メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

骨董屋さんがお買い上げしたのは、こ汚ねぇ鉄瓶だった

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我が家には蔵がある

 

遠い昔、田舎では葬式も結婚式も

自宅で行った(らしい)

 

儀式に必要な道具一式を

収納するために蔵があった

 

我が家の蔵の一階には

客用の座布団が50枚、

 

後は使わなくなった農機具とか

ガラス戸、火鉢などが

雑多に置かれている

我が家は整理整頓という知識がない

 

仮に盗まれても

気にならない品物ばかりだ

 

退職後、初めて二階に上がってみた

 

我が家には清掃という知識がない

ほこりまみれだ

喘息のある人は発作をおこすと思う

 

窓は一つだけ

電気もない

 

歩くと床がギシギシと鳴る

 

大小の木箱が並んでいる

ワクワクしながら、木箱を開けて見る

 

朱色の御前が収まっていた

 

母ちゃんが嫁いできた時にでも

使ったのだろうか

 

別の木箱も開けて見る

朱色の御前だ

 

なんだ御前ばっかり

 

棺桶みたいのも3箱ある

中は空だった

 

ぐいのみが多数、ザルに積み上げてある

ザルには、ビニールがかけられていた

我が家には、物を大切にという知識がない

 

小さい木箱を開けて見る

金ぴかの小鉢が入っていた

 

レンジでチンできない代物だ

昔の茶碗はやたら金ぴかの装飾が多い

 

隣町にある骨董屋に御前を見てもらおう

 

それで買ってもらえれば

我が家の生活の足しになる

 

私は御前一人前を蔵から出した

 

ほこりだらけ

亡母を恨む、品質管理に無頓着だった

 

茶碗と蓋を組み合わせてみる

合致しているのかさえ

分からない

 

洗って良い物なのか?

塗り物かもしれないし

 

タオルでそっと拭いて

風呂敷に包んだ

 

どこかで聞いた事がある

鉄瓶売れるらしいよって

 

古いサイドボードに中に

錆びた鉄瓶が入っている

 

いろりがあった頃に

湯を沸かしていた鉄瓶

 

こんなの誰も使わないよなぁ

と思いつつ、ビニール袋に入れた

 

出かける前に骨董屋に電話してアポを

とる

 

途中、ドコモに寄って

アップデートのやり方を聞いていたら

 

対応した若い男子の態度が悪くて

頭に血がのぼった

 

かっついて店から出たら

迷子になって、道を行ったり来たりしながら

 

あの小僧どうやってこらしめてやろう

社長に電話してやるか・・!

 

約束の時間に遅れたけど

骨董屋の若社長は愛想良く

 

御前を見てくれた

「輪島塗だね、これは今じゃ売れない

いっぱあいあるからね」

ザンネン

 

「汚れているのはどうすればいいんですか?」

「洗って拭けば良いよ」

洗って良いんですか!」

 

「それは?、それ見せて」

若社長が指さす先には、私が隠すように

持参した鉄瓶

 

錆びて汚い鉄瓶を、オズオズと差し出す

〇〇の作だ、ほら名前刻んであるだろ」

 

若社長は蓋の裏を指さす

へー、ソウデスカ

 

「飾りは京都でつけたね」

蓋の表のぼんぼり飾りのことらしい

ソレトレソウデスネ、ブラブラシテ

 

「売れるよ」

「えっ、売れる?、買ってくれる?」

「いいよ、はい5千円」

 

このやり取りを後ろで聞いていた

社長が私の電話番号を聞いとけと

若社長に行っている

 

なんだかザワザワし始める

「今度、ご自宅に伺っても良いですか?」

 

いいけど、何もないよ、御前以外は

 

 

遠くまで来たかいがあった

5千円ゲットした

 

しかしあの汚い鉄瓶に値打ちがあったとは・・

磨いてきた御前はガラクタで

 

きっと、粋で知性のある金持ちが

あの鉄瓶を愛でるんだろう

 

鉄釜の愛好者はいないだろうか

確か蔵に転がってたような

 

 

 

じゃ、明日も蔵を探検しよ

 

 

 

 

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一泊二日がかりでコンサートを見てきた

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一泊二日の日程で、名古屋に行って来た

 

エグザイルファミリーの弟分(以後、小僧たち)

のドームコンサートを見るためだ

 

全く小僧たちのことを知らない

なぜ行くのって?

