メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

押し花教室とはお金がかかるもの  №2

 

 

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退職後、暇なんで

何かときめく事でもやろうと

 

訪れた町の公民館で

見た押し花の作品に感動し、入会して

一年たった

 

あいかわらず押し花教室はお金がかかる

 

入会当時は退職金なんかがあったもんだから

押し花をつくる器具や道具を

師匠に勧められるまま購入していた

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マットに花を並べ、乾燥機で乾かす道具↑

 

 

 

 

押し花の活用といえば

額なんぞに入れて

町の文化祭で見せびらかすことくらいかな

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発表の場は生徒さんのモチベーションを上げる

 

また、

お家の玄関や壁、ベッドサイドに置いとけば

お家の中が華やかになる

気が利く客なら褒めてくれる

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ただ

この額縁がえらく高いんだわ

 

A4サイズが5千円くらい

両手いっぱいサイズだと二万円くらい

 

しかもこの額、接着剤がしっかりついているので

使いまわしができない

失敗は許されないって感じかな

 

 

ーーー

 

今回、私は駄作をつくらないよう

画集に載っていた作品をコピーすることにした

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墨を使った粋なところがお気に入り

師匠にA4サイズの額を注文した

 

墨を使うのは小学校以来

 

師匠「墨汁は私のをつかってもらうわ

買うと高いからね」

私「ありがとうございます」

 

師匠が準備した新品の筆と新品の用紙で

まずは試し書き

 

上手く輪が描けない

 

用紙をすぐに使いきった

師匠に用紙の追加注文をすると

師匠が驚く

師匠「これ1600円するのよ、大丈夫?」

 

無料提供ではないと思っていたけど

そんな高いんですか!

きゅうり40本買えるやん!

 

私「新聞じゃダメなんすか?」

師匠「新聞だとぼかしが違うのよ」

 

ちなみに筆は1350円だと

知ってたら100均寄って来るのに・・・

 

とりあえず

墨で輪を描いて下準備OK

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今日はここで終了

額代を含め合計1万700円支払う

 

 

後日、ガーベラを押し花にして教室に行き

作品完成となる予定

 

 

 

明日の教室で、作品が仕上がる予定

本日、町の花屋に出かけ、赤とピンクのガーベラを買って来た

 

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茶色に変色して、花も散って

失敗した

まだまだ素人だ

 

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夫婦で田舎に移住、配偶者がいなくなった先はどうするのか考えていたのかしら?

 

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その空き家は、トンネルを抜けた雑木林の中にあった

 

 

 

十数年前、町でちょっとした話題が起こった

 

①都会から田舎に移住してきた老夫婦がいる

②玄関扉は赤色で屋根が丸いお家を建てた

 

移住という言葉さえ聞き慣れていない時代に

・・マルイオウチ、トガアカイ・・

 

へー!

見たーい!

 

興味津々だったけど残念ながら

ツテがなくお家拝見とはならなかった

 

都会からといってもご主人の方は歩いて数分の場所に

実家があり(実家はご主人の甥が継いでいる)

幼馴染や親戚、知人はいたわけだ

 

奥さまはどうなんだろう?

こちらの生まれだったのか、全くの都会育ちだったのか

知らないが

 

移住者の情報は町の噂で大まか知る事ができた

 

③ 奥様は元音楽家でピアノを弾いているとか

爪が長く赤いマニキュアを塗っているとか

 

④ 買い物はご主人が自転車をこいで

町のスーパーまで行っているとか

 

⑤夫妻に子供はいないとか

 

 

奥さまはしばらくして病気になり

町の病院に入院した

認知症も患っていたらしく問題行動があったとか

 

面会人はご主人と甥夫婦、

友達はいない

 

奥さまが病死し、残されたご主人の方も

後を追うように病死した

 

 

田舎に移住する時

夫妻はどちらかが亡くなった場合の計画は

立てていたのかしら?

 

遺骨はどこに納められたのかしら?

 

不動産、遺産の処分など遺言書は作成してたのかしら?

 

命日、法要はどうするか決めていたのかしら?

 

ーーー

 

 

雑木林の隙間から丸いお家の庭に入る

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ショッキングなくらい玄関扉が赤い

可愛い

 

いたるところには鉢が置いてあって

花を楽しんでいた様子だ

 

庭には生い茂る雑草があまりない

甥夫婦が手入れしているのかしら?

