。
いつもより、念入りに。
そして、顔色良くするため
頬紅を塗る。
（あっ、その前に粉白粉塗るの忘れた）
まぁ、良い。
眉は、やや濃いめにする。
眉毛薄いと顔に勢いがつかないから。
そして、眉は顔全体をまとめる効果がある。
口紅は、やや赤目に。
運転免許所センターは、自動車専用道路を
走ると早くつく。
運転しながら、ここで良くスピード違反で
捕まった事を思い出す。
一度は、免停にまでなった。
運転免許更新のために、また捕まるわけには
行かない。
慎重に走る。
お気に入りの徳永英明の曲を聞きながら。
聞き惚れて、歌の場面に登場している私。
（いけない、今日はこんな事していられない。）
指定された時間に充分間に合った。
駐車場に車を止めながら、笑う。
可笑しい、みずがめ座がたくさんいる。
センター内は、混雑していた。
女たちは、精一杯の化粧をしている。
証明写真を撮るまでは、メイクを
維持しなければならない。
私は、過去スピード違反しているので
講習を聞かなければならない。
所定された講義室に５０人近い受講者が
席についている。
どんな状況で、どんだけの違反をしたのか。
違反すると罰金は仕方がない。
私は減点が怖い。
点数を売ってくれるなら買っても良い。
講習の時間が来た。
６０代の背筋の伸びたスーツの姿の男性。
元警察官の〇〇だと自己紹介した。
（以後、マックンと呼ぶ）
講義し、DVDを見て、講義し、DVDを見る。
所用時間２時間。
マックンの話声が、私は聞き触りだった。
鼻から、空気が漏れているような・・。
声が曇っているような・・・。
滑舌が悪い。
前列の私は、マックンの顔を凝視する。
原因追及だ。
私は電話の声で相手の顔立ち、口周りを
当てれると同時に性格もソコソコ分かる。
（私の経験値と思い込みもあり）
例えば曇った声の持ち主は顎が長い。
幼く、明るい声は、若い子が多い。
丁寧な口調は、中肉中背、落ち着いている。
笑声を出すのは、丸顔の明朗さん。
歯並びの良い人は、滑舌が良い。
マックンの鼻から息がもれるような声。
気になる。
鼻のどこかが悪い。（蓄膿症か？）
鼻の低い人にこんな声が多い。
また、歯並びが悪いと、声が濁る。
口唇周囲の筋肉が垂れても
滑舌が悪くなる。
歯並びが悪いのか？
私は凝視する、歯を。
下の歯は、見える。
残るは、上の歯。
日本人は鼻下が長いのか、
上の歯が見えない人が多い。
私も笑わないと、上の歯が見えない。
マックンは笑わない。
笑わなくても、角度によっては
上歯が見えるはずだが。
マックンの上歯は見えない。
上だけないのか？
上歯がないのなら、鼻下にシワがあるはずだが
口元にシワはない。
上の歯は隠れて見えないんだろうか？
マックンは警察官、柔道の練習時に
鼻を折った、真上からペシャント。
そのためいくぶん、鼻の通りが悪くなった。
私は自分のだした分析結果に満足がいかず
さらにマックンを凝視する、眉にシワをつくり。
マックンは前列の自分を凝視するおばちゃんに
内心、おののいていたかもしれない。
講義が終了し、その場で免許証が配られた。
あんなに化粧したのに、貼られた写真には
顔の垂れたサエナイおばちゃんが写っていた。
マックンさよなら、楽しませてもらったよ。
花を愛でましょう
①別名： ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ
②分類： ミズキ科ミズキ属
③分類: 落葉小高木
④分布： 日本全土。中国、朝鮮半島原産
⑤特徴： 秋にグミのような楕円形の赤い実をつける
熟せば甘酸っぱい。この実を乾燥させた
ものは、生薬となる
⑥特徴： 春先は、葉がでる前に黄色の小さな
花を咲かせる
月に一度、私は村の生け花教室にでている。
師匠は、村のおばちゃんだが婦人会代表で弔辞を読ませると
右に並ぶ物はいない。
市原悦子のような声、調子でおごそかに読み上げる
まことに葬儀を盛り上げる人物だ。
お年は７５歳くらいになっていると見える。
