メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

明日、緩和医療医に会い、状態の確認、及び治療方針を聞いてきます

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母ちゃんが膵臓癌で入院してから16日たつ。

 

一日、一日、具合が悪くなっている。

 

今日、面会に行くと、珍しく目を開けている。

「・・・・・・・・」

なにか喋っているが聞き取れない。

 

酔っ払いに似た感じかな。

 

酔っ払いは笑顔だが、母ちゃんの顔は歪んでいる。

時々、「痛い」と言っている。

 

母ちゃんの口の中には、白い粘液が付いている。

指の爪が長くなっている。

 

施設と違い、病院では清潔に関するケアが行き届かない。

治療優先で、人手不足だ。

 

右の耳たぶにモニターが付いている。

(いよいよ、器具つけ始めたね。急変対応かな)

 

たまたまやって来た看護師さん。

「点滴さしなおそうかと・・、でも後にします」

「痛がっているみたい」

「11時に解熱鎮痛剤点滴しました。食事も摂りましたよ。」

(食べれるんだ)意外です。

「麻薬使っていないんですか?」

「まだです」

 

眠っていたらいたで悲しい、でも痛いと言って苦しんでいるのを

見ると、眠らせて欲しいとも思う。

 

我儘な家族です。

 

私は毎回、母ちゃんの写真を撮ります。

 

生きている母ちゃんの見納めになるかと思うのと

死んだ後も母ちゃんに会いたいからです。

 

長居はしません、点滴さしなおし看護師さんが待っているから。

 

姉にメールしました。「モニターつけている」と。

 

午後からは、家族が病院に向かいました。

看護師さんは大慌てしていると思います。

「次から次とやってくる!」

 

家族が面会に行った時は眠っていたそうです。

 

明日は担当医である緩和医療専門の医師に会い、母ちゃんの病気の進行具合、

現在の治療内容、今後の治療方針を確認する予定です。

 

生きている間は、家族の欲求を医療者にぶつけていくつもりです。

 

 

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