 

 

 

 

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長く生きているけど

こんな屋根を見るのは初めてだ

イカ

もしかしたらご主人は建築デザイナーだったとか

 

 

 

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ブルーベリーすか?

食べ頃にもう一度、来てみましょうか

 

 

 

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木製のベンチとテーブル

生前、夫妻は近所の方がたとここで語らい

お茶したのかもしれない

 

 

 

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高価そうな大鉢

お洒落なデザインだ

 

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花や植物を愛でていたんだろうね

鉢がいっぱいある

 

 

 

 

 

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窓から室内のぞき見

雑誌に載ってるような色と形、質感の調和

素敵です~~!

 

 

・・・変ですね・・

 

空き家なのに家具インテリアがそのままですか?

普通は処分したり布かけるのでは?

 

テレビの電源ランプが赤く点灯している

 

 

もしかしたら

甥の方が昼寝でもしにくるのかしら?

私が覗いているのを家の中から見ているかも

 

 

疑問が残るけど

今日はこれまで

 

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多肉植物にはまって、毎日が楽しい

 

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多肉植物

原産地はメキシコや砂漠地帯とか

 

茎や根に水分を含むため水やりは月に2回程

水はけの良い土に植えておけば勝手に育つとか

 

・・・いえいえ、そんな簡単な生き物じゃない

 

我が家の多肉さん達は何故か枯れていく

水?、土?、温度?、風?、肥料か?

 

何が悪いのかわからない

場所を変えたり、土を変えたり、鉢を変えたりして

毎日、その変化を観察している

 

楽しくてしょうがない

 

 

1代目、桜吹雪

ピンクと緑色が混合した葉

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まるで和菓子

お気に入りだったが友人にプレゼント

 

 

 

 

そこで2代目桜吹雪購入

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当初から人差し指サイズの小さい子たちで

大きくならないうちに葉が落ちだした

 

ホームセンターの多肉植物専用土を買い使っていたけど

それが適していないのだと考え

 

 

メルカリで取引高評価を得ている方から

調合土を購入した(1リットル555円)

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トレイに入れて

身体の小さい子や育ちの悪い子をそこに植え替えして

成長を観察していたら、みんな元気になりだした

 

やっぱり土は大事らしい

 

毎回、メルカリから高価な土を買う訳にはいかない

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こんな動画なんかを参考にして

いよいよ自作土づくりまでやるようになった

 

 

 

 三代目、桜吹雪

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 どんだけ好きねんって感じ

 

 

 

 

クロマ

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 黒っぽい葉に、ピンクの絵具こぼしたようで

怖可愛い

 

 

 

ピーチ姫

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メルカリに出品されるとすぐに買い手がつく人気商品

大きく綺麗なピンクだと1500円あたりの値段がする

 

 

 

 

リップスティック

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我が家に来た当初は

明るい赤だったけど

今はしぼんで色も退化した

プラスチック(手作り)製の鉢のため息苦しいのかも・・

 

植木鉢購入のお金が惜しくて、自宅の茶碗の

底に穴を開ける事に一時夢中になっていて

・・・

プラスチック、ブリキは簡単だったけど

陶器となると、割ってばっかりで

心が折れた

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植物にとって植木鉢とは

昔ながらの素焼きの方が居心地がイイかもしれない

 

 

 

ブラックプリンス

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 以前、陶芸を習っていた頃に造った抹茶茶碗に穴を開けた

 

 

 

 

火祭り

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 初心者は抜き苗から育てた方が良い

 

葉押しとかカット苗は

やってみたいが、ハードルが高いと挫折する

 

この子はしっかりした抜き苗だったので

特にトラブルなく育った

 

私の場合、購入先は特定している

取引高評価で大きくしっかりした品を出品している方だ

 

 

 

 

アロマティカス

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 いつもの取引相手の方から抜き苗で購入

 

 

 

 

 

アエオニウム

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 増やしてみたいがカットすると枯れそうで

ただいま思案中

 

 

 

 

グリーンネックレス

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こりもせず

陶器に穴を開けて、植えてみた

(今後、鉢は納屋にある板っきれを一升ます様にリメイクして

使ってみたいなと思う私、DIYにはまるかもしれない)

 

グリーンネックレス

水やりは多いかなと思うくらいかけた方が良いのかもしれない

 

・・・というのは

以前、購入したグリーンネックレスが枯れてしまい

(今に思うと水分不足だったのかと)

 

ざらし状態、栄養不良、湿気ムンムンの鉢に

イチかバチかでつっこんで置いたところ

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なんと!、持ち直してきたから!