気丈で、足が悪くて、杖をついているが
一人でバスに乗り、病院に行く。
お金が欲しいのか、生け花の指導を広めたいのか
町でも教室をもっている。
お口も達者で、ボケもない。
村の生け花教室は、私を入れて４人だ。
一人は、僧侶の奥さん６８歳。しっかり者。
一人は、奥さんの友達であるSさん６８歳。多趣味人。
一人は、おおらかでおっちょこちょいのKさん６８歳。
３人は、同級生らしく、〇〇ちゃんと言い合っている。
私は村の生け花会に参加して、半年くらい
たつが、未だに何流なのか知らない。
聞くけど覚えられない。
師匠の家で活けてから、花を自宅に持ち帰り
活ける。
熱意がないから、適当に活ける。でも今回は紹介します。
この木はサンシュユ。黄色の小さな花が
可愛い。
木の形に応じて姿が見良いところをいかすので 生徒それぞれ活け姿は違う。
器と木のバランスが大事。
アイリスを後ろ、前と二本さす。
木と花のバランスが大事。
ピンクの菊の花三本。
前方の菊は、ちぎれないように押しつぶし
前かがみに修正する。
完成。
この生け花教室の最大の楽しみは、皆でお茶をのみ
菓子を食べ、世間話をすること。
今日の話題は、多趣味のSさんの持参してきた大根の
漬物。干し大根を購入し、味噌、砂糖、塩、麹など
使い、手抜きで作ったというのが自慢げ。
師匠も奥さんもKさんも一斉に大根漬けについて喋りだす。
下手くそさんは、皆から責められる。
次は、〇〇家の嫁さんが、姑に好かれていない
とか。皆一斉に「嫁は好かれないのが当たり前」
飲み水も、各自で違うよう。
ペットボトルを使用する人、名水をくんでくる人
（名水は、塩素が入ってないから腐る前に飲む事）
うちは水道水を飲んでいるけど、規則で塩素が
入っているそうだ。（知らんかったわ）
お菓子も何処で買ったのか聞いたり、答えたり。
お茶は、茶器でむらしてから入れると美味いとか。
女の情報は、ためになる。
私は村で生きていくと決めたので、村人たちとの集まりに
参加し、色んな知恵やオキテを聞き、そのうち
野菜づくりをしようと思っている。
女のお喋りが終わり、帰り際、Kさんがポンと
私の腹をたたいて行く。
デブになってから、私は良く、腹をたたかれる事が
多くなり、自分でもデブをネタに笑っている。
小さなお知らせ・ブログ名を「メタボンの行きあたりばったり」に変更しました
仕事をしていたころ、パソコンを使う事が
必須でした。
機会に弱い私、不都合が起こると
手も足もでません。
そんな時は、業者さんに依頼していまいした。
その業者さんは、車で一時間かけて
やってきました。
小太りで、ヘヤースタイルは時代おくれ
余計な話はしません。
（オタクって感じ）
無駄話もせず、私が何者かも聞くこともありません。
作業が終わると、領収書を書いて
帰ります。
二回めにオタクがきた時は、やたら
着信が多い。
オタクはいちいち電話をとります。
電話口から甲高い声が聞こえます。
「結婚したんです」オタクが私生活を
初めて私に話しました。
（そう、良かったね、安堵したよ）
３回目に着た時、もう電話は
なりません。もくもくと
作業しています。
「今日は、電話ならないね」
「離婚したんです」
定年退職後、町なかで駐車し、バスが
とおり過ぎるのを待つ私の目にはいったのは
「パソコン修理」屋さんです。
（なんだ、こんな近くにパソコン屋がある）
仕事を辞めたので、もうパソコンを
使うこともなくなりましたが
唐突に「ブログ」やりたいと思いました。
ブログという言葉は聞いた事があるだけ
内容は全然知りません。
どうしてブログなのか
自分でもわかりません。
車で１０分も行けば、パソコンやがある。
ちょいちょいこれる場所だ。
さっそく、パソコン屋の戸を開けます。
中年の男性が機材器具のなかに囲まれて
作業しています。閑散としています。
「あの、ブログしたいんですけど」
「ブログ？ぁあ、やれないことないけど・・」
設定場所は自宅にし、予約をとりました。