お友達のK子ちゃんに誘われたから

 

K子ちゃんは、癒し系の天然で話が面白い

一緒にいると笑いこける

 

笑うと腹筋が動くから

メタボの私には良い運動だ

 

K子ちゃん、最近その小僧たちに

ハマッているらしい

 

職場の若いY子ちゃんとともに

小僧たちの追っかけをしているって

 

私には無縁の世界だ

だけど誘われれば見てみたい

 

知らない世界を覗くのも

案外、良いかも・・

 

名古屋駅から電車に乗り換え

栄駅で下車する

 

宿泊予定のホテルに向かう

人混みのなかをテクテクと歩く

 

若いY子ちゃんが

おばちゃん達二人を先導する

 

普段、車移動しているから

都会はとても歩き疲れる

 

今日は化粧をしているから

さらに疲れる

 

うっかり汗ぬぐえないし

醜かろうがすっぴんが楽だ

 

K子「もうちょっとだから、

歩いた方が体に良いよ」

励ましありがとう・・

 

徒歩10分たらずだが倒れるように

ホテルのベッドで寝転ぶ

 

K子ちゃんが言うには

Y子ちゃんと泊まる時は

若い子に気遣って

個室を取るのだと言う

 

個室でありがたかった

素でいられる

 

名古屋ドーム開場は4時30分

開演6時30分

 

充分に時間はあるが

二人は早く現場に行きたいらしい

グッズが買いたいらしい

 

栄駅に向かう通りの書店に

ガンチャンのポスターがあり

それをY子ちゃん、誰かに送信している

 

その誰かさんもエグザイルファミリー

の追っかけさんらしい

 

夢中になるものがあると

人は生き生きする

 

K子ちゃん、Y子ちゃんは

小僧たちの話で盛り上がっている

私から見ると二人は、疲れを知らない異星人

 

街の中、顔にシールを貼っている子や

お揃いのTシャツを着ている子を

見かけるようになる

 

どうやら小僧たちのファンらしい

Y「みんなここらのホテルに

泊まっているんですかね」

 

Yちゃんはスマホを常に見ている

歩く時も見たい情報ってなに

 

電車に揺られ、ドーム前で下車する

また歩く

デブだから、歩くの楽しくない

 

ドーム付近では大勢の人達が右往左往

している

 

何を買うにも長い行列

気温も暑くて、私には苦行

 

K子ちゃんが観戦中に振る旗を

持たせてくれる

振る事ないと思うよ

 

歌はやっぱり北島三郎が一番!

K子「あんなヨレヨレの爺さん」

 

開場に待たされ

開演に待たされ

もはや苦行の何ものでもない

 

遠い昔、「タイタニック」でレオ様に

会ってから、レオ様に夢中になり

グッズを買いあさり

 

来日を知ると成田に出向き

9時間、到着を待った

 

あの情熱はもはやない

 

開演まじか、4万人の観客が息を止める

トドロク音響

 

4万人がいっせいに歓声をあげる

矢のような光線の中、浮かぶ小僧たち

 

私は暑いのに、小僧たちは重ね着だ

舞台って寒いのかな?

 

どうやらメインボーカルは二人らしく

他の男子は踊っている

 

20代だから元気だね

青年が男に変換されつつある美しい年代だ

 

メンバーの立ち振る舞いの一つ一つに

ドーム内が反応する

 

ルール?なのか観客が一丸となり

タオルを振ったり

旗を振ったり、座ったり、立ったり

 

観客もコンサートを作り上げている

 

広いドームなのに演者が近くで見れる

ような演出も考えてるなって感じ

 

会話はほとんどないんだね

2時間歌って踊って、さらっと終了

 

アンコール、アンコールって手拍子、

今じゃやらないんだね

 

やんちゃそうな観客っていないんだね

 

花束渡すとか握手とか、ないんだね

 

K子「ねぇ、汗見えたね!」

Y子「すごい、かっこいい!

異星人たち、興奮している

 

今度は大阪公演に出かける予定とか

 

良い物みせて頂いたお礼に

異星人たちに居酒屋でおごったんだけど

 

食べる食べる飲む飲む!