 

 

丈夫そうでもあり、繊細でもあり

雑に扱っても成長する子は成長し

弱い子は手厚く世話しても枯れていく

 

その子、その子の特性があるらしい

 

まだまだ経験不足だワ

 

 

 

ちなみに

ここは庭にあるゴミ捨て場(別名、最終観察場)↓

枯れた多肉や土、軽石を捨てたり、生け花に使った木を差してみたりしている

 

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先日、ゴミ山から芽をだしている多肉を見つけ感動した

 

 

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子供のいない老夫婦の遺産の行方

私たち同級生は60代

 

会えば年金や身体の不調

節約技、親の介護などで話が盛り上げる

 

学生時代からの付き合いだから

ゴム輪で前髪をくくっていたのも

セーラー服姿も覚えている

 

トイレは誘い合って行き

弁当は机を持ち寄り、かたまりになって食べていた

ニキビ顔を気にし、アイドルにうっとりして

かっこいい人の前では緊張バクバク

 

考えや身体もまだまだ幼かった私たちが

年月を経て今は人生の終わり方を口にするのが

なんかおかしい

 

先日、数人で集まった

全員が家族の誰かを亡くしている

このためお経をあげる機会が度々ある

笑ったのはみんな「正信偈」をスマホに入れていることだ

 

お経って聞きなれると

落ち着いた気分になれる

僧侶ギタリスト釈蓮楽 正信偈」私のおすすめだ

 

 

K子「私たち、子供いないから

私が死んだら遺産どうなるのかと考えているの」

 

一人っ子でお婿さんをもらい、家業を継いだK子たちには

子供が出来なかった

 

全員「そりゃ、旦那にいくんじゃないの?」

 

K子は一人っ子だけど旦那は3人姉弟

K子が死んだら、全財産が旦那にいって

 

その後、旦那が死んだら・・・

旦那の姉弟に財産持って行かれるってこと?

 

K子「だから私は旦那より長生きしたいの」

 

旦那の実家は農家なので米を作っている

田植え時期や稲刈り時期などにはK子もお手伝いに

行ったりして

旦那の姉弟とは年中付き合っているわけだけど

 

K子は母方の従妹に遺産が行く方がなんか良いらしい

血筋ってことで・・・

 

子供がいないからこの先どうするか

おいおい旦那と相談ってことですかね

 

 

隣のS子も子供がいない未亡人で

S子「ねぇ、私が寝たっきりになったら

誰が世話してくれるのかな?」

 

近くにS子の実家があり、兄貴が後を継いでいる

だけど兄貴の嫁さんが

母親の介護を良くしてくれなかったと恨んでいるS子は

兄貴の嫁が嫌いだ

 

S子は考えが足りない

 

病人の介護が果てしなく労力を要し、心の負担になることを

理解していない

 

排泄の世話

人はおしっこを日に最低4回する

便は臭い

 

おしっこの量や便の形状は健康状態を知る指標だ

だけど排泄物を処理するのは特別な人しかできない

 

どうしても舅、姑のおむつに触れない人がいるのを

気持ちがないからだと決めつけないで欲しい

 

病人は臭う

歯磨きもシャンプーもお風呂も着替えもしなければ

異臭が発生し、世話人の労力は大変だって知って欲しい

 

日に三度の食事、病人食はカロリーもバランスも大事だから

材料費は安くなく、調理が難しい

食べる時にむせて襟元を汚すこともある

 

病人を家で看るのは、家族が少なくなった現代は難しい

だから施設に入れたと言って、周りのモンは怒るな

 

嫁を労働者だと思ってるんじゃない

娘がちょっかいだしてくるのも嫁には負担なんだよ

 

まぁ、兄貴の嫁を悪く言うS子の話を聞いて

私も兄貴の嫁が嫌いになったけどね

 

 

さて

子供がいたら家は安泰かどうか

 

いずれ遺産は気にくわない嫁にわたる

それは苦々しい

 

でも大好きな孫のためになるなら

それはそれで良い

 

孫にもいずれ相棒ができて・・・

 

あなたの遺産は枝分かれのように分配されて・・

 

結局、誰もあなたにありがとうなんて言わない

 

 

 

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人それぞれの終末、父への詫び状

定年退職した私は

時間に余裕ができた

仕事へのストレスもなくなり

気持ちも穏やかだ

 