一回めの訪問。
「調べたけどはてながいいと思います」
（はてな？）ナニソレ？
「何でもいいです」
さっそく、男性は私の要望、好き嫌いを聞きながら
ブログの設定を始めます。
男性(以後のらりと呼ぶ）は、考えながら、やり直しながら
写真の修正に手間取りながら、どうも手慣れた感がしない。
考え込んだりしている。
４時間もかけて、ブログを立ち上げた。
（予約入れてんだから、段取り良くできないかね。）
時間給だから、こっちはハラハラする。
ブログに写真挿入方法を教わり、終了する。
その後も、分からない事があって、訪問するが
事前に知りたい事を言ってあるのに
のらりは、私を待たせてから調べ始める。
のらりはのんびりしている。
やればできるんだろうけど、取り掛かるのが
遅い。
本業はパソコン屋だけど、ブログは初心者
だと思った。
今回、私は、グログレッスンなる本業の人の
指導を受けてみる事にした。
検索してそんなグログ指導があることを知った。
レッスン場所は自宅にお願いした。
また、スピード違反するのが面倒だから。
ブログレッスンは事前振り込みだ。
予約時間になっても、現れない。
メールに記されている日付、時間を何度も
確認する。
夕方まで待ってみた。
この日のために、一日前から愛犬は茶の間の出入り禁止
になっている。
部屋に監禁状態の愛犬はぐずる。
茶の間に行けないことは、愛犬の精神状態に良くない。
午後４時、「振り込み詐欺！」だ。
やっと気が付いた。
メールには電話番号が記されたいたが
怖くてかけれない。
不通かもしくは、柄の悪いオッサンが
「なんじゃ、われ！」と言われそうで。
こんな詐欺にひっかかるなんて、情けない。
悲嘆な想いでその日は終わった。
翌日、ユズル君の試合があるため朝からユズル君
特集している。テレビにくぎづけだ。
１３時頃、着信があった。
「あの〇〇ですけど、もうすぐ着きます」
（えー！ほんまでっか、一日間違えた）
愛犬を大好きなハムで部屋に誘導、監禁。
茶の間を掃除機かける、
ガムテープで抜け毛をとる。
急げ急げ。
獣臭を消すスプレーをぶちかける。
赤い車がそろそろとやってくる。
降りてきたのは、細身の可愛綺麗な人。
若い。
プロらしく、さっそく、レッスン開始だ。
Q１趣味は、読む本は
私「趣味ってないわ、お笑いが好きかな、
ボケとツッコミ。読書しない、新聞も読まないし」
微笑みながら彼女は聞いてきます。
Q２上手って言われる事、自慢は
私「・・なんもないわ。料理もだしの取り方しらないし
３分クッキング見る事はあるけど・・絵は好きかな」
（自分が情けない）
Q３今やりたいことは
私「ブログかな、あとバトンミントンかな」
（うそうそ、テレビ見てだらだらしたい）
Q４お役立ち情報ありますか
私「ないわ、家事も苦手だし、これっていう極めている
ものもないし・・」
要は、私の特徴や独創性やひいでた趣味など
私個人のアピールポイントを模索していたようです。
彼女の横にすわるおばちゃんは、インパクトない
なにもできない人間に判定されたでしょう。
おばちゃんはテレビを気にしてます。
ユズル君が試合で１位になったと喜んでいます。
彼女も微笑みます、おばちゃんに合わせて。
彼女「では記事の内容は日々を綴るっていうことで」
私「グログタイトルはどうですか」
彼女「メタボンはいかがでしょう」
私「いいね」
彼女「ボケとツッコミがお好きなようですから
それを利用しましょう」
私「行ったり来たりは・・」
彼女「それにしましょう」
二時間後、彼女は微笑んで帰宅される。
そんな流れでブログ名「メタボンの行きあたりばったり」
となりました。
これからもよろしくね。
ちなみにブログレッスンは一か月様子みて
くれるらしい。
今度こそ「なんじゃ、われ！」て言われそう。
羽生裕弦君、イチゴのカバーかけないとティッシュが凍るのかい
裕弦君、テレビで公開練習見たけど
思ったより、滑れるようで
安心したよ。
裕弦君の怪我の具合がわからず
不安だったけど