 

 

楽しかった

ありがとう

 

 

 

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押し花教室の先生は、鴨ちゃん(私)、頭脳明晰のゴクミちゃん、どちらに力を入れるだろう

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月に一度

押し花教室が町の公民館で行われる

 

そこで、元職場の先輩ヨネさんと

偶然、再会した

 

ヨネさんに花を買うのはもったいない

野草を摘んで来いと言われた

 

ヨネさんは私の記憶の中では

美人で優しい熟女のはずだったが

今じゃ、背中が曲がっている

 

歳月って怖いね

 

彼女は家庭の事情で町を離れ

市内近くに住んでいるらしい

 

居を変えても、馴染みの教室に通うため

彼女は車で1時間かけてやって来る

 

ヨネさんに教えてもらったように

愛犬の散歩をしながら

花、葉を盗っている、いや摘んでいる

 

帰宅すると仏間の横の和室で押し花作りだ

 

愛犬は鼻で戸に隙間をつくり

前足で戸を開ける技術を持っている

 

、仏間コーナーには決して

入って来ない

 

霊でも見えるか、線香臭いのが嫌いなのか

わからないけど、和室で作業している私を

茶の間で待っている

 

押し花初心者である私、どの花が押すと綺麗に

なるのかわからない

 

ユーチューブを見ては、自前の押し花づくり

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習字紙15枚分くらい一か月で作る

 

一か月ぶり、午後から待ちに待った教室の日

気合いを入れるため朝二度寝する

勝負前に十分寝るのが私のやり方だ

 

教室に入ると老女生徒さんが

各々、作品作りしている

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石田さんの作品途中

下地はちりめん布

線は贈答品の紐だとか

 

 

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額に入れて完成

 

下駄箱の上でもベッドサイドにも

飾れる、欲しいな、これ

 

石田「家にもたくさんあるよ」

私「メルカリにだしませんか?」

石田「メ・・メウル?、それナニ?」

こんな年代の生徒さん達だ

 

 

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キャンパスの下地に使う和紙を選んでいる生徒さん

 

でも、先月、見学にいらした方

私と同じような年頃の女性

(今月から教室参加された)

 

とても話の飲み込みが良い方

私、ちょっとその方の頭の回転の良さに

イラッとしている

 

のんきなお婆ちゃん達の中で

可愛がられてアートしたかった私

その方、邪魔なんだけど

 

 

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今日は私達、新人はポストカード作り

左、ポストセット(486円)

 

中央と右は、セットをばらしたもの

右側は粘着シートになっている

中央の紙の上で下書きをする

 

 

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下書きが済んだら、実際に粘着紙の上に

押し花を置いてくっつける

 

置いたらティッシュをかぶせる

その後、レジンというクリームをつけると

ティッシュでぼかされた色が際立だつ

(レジン270円)

私は緑が好きなので、葉を好み

花びらはほとんど使わなかった

 

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同期の新人の様子を

チェックしに行く

 

彼女は知人とお喋りしいる

たぶん、知人に誘われて

参加を決めたのだろう

 

彼女はオレンジの花など使い

華やかな仕上がりだ

 

私達はライバル

さぁ、彼女の服装チェックだ

 

白黒チェック柄のシャツに

ブラックパンツ

 

靴はブラウンショートブーツ

白黒ドット柄のショルダーバッグ

 

化粧もきちんとされている

金には困ってなさそうに見える

 

何より、細い!

 

そして、気がきく

上野みやげの菓子を一包づつ配りだした

 

パンダが書いてあるクッキーだ

私「美味いね、上野行ってきたの?」

彼女「混雑してるようで・・、別の所

廻って来たの」

 

うかい、GWね

私は予定もなく暇こいてたのに

楽しかったかい?

 

 

彼女「ねぇ、もしかして同級生じゃない?」

 

・・・!

彼女のお顔を覗きこみと

 

童顔のおかっぱ頭のセーラー服姿が

浮かび上がって来た

 

5組だ!