寒い冬が終わり、村人が外で作業する6月

老婆は花を植え、爺さんは畑でエンドウや南瓜を植えだす

生き物が陽を浴び、成長する季節だ

 

夕方になると私は庭の草むしりを始める

雑草は強い

毎日、除去しても2~3日後には倍返しで生えてくる

 

草むしりに悪戦苦闘し、疲れると縁側で休憩して

目の前の庭とその後方の海を眺める

 

情緒的気分に浸る

 

庭は父ちゃんが家族の反対を押し切って

海沿いに造ったものだ

 

山茶花、もみじ、つつじ、金木犀・・・

今は潰してしまい無いが当初は鯉が泳ぐ池があった

 

20数年前、同じ6月同じ時間帯

亡父はこの縁側で倒れた

65歳、脳出血だった

 

命に別条はなかったが重い後遺症で

寝返りさえできない身体になり施設入所

 

嚥下障害で肺炎の繰り返し

口から食事を食べれなくなると、胃瘻を作り

胃瘻を抜去しないよう両手を抑制されて

 

認知症が進行しほとんど喋らなかったが

痰を吸引される時はうめき声をだした

 

10年間ベッドの上で生き、死んだ

 

 

 

父への詫び状

①ごめん、長い間、地獄だったね

 

②胃瘻造成はしない方が良かったのかな?

父ちゃんが死んで10年経っても迷っている

 

栄養を取るには胃瘻しか方法がなかったけど

あの選択は正解だったのだろうか

 

胃瘻から必要カロリーを注入できたから

細胞は枯渇せず、心臓も動いてくれた 

それで生ききったけど

 

自力では身体を動かせず

エアーマットを使っていてもできる床ずれ

圧迫による血流障害によって組織が腐る

痛かったね

 

時間が過ぎるのを待つだけ

 

 

③ ごめん、外泊したかったね、もっと

 

麻痺と認知症の悪化で喋らなくなった父ちゃん

話しかける私をじっと見つめていた

 

「家に帰る?」聞くと

その時だけは「オー」と返答する

 

父ちゃんの外泊は大変だった

硬く曲がった四肢と体幹のすきまから行うオムツ交換

上手く出来なくてシーツに排泄物がつく

 

寝る前に最後の体位変換、朝一番にも体位変換

寝たきりでも父ちゃんの身体は重かった

 

痰がからむたびに行った痰の吸引

やらなければ窒息する

 

わずかに動く首と手をおさえつけてやった

歪んだ父ちゃんの顔ははっきりと覚えている

 

痰を吸引されている間は息ができないから

ごめん、苦しかったね

 

父ちゃんが外泊すると

親戚や友達が寄ってくれた

 

人形のように動かない父ちゃん

影武者のように母ちゃんが代弁をする

 

変わり果てた父ちゃんから離れていく親戚

でも友達はけっこう最後まで遊びに来てくれた

 

 

 

古いアルバム

そこに白黒の色あせた一枚の写真が入っていた

遊ぶ小さい私たちを縁側で腰かけて見ている父ちゃん

その目がとても優しい

 

 

時間は止まってくれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴミ男

夕方、いつものように愛犬の散歩に出かけた

途中、村のゴミ置き場があり

それは県道近くに設置されている

 

一台の黒い大きな車がゴミ置き場に停まる

 

私は車好きなのでどこの会社のなんていう車なんだろうと

遠くから見ていた

 

背の高い若い男性が降りて来た

村では見かけない人だ

 

男性は黄色いビニール袋をゴミ箱に入れた

堂々とした動作で

堂々と車に戻り

ブワ~ン!と発進し県道に戻り、村と逆方向に走っていった

 

よそ者がゴミを捨てて行った

それも村指定の黄色いゴミ袋を用意していて・・

用意周到・・

 

小さな怒りが湧いた

村人さえゴミの日をちゃんと守り、朝に出すのに

どこのどいつだ!

