メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

施設からの電話は不吉なお知らせです。

 昨日、タイヤを保管してくれている

ガソリンスタンドから電話があった。

 

「もしもし、〇〇スタンドです、こんにちわ」女性スタッフ。

いつも明るく、仕事もテキパキ、好感度の高い女性。

 

「もうすぐ、雪降るじゃないですか、一度、タイヤ見て頂きたいんです」

 

そんな訳で、本日スタンドに来た。

車庫に案内される。

 

「あのね、ちょっとこのタイヤ二本減ってるじゃないですか。           新しくしないとちょっと危ないかなっと思うんです」

 

女性スタッフはタイヤの凸凹を指しながら、説明してくれます。

 

車の事はお任せです、解からないから。

 

売り上げを伸ばしたいためではないでしょう。

 

私の車、若干でかいので、タイヤ一本8~9万円程します。

二本買うと19万円くらいか。(ため息)

 

「今年は二本交換しても、来年、残りの二本が                  大丈夫かはわからない状態ですね」

 

「無収入だから安いタイヤにしてね」

 

「あ、仕事辞めたんですか?」

頷く私。

 

「あっ、エレメンツどうしますか」

何それ、何回聞いてもわからんわ

 

「ぶれを調整するもんで・・新しいタイヤにはつけますが・」

(古いタイヤの方)「要らない、遠くに行く事ないから」

 

店内に入り、女性スタッフは電話で在庫確認している。

 

「あります?それじゃお願いします」

 

雪国に住むって損だわ。

冬に備えて、タイヤ交換。

 

町中走るだけなら、ズベズベのタイヤでもいいんじゃない?

 

カウンターに、丸くて白いお菓子が透明な袋に入れられ並んでいる。

 

ここの肥満店長は、なかなかの商売上手で

他にも牡蠣のレトルトカレーや、エスプレッソなど販売している。

 

お得意様なんだから「試食してみる?」ってくれないかな。

 

商品ほしさに私もどこで作ってるんだとか、どんな味かなとか

トスあげるが、全くレシーブしてくれない。

 

商売って、ヨロヨロしてる者はできないな。

 

たそがれていると携帯が鳴る。

 

施設からだ。

 

先方からの電話は用心した方がいい。

 

電話は、短気だから好きじゃない、取り扱いに注意しなければ

ならない施設の先生だ。

 

人の好き嫌いがあると、出世できない。

好き嫌いがあると、職場の雰囲気が悪くなる。

 

「あのねー、お母さんね、肺炎は良くなったのよ。

でも、胆のうがね、ちょっと悪いものかもしれないんですよ」

 

用心していたのに、聞いたとたんに泣きたくなった。

 

「姉と明日、伺います。先生の都合のよい時間は?」

「何時でもいますよ」

「よろしくお願いいたします」

 

すぐ姉に電話をかける。

不在だった。

 

家に帰ると、葬儀社に電話して、親戚が営むスーパーからの

花、菓子など持ち込みができるか聞いた。

 

「外部からの持ち込み大丈夫ですよ。生花だと千円くらい

管理料頂きます」

 

母ちゃんの死亡時の段取りは、準備してあるが、細かい

確認項目がいくつか残っている。

 

姉から電話がきた。

 

姉は、外見の美しさに似合わず「男の決断」ができる。

 

「じゃ、明日10時に行くか」

「了解」

 

姉に見せるため、インタネットから画像を出す。

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年賀状の準備は、まだしないことにした。

 

 

 

 

 

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