勉強の出来る生徒が集まったクラス

 

5組に、こんな子いた

私とは無縁のクラス

(以後、ゴクミさんと呼ぶ)

 

私「普段、誰と付き合っているの?」

ゴクミ「K子さんとかN子さんとか・・」

 

ゴクミが話す生徒名もやはり

頭の良い子達ばかりだ

 

記憶は消せない

他人と自分の比較がまた、始まる

 

取りあえず、ゴクミと

携帯番号を教え合った

 

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押し花の先生が先月購入依頼した教本を

持って来た

本日のお支払い、計11121円

 

私は鴨だ

押し花は道具代がかかる

 

先月は乾燥機購入などで3万円払っている

押し花はアイロンやティッシュ、レンジなど

使えばコストがかからない

 

そんな方法もあるのに

私は先生の言うがままに道具を購入している

私は鴨だ

 

ゴクミは教本を菜の花柄の

素敵な風呂敷に包んでいる

 

私は蔵にあった古い風呂敷を持参

 

負けるもんか!

 

先生、私、頭悪いけど

正直者です

 

褒めれば伸びるタイプ

ご指導お願いします

 

 

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すみれ美容室

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すみれ美容室知っている?

 

GW、何の予定もない私

家でゴロゴロするのは苦じゃない

 

母ちゃんの遺品整理をしていたら

私の小学校時代の通知簿がでてきた

 

できの悪い子供だったと自分でも

認識している

 

懐かしい思いで、通知簿を開くと

やっぱり点数が低い

 

当時は教師のコメントが手書きで

記されている

 

消極的、協調性がない、発表力がない

もう少し頑張って欲しい等

 

正直、へこんだ

 

ダメ人間だと分かっているけど

それを証明している通知簿に

今さらながらにへこんだ

 

もうあの小学校はないから

私の記録は、手に持つこの通知簿だけだ

 

燃やした

消せるものは消せば良い

自分自身の遺品整理もしなければ

 

君たちはどう生きるか」を読む

これを小学校時代に読んでたら

私の人生変わっていたかも・・

 

何気に鏡を見る

頭のてっぺんが白い

白髪染めが必要だ

 

大変、明日坊さんが読経に来る日だ!

 

GWだから美容院休みだよね

いや、もしかしてやってるかも・・!

 

さっそくいつもの美容室に電話する

営業しているけど予約でいっぱいと

断わられた

 

電話帳を見ながら

片っ端から電話をかける

 

白髪は生活の乱れだ

坊さんに見られると大変

 

頭巾、帽子ってわけには

いかない

 

だけどどの美容室も休日

 

どこでも良い、遠くでも良い

電話をかけまくる

 

一軒だけ留守電になっていた

「用のある方は〇〇もしくは〇〇に

連絡してください」

 

これはいけるかもしれない

なんとしても口説き落とすぞ

 

すみれ美容室

町にある美容室だ

車で通ったことがある

 

〇〇に電話をかけると

年配のご婦人がでる

 

「良いよ、私も起きたとこ」

寝てたんかい?!

病人か?!

 

10分後に現場に到着

駐車場が見当たらない

近くの野原に車をとめる

 

小さなお店のドアを開ける

「こんにちわ」

誰もいない

 

近くで花に水やりをしていたお婆ちゃんが

寄って来て「入って」と言う

 

まさかお婆ちゃん、美容室の人?

バッサバッサのショートカット

しかも金髪

すっぴん

エプロンしている

 

貴方がすみれさんですか?

 

上がり框があり、そこで

スリッパに履き替えろと・・

 

いやいや、驚き、今時、こんな

玄関

 

誰が履いていたかわからないスリッパ

抵抗あるなぁ

でも仕方がない

 

お店には2人分の椅子がある

小物が乱雑に置かれている

 

遠い昔、見た事がある髪を乾かす

おかまのような電気器具

あれ、使ってる?まさかね

 

お婆ちゃん(以後すみれさん)が

座ってと言う古びた椅子

なぜか白い座布団ひいてある

 

きっとやぶけてるのを隠すためだね

 

私「白髪染めお願いします、今みたいな色で」

すみれさんチューブから液体を出して

木製の茶碗風の容器の中でこねている

 

それ、味噌汁茶碗ですよね

 

頭に白髪染めを塗り出すが

レンガ色なんですけど

大丈夫ですか?