 

ゴミ袋には個人情報が詰まっている

カップ麺が多ければ食い盛りの男子学生、コンビニ弁当が多ければ

アパート暮らしの会社員、包装紙があれば買い物の行動範囲が予想され

お便りでも混ざっていたら住所、氏名が特定される

 

ゴミ男が置いて行ったゴミ袋、中を覗いてやろうか

いやいや、手首でも出てきたらヤバイし

面倒はごめんだ

 

さて

ゴミ男は我が家にもいる

あいつだ

 

あいつは仕事が終わると毎日帰って来る

どっかで泊まってくれてもいいんだけど

 

あいつは風呂、夕飯前にルーティンのようにゴミ整理をする

 

台所、茶の間、風呂場、ポイントを回る

ゴミ袋は大、中、小サイズがあり

あいつは中サイズに収める事を狙っている

ケチだから

 

一方、ゴミ量が少ないとつまらないのか

座敷や仏間にも遠出する場合もある

 

ガサゴソとビニール袋を触る音に私はいらつく

女々しく感じるのだ

 

土曜、日曜、祭日、ゴミ男は大張り切り

起床時、昼飯後、夕飯後、眠前と

日に4回もゴミ集めに奮闘している

 

茶の間で寝っ転がっている私の側に落ちている菓子袋の殻も

ひらいに来る

 

なら家の周りの雑草でも抜いてくれれば

私は楽なんだけど

そういうのは嫌いらしい

 

ゴミ男はゴミ収集、分別が趣味なんだ

ゴミの日の前夜は、車を外に停めている

翌朝のゴミ出しにかける気迫がうかがえる

 

ゴミ男の好きなものがもう一つある

それは店で貰う粗品

 

粗品が欲しいためにわざわざ店に出向いて、あるいは

商品を買って粗品をゲットしている

 

粗品はその名の通り、安物で利便性が低い

ダサいデザインが多く私は粗品が嫌い

 

粗品を隠しているとゴミ男に聞かれる

ゴミ男「あれどうした?」

きれる頭じゃないくせに粗品の事は良く覚えている

 

以上

 

 

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ゴミ男

夕方、いつものように愛犬の散歩に出かけた

途中、村のゴミ置き場があり

それは県道近くに設置されている

 

一台の黒い大きな車がゴミ置き場に停まる

 

私は車好きなのでどこの会社のなんていう車なんだろうと

遠くから見ていた

 

背の高い若い男性が降りて来た

村では見かけない人だ

 

男性は黄色いビニール袋をゴミ箱に入れた

堂々とした動作で

堂々と車に戻り

ブワ~ン!と発進し県道に戻り、村と逆方向に走っていった

 

よそ者がゴミを捨てて行った

それも村指定の黄色いゴミ袋を用意していて・・

用意周到・・

 

小さな怒りが湧いた

村人さえゴミの日をちゃんと守り、朝に出すのに

どこのどいつだ!

 

ゴミ袋には個人情報が詰まっている

カップ麺が多ければ食い盛りの男子学生、コンビニ弁当が多ければ

アパート暮らしの会社員、包装紙があれば買い物の行動範囲が予想され

お便りでも混ざっていたら住所、氏名が特定される

 

ゴミ男が置いて行ったゴミ袋、中を覗いてやろうか

いやいや、手首でも出てきたらヤバイし

面倒はごめんだ

 

さて

ゴミ男は我が家にもいる

あいつだ

 

あいつは仕事が終わると毎日帰って来る

どっかで泊まってくれてもいいんだけど

 

あいつは風呂、夕飯前にルーティンのようにゴミ整理をする

 

台所、茶の間、風呂場、ポイントを回る

ゴミ袋は大、中、小サイズがあり

あいつは中サイズに収める事を狙っている

ケチだから

 

一方、ゴミ量が少ないとつまらないのか

座敷や仏間にも遠出する場合もある

 

ガサゴソとビニール袋を触る音に私はいらつく

女々しく感じるのだ

 

土曜、日曜、祭日、ゴミ男は大張り切り

起床時、昼飯後、夕飯後、眠前と

日に4回もゴミ集めに奮闘している

 

茶の間で寝っ転がっている私の側に落ちている菓子袋の殻も

ひらいに来る

 

なら家の周りの雑草でも抜いてくれれば

私は楽なんだけど

そういうのは嫌いらしい

 

ゴミ男はゴミ収集、分別が趣味なんだ

ゴミの日の前夜は、車を外に停めている

翌朝のゴミ出しにかける気迫がうかがえる

 

ゴミ男の好きなものがもう一つある

それは店で貰う粗品

 

粗品が欲しいためにわざわざ店に出向いて、あるいは

商品を買って粗品をゲットしている

 

粗品はその名の通り、安物で利便性が低い

ダサいデザインが多く私は粗品が嫌い

 

粗品を隠しているとゴミ男に聞かれる

ゴミ男「あれどうした?」

きれる頭じゃないくせに粗品の事は良く覚えている

 

以上

 

 

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