メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

廃屋を処分したい

家の隣はかれこれ40年あまり住人がいない。

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朽ち果て、草ぼうぼう。

この家は一家離散しており、行方不明。

 

一家は両親と女の子二人の4人暮らしだった。

貧困家庭だった。

父親はアル中で〇沢の精神科に入院しその後亡くなった、

女親は実家に戻った、姉の子は障害者施設にいる

下の子は県外で結婚している、廃屋は不動産に売られた        とか噂は混とんとしている。

 

村に親類はなく、また気にする人もいない。

 

困っているのは、廃屋の隣の我が家だ。

 

草が生い茂ると刈らなければならない。

不衛生だからへびや虫がいる。

 

なんとも忌々しい廃屋だ。

 

そこで今日は廃屋の持ち主をもしかしたら知っているかも

しれない村の長寿に電話してみた。

この長寿は90歳だがいろんな所に女がいると聞いたことがある。

 

「あぁ、かぁちゃんなら金沢におるって聞いたことがある、

住んでいる所しらべてみる」

「お願いします」

 

電話を切ったあと、今度は役場に電話した。

「廃屋があるんですけど壊すにはどうすればいいんですか?」

生活環境課の職員は「まず、所有者に確認とって、(あなたが)買うこと

になれば土建会社に依頼して壊せばいいです。町から50万円補助します。」

 

電話をきったあと、今度は村の区長に会いにでかけた。

区長は元、役場職員で物知りだ。

区長は奥さんと家の前にある畑で作業していた。

区長の奥さんから私は木になっている柿を散歩時、とっていいと

言われており、昨日も10個ほどもいできた。

 

「隣の廃屋つぶす手ないかね」

「そりゃ難しいな。勝手に壊すことできん、持ち主の許可がいる話やし

持ち主探すの面倒やぞ、どこにおるかわからんしな。わかっても登記手続きで会わなならんし」

「雪ふっても台風きても壊れん。草刈しなならんし、虫わいとるし」

「そうか・・どこにでも空き家あって、持ち主がわからんで

町も困っとるんや」

 

 

区長に礼をして帰路につく私は不穏の笑みを浮かべる。

 

(持ち主探しか、なんか面白くなってきたぞ、どんな手を使って

空き家潰すか・・ライフワークや)