 

いいか、白でなければ何色でも良いか

 

私「その金髪素敵ですね」

すみれ「そうかい

あんたいつもどうしてるんだい?」

私「自分で染めてます、お金ないから」

 

ご贔屓の美容室があることを

言えずウソをついた

 

すみれ「髪が多いね、あたしもそうだけど」

すみれさんは手際良くクシを走らせる

 

いったいいくつなんだろ

70後半くらいかな

 

私「今日、花屋さん営業してますか?」

すみれ「どうだかね、休日だからね」

私「明日、月命日でお坊さんが来るんです」

すみれ「そうかい、そりゃ大変だね」

 

すみれさんは相づちが上手い

美容師さんは大体が話上手だ

 

すみれ「家も月命日やってるよ、夜にね

大勢集まるよ」

私「へー、夜されるんですか」

すみれ「そうさ、坊さんの話が長くてね」

私「村の坊さんもそうなんですよ」

すみれ「何かいもお茶出すよ」

 

白髪染めが浸透するまでの間

すみれさんは私の側に腰かけ

世間話をする

 

やっぱり、聞き上手、話し上手だ

 

私も、町の情報が欲しい

すみれさんに色々問いかける

 

シャンプーの時間が来た

すみれさんが何をつけて洗っているのか

もはやどうでも良い

 

疲れるのか途中で手が止まる

それもどうでも良い

帰ったらシャンプーするから

 

そしていよいよおかまいりだ

良い経験だわ

 

すみれさんが側に腰かけて

時々、私の髪を持ち上げる

 

すみれさん、立っている事が

できないのかな

 

ブローも雑だ

乾ききっていないのにドライヤーが

止まった

 

どうやらすみれさん疲れたようだ

 

 

ありがとう

楽しかったよ

 

 

 

 

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ブラックペアン2話「俺だから、できんだよ!」にしびれる

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ただいま、視聴率ナンバーワン

ドラマ「ブラックペアン」

 

私、はまりにはまっている

二話(録画)は6回くらい見ている

 

医療ものだから医療の知識がないと

わからないシーンが随所に出てくる

だから、6回も見ている

 

そして

主人公渡海医師のえげつない言動に

しびれまくっている

 

手術中のミスをカバーするから

見返りに金を出せとか辞職しろとか

 

エゲツない

今までに見た事がない悪の主人公だ

 

患者に対面して思いやりがなく

同僚の医師には暴言を吐き

 

やりたい放題

いいんじゃない、痛快だわ

 

第二話

研修医世良(竹内涼真)は外科医として

基本の縫合練習を黙々と行っている

自己嫌悪に陥りながら

新人さんの5月病かな

 

ある日、

腹部大動脈瘤破裂疑いの患者小山が

搬送され、手術となった

小山は僧房弁不全症を抱えている

 

世良の指導医渡海が執刀し、介助に世良があたる

渡海が世良を罵倒する

 

そんなに怒ると新人さん萎縮するだけですよ

指導者さんは新人さんの心のケアも

仕事だよ

 

腹部大動脈溜の手術の最後、縫合

渡海が世良に命じる

 

戸惑いながら縫合する世良

縫合不全で血しぶきが飛ぶ

 

渡海「人ひとり殺したな、いや二人目か

邪魔!

 

そんな事言う指導医いないよ、さすがに

 

心労で吐く世良

何事も実践、責任は指導医の渡海に

あるんだからね

ガンバッ

 

世良は「研修先変更届書」を手に入れる

苦悩する

うつだね

 

縫合練習の持針器もつ手が震えている

うつだね

 

渡海にやられて、やめて行く医師が多い

そりゃ、ダメージくらうね

ヒヨコをいじめるな

 

小山が治験器具スナイプによる

僧房弁手術を受ける事になる

 

術前説明で渡海は小山に

手術はバクチです、死ぬか生きるか

やってみないとわかりません」

 

こんな事言う医者っていますか?

盛り上がるわ

どんだけ悪い奴なんだ

 

治験業者から謝礼金300万の小切手を渡され

手術を承諾する小山

 

ドラマタイトルのブラックペアンは

渡海、世良らの教授佐伯が

所持するパフォーマンス器具だ

 

佐伯教授は心臓を動かしたまま僧房弁手術を

する第一人者

 

スナイプは使い慣れれば誰でも弁置換術ができる

という触れ込みで高階医師が持ち込んだ

 

佐伯自身は内心、イラついている

 

小山のスナイプによる僧房弁置換術を

スナイプ未経験の医師らに執刀を命じる

 

世良は小山の担当医のため

手術チームに参加するよう言われる

 

「チームからはずしてください

人を殺すかもしれない」

高階に世良は泣きながら訴える

 

良く泣くんだ、世良君

かなり重症だね

 

不細工が泣くと面倒だけど

竹内涼真だから許せるわ

 

そして渡海に呼び出され

「泣くくらい怖いのなら

辞めろ、邪魔だ!