イケソウダネ。
手足が長いから、見栄えがするね。
音楽をバックに氷上を飛び上がる。
そして綺麗な姿で降りてくる。
若いライバルの子たちに
どうか負けないで。
あなたは、怪我という試練を
乗り越えてきたんだから。
公開練習後の記者会見、２００人はいたね。
みんなあなたの言動から何かを探ろうとして
いたね。
「ホントウニ、ダイジョウブ？」
「ヒサクアルノカ？」
「二週間まえから、４回転の練習した
ほんとかな？」
記者も軸足の怪我からの回復に
半信半疑なんだね。
笑顔で答える裕弦君。
綺麗な肌している。
歯並び綺麗。
長い首がセクシー。
切れ長の目が、日本的でほこりに思うわ。
クソガキみたいな破壊的な笑顔の時と
滑走からジャンプに移行する瞬間の
とんがった表情。真逆だね。
スピードに乗ると、額とかでるけど
裕弦君は、額も男前だわ。
今は前髪垂らしているけど
本番では、バックに流すんだろ？
演出だよね。
どうする？羽生家。
世界一になった子が
また、世界一になる。
金メダルなんて
普通の家じゃ見ないよ。
裕弦君の嫁さん大変な旦那を持つことになるね。
モテモテの旦那を管理していかなければ
ならない、そう、年上のでっぷりしたので
いいんじゃない？
戦闘モードで滑走し、舞う、しなやかに 音楽に乗り、感情を表現する、指先で
裕弦君の姿にうっとりするね。
ところで、私、以前から不思議なんだけど
オーサーの所で鼻かんでるけど
ティッシュボックスカバー、今回はイチゴになったね。
あれは何？
カバーかけないと、ティッシュ凍るの？
丸出しじゃ駄目なの？
ティッシュの会社からクレームがくるの？
イチゴのカバー、可愛いよ。
可愛いけど、どんなの？
若い世代ってみんなあんな可愛い系のカバーかけるの？
裕弦君の好み？
くまのプーさんやら苺のテッシュボックスを
愛用する姿、アンバランスに思えるな、私。
ストレスの多い競技だから、可愛い系がいいのかな。
その足で大丈夫なの？
羽生選手のコーチ、オーサーはパーフェクトと
インタビューに答えていた。
ただし、ルッツはさせないと言う。
これは、おかしい
パーフェクトなら何故ルッツをさせないのか。
羽生選手が練習中に右足関節外側靭帯を痛めた
１１月から、羽生選手の状態はテレビでは
知る事がなくなった。
どんな治療がされており、どんなリハビリを
しているのか伏せられている。
平昌オリンピックに出場するなんて
無理なんじゃないかと危ぶまれていた。
羽生選手は、２月１１日に韓国にやって来た。
顔は、いくぶん細くなっている。
歩く姿に、跛行はみられない。
記者団に囲まれ、「勝ちたいと
誰よりも思っている」と強気な発言をした。
強い意思がないアスリートは駄目だ。
だけど、羽生選手のファンである私は
不安でたまらない。
氷上で転倒して、起き上がり、また転倒して
そんな姿を想像してしまう。
記者はさらにインタビューをする。
「コンディションは１００％ですか？」
核心をついた問いかけだ。
誰もが聞きたい事だった。
羽生選手は答えない。
若手の伸び盛りの選手が、高得点を得るため
高難度の技を磨いている。
そんななか、３ヶ月弱本格的にスケーティングしていない
病み上がりが優勢となれるのか？
２月１２日の公開練習は１８分。
８分間を足慣らしに費やしていた。
オーサーコーチに指を３本立て、合図してから
３回転ジャンプをした。
右足だけに目が行く。
右足関節部にサポートでもしているのか
右足がいくぶん大きく見える。
もはや、傷んだ孫を見ている気分。
金１個持ってるじゃない、怪我なおしてよ。
後遺症残らないのかい？
結弦は、結弦だけの体じゃないんだね。
イケメンの世界１のスケーター。
スケート連盟が離すはずないね。
結弦、お前がいないと、オリンピックに華が
咲かないんだろうね。
お前が出るのと、出ないのじゃ観客の盛り上がり
が違うんだろうね。
おばあちゃん、結弦の無事だけ祈るよ。
（ファンから、孫を心配する祖母になってしまっている）