 

またまた、泣くのよ世良君

涙腺緩すぎ!

 

しゃがみこみ、世良は苦悩する

「僕はどうして医者になりたかったんだろう

医者ってなんだろう・・」

 

こんな子、苦しんだ子、絶対

良い医者になる

 

小山の手術が始まる

スナイプの先端部が僧房弁に達した時

 

不慣れな執刀医がスナイプを持ち返した事で

ポイントがはずれ、人工弁が左心室内にこぼれる

緊急事態発生!

 

高階が人工弁を取り出そうと試みるが

人工弁は心室筋に入り込み大出血を

起こす

 

もはや打つ手がない

 

手術の様子をテレビで見ていた佐伯教授は

渡海がオペ室に入って来るのを見る

 

渡海が高階にささやく

渡海「一千万でもみ消してやる、辞表書け

それで助けてやるから」

 

高階「どうやって助けるんですか」

渡海「俺だからできんだよ!

 

私もこんなセリフ人生で言ってみたかったな・・

カッコいい

できる人は良いな

 

高階が退く、渡海の怒濤の救命が開始される

早い

迷いがない

 

人工弁取り出したら

心臓動かしたまま僧房弁手術まで

やっちまった

 

佐伯教授真っ青

まさか、それできるのかって

 

そして

渡海は手術の最後の縫合

世良に命じる

 

 

要は

俺だからできんだよって

かっこいいと思った次第です

 

もう、3話が終わる時間ですね

録画してあるから大丈夫

 

 

 

 

 

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渡海征四郎医師のエゲツない言動にはまっている

 

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話題のテレビドラマ「ブラックペアン」

とても面白い

 

一話の録画をうかつにも消去してしまったのが

悔やまれる

 

何が面白いかって?

 

二宮君演じる万年ひらの外科医渡海の

エゲツない言動にゾッコンだ

 

手術中にミスした上司である医師の窮地を

渡海「退職金一千万でもみ消してやる

辞表書け

追い詰める

 

ミスによる術中死は避けなければならない

上司は屈辱を浴びながら、断腸の思いで

渡海に「頼む」と言う

 

さらに渡海から「邪魔」とまで

言われ、退室させられる

 

オペ室にいる全員から

このやりとりを見られ

上司はプライドを破壊される

 

渡海は口が悪いが、腕は確かで

彼は今まで高難度の外科手術を行い

執刀術者のカバーをしてきている

 

後日、上司から退職金一千万円を

手にする

 

エゲツない、こんな医師がいるなんて

でも、面白い!

想像を超えたセリフ・・!

 

邪魔」って言われたら

私ならしばらく寝込むね

 

実力って大事だね

 

一方、オペ室で一部始終を見ていた

竹内涼真演ずる研修医世良が

ヒヨコのような目で驚いているのが

初々しい

 

ついこの前まで医学生だから

驚くのも無理がないけど

 

外科医は手術の腕がないと

みじめな目に合うと

良い経験になったんじゃないかな

 

上司が退職した後、渡海が世良の指導者に

任命されるが、渡海に人材育成意識はない

 

研修医世良はショッチュウ渡海を探し、院内を走る

走る姿が若若しい

 

口も態度も悪い問題人の渡海

周りから悪魔と揶揄される

 

渡海「患者は

腕のいい医者は何やっても許されるんだよ」

 

世良「あなたには心がないんですか!」怒りを口にする

世良君てまっすぐ、素敵

 

世良は僧房弁手術を控えている

受け持ち患者の老女の

診療にあたる

 

世良が患者に寄り添う姿は

見ていて微笑ましい

 

駆け出しの医師だから、まだ、純粋だから

気持ちが優しい

 

丸い粒の涙をハラハラを流すシーンは

良いぞ

 

また、一方、言いたい事は目上でも口にする

一面もある世良

手垢のついていない好青年医師だ

 

男前だし、肌綺麗だし、足長いから

仮に私が心臓病で入院したら

 

担当は世良が良い、目の保養だ

我儘言って振り回したい

 

手術は渡海が良い、私は麻酔で寝てるから

 

好青年がいるから、渡海の毒舌が生きる

 

心機能悪化のため、ある日、老女がショックに陥る

所在不明の渡海、慌てふためく世良

 

世良「担当医呼んで下さい」

ナース「あなたが担当医でしょ!」

言い返されている、笑う所?

 

半坐位で気管内挿管しようとするが

上手くいかない

渡海が来て事なきを得る

 

この渡海、所在不明、協調性がないが

至る所に謎のアンテナがあり

 

急変時にいつも現れる

頼もしい

 

下手していると「邪魔」って言うの口癖らしい

 

渡海に食いついていれば知恵と技術を

学べると思うよ、世良君

 

ナースに愚痴るの止めてね

 

大丈夫、場数さえ踏めば手技は

覚えられるよ

まだまだ駆け出し、ガンバ

 

老女の僧房弁手術は治験器具であるスナイプが

用いられることになった

 

スナイプを普及しようとする医師高階(小泉孝太郎

の案だ

 

老女には脾動脈瘤があり、心臓手術によって

血流改善すると動脈瘤が破裂すると予想した渡海は

 

高階に「おもちゃを持って出て行け」と言う

おもちゃって言い方が面白い

 

僧房弁手術はスナイプによって成功する

 

術後、すぐに脾動脈溜は破裂する

再手術に立ち会った高階だが

出血を止められない

 

渡海「辞表を書けば助けてやる

高階医師にささやく

 

世良を信じて手術を受けてくれた老女を

死なせるわけにはいかない

 

世良は土下座し、渡海にお願いする

「助けて下さい、お金なら僕が払います

 

ここが名演技

涼真君、いい役者になったわ

 

でもね、好青年っていう役が多いと

好青年ってイメージが定着して

 

面白みの欠ける俳優になってしまう

マネージャさん、注意してね

 

渡海「一億円な、払い終わるまで

お前はここで一生働け

 

そう言って血で汚れた右手を

世良の術衣の左胸に当てた

 

この不気味さ、良いね!

 

このドラマは、3人の医師が医療監修しているらしい

医師の指導により、ガウンの着方、手袋着脱、縫合時

の手と器具の動き、手術器具の配置など

リアルに仕上っている

 

登場人物のキャラや位置関係が明快で

場の展開が早く、中身が深い

 

毒舌で真面目に仕事をしない主人公渡海に

周囲は手をやいている

 

だが外科医師として、彼の能力ははんぱなく

彼の言いなりになっている外科医局

 

渡海の外科入局目的はブラックペアンらしい

 

亡父の胸部写真に映るペアンを見つめる渡海

 

原作は1980年当時の物語らしい

現代風にアレンジしたらしい

 

原作を読みたいが、もう三回目の放送が

迫っている

 

忙しくなりそうだ

 

 

 

 

 

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納骨日に見たダメな坊さん

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母ちゃんが昨年末に死んで4ヶ月経った

 

母ちゃんの遺品整理をのんびり行っている

 

アルバムの若い頃の母ちゃんを見る

旅行先でも、子供の入学式でも

母ちゃんは出っ歯だった

 

昔は矯正するだけの知識もお金も

なかったから

出っ歯のまま父ちゃんに嫁いだ

 

父ちゃんから「不細工」と

言われ続けたらしい

 

母ちゃんは老後、入れ歯になったため

出っ歯という印象は消えていた

 

そうそう、こんな顔してた

 

古いアルバムは当時を思い出す

我が家の歴史

私の出処

 

これからの私の行先を考える上での

大事な物品だ

 

母ちゃんの残して逝った衣類や小道具は

値の張る物はない

 

でも、すぐに捨てる事もない

偲びながら処分する

 

仲良し母娘ではなかったが・・・

看取りは生きている時も死んでからも

続く

 

定年退職した私は、時間だけは充分にある

 

男勝りで家事が苦手だった母ちゃん

ミシンは使えた、それなりに

 

ミシン、裁縫箱は処分したけど

ミシン糸は形見に残した

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「足が悪くなると山に登れない」

母ちゃんの一言で

 

我が家の墓は、山のなかにある墓場から

15年前、畑に移した

 

 本日、墓に入る事になった母ちゃん

家族が茶の間に集まる

 

愛犬は姉たちが大好き

踊り狂っている

 

先日、我が家は山の木を売った

采配は長姉が行う

売り上げは山分けしている

 

三十本切って、木こりTさんに35万

払ったら、我が家にはわずかしか残らなかった

 

Tさんのために木を切ったような結果になった

 

姉「仕方ないねぇ、あの山はTさんでないと

入れない険しい山だから」

私「あのジジイ、普段は声もかけてこないのに」

 

納骨は墓のある現場に、時間が来れば僧侶が

やって来る段取りだ

 

バケツの中に線香や蝋燭、マッチ、水、花

忘れちゃいけない骨箱

 

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姉「イヌどうする?」

私「留守番だよ」

 

一台の車で畑に出向く

 

墓に物品をセットし始めると

小雨が降り出してきた

 

止みそうで止まない

姉が傘を取りに戻った

 

もたもたしているうちに

僧侶が軽トラでやって来た

 

相変わらずセーターの上に法衣を

羽織っている

 

読経の前に、「お骨入れて」と言う

相変わらず声が小さい

寒いですか?

 

墓石をずらして、洞穴を見る

10年前に死んだ父ちゃんの骨が見える

 

私「父ちゃんの骨あるよ」

みんなで覗く

 

オーと驚く

 

僧侶が読経のグッズ(茶碗と棒と座布団)を

置こうとするが、なんだか

もたついている

 

腰が痛いんですね

 

小雨は振り続け、姉たちが

僧侶に傘をさしながら

 

線香や蝋燭に火をつけようとするが

雨に濡れ、なかなかつかない

 

早く終わらないかな、疲れた

 

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小雨のなか、読経が始まる

 

覇気のない声

滑舌悪い

5分くらいで終了

 

何か一言あるのかなと待っていたら

帰って行った

 

どんな状態であろうと

プロなんだから読経くらいは

きっちりやって欲しい

 

姉「なんや、あれ、奥さんのほうが

ましじゃない?」

 

僧侶の奥様も修行して読経くらい

できるようになっている

 

これがまた堂々として、声量もあるので

聞き入る程だ

 

都会生活後に実家の跡継ぎとして

返って来たあの僧侶は

いまだに読経が下手だ

 

腰痛を患ってから痩せてしまい

ますます読経が下手になった

 

法話もへた

何言いたいのか良く分からない

 

人を仏の道に案内する立場に

あると思えない

 

また、僧侶はちょいちょいお金を請求をしてくる

先日は、祠堂料だ

 

祠堂料とは

●寺の維持費

●年に二回、お寺で先祖を読経する

●仏の道についてご指導がある

 

早い話、そこんちに見合った

寄付金だ(私の解釈)

 

我が家は、月に一度、母親の死んだ日に

僧侶がやってきて読経をあげている

その都度、2千円お布施を出している

 

さらに亡父の命日は一万円払っている

 

お布施とは別に仏壇の花、茶菓子も

準備しており、お金もかかるが時間も

とられており

はっきりいうと面倒

 

僧侶話好きなので、すぐには帰らない

人徳者にも思えず

わたしにとっては要注意人物

 

先日、僧侶「祠堂いくら払いますか?」

ストレートに聞いてくる

 

私「20万です」

僧侶「20万ですね」

納骨日に祠堂料を払う事になった

ーーー    --

 

納骨の後、ランチに行って

帰りにお寺に寄る

 

奥様が笑顔で出迎える

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ホールに張り出されてある

あれが噂のアレです

 

誰がいくら祠堂料払ったかと

記されたアレ

 

多く払った方は優越感があり

少ない方は面目立たず

 

なんでこんな慣習があるのか

不思議

 

張り紙を見て村の中で

ささやきが始まる

 

奥様が居間に案内する

僧侶は、セーターを着て

座椅子に腰かけている

 

私達は挨拶後に祠堂料を差し出す

僧侶「20万ですね」

私「はい」

 

確認か、後で数えろ

はしたない

 

僧侶が我が家の「過去帳」をプリントして

あった

過去帳というのは、先祖の命日が記録されている物

 

おばあちゃんの死亡について、

備考として、プロレス観戦中に死去と

なっている

 

訂正してください

プロレス観戦中に倒れましたが

死んだのは一週間後だ

 

データーは正確に!

 

 

 

 

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