メタボンの行きあたりばったり

昨年定年退職しましたメタボンです。毒を吐きます。

甘くなりすぎたカレーにブラックコーヒーを入れてみた

 

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節約のためには家からでないこと

今晩の夕食は、家にあるもので作る事にした

 

冷蔵庫を開ける

ほうれん草、人参、もやし、しめじ

じゃがいも、玉ねぎ、プチトマト

たまご・・、カレールウ・・

 

具材を見て考える

料理はけっこう頭を使う

頭の体操だ

 

イメージを膨らませながら

まずは台所の掃除を行う

 

料理は戦いだ

勝つためには環境整備が大事

 

テーブルを片付けながらメニューを煮詰める

慌てないよう段取りを決めて行く

 

お気に入りのエプロンをつける

さぁやるわよって感じ

 

今晩はカレー、ほうれん草のおひたし、もやしの酢の物だ

 

冷凍庫からひき肉を取り出す

昨日、ハンバーグを作ったから玉ねぎペーストもある

うまい使いまわしができそうで

心の中でガッツポーズ

 

玉ねぎペーストがあれば時間短縮できる

 

具材をカットする

必要調味料を並べる

 

姉が畑で収穫したニンニクをふんだんに使う

生しょうがはないけど

らっきょ酢で漬けたしょうがを代用する

 

鍋にバターを投入

焦がさないように火加減を調整して

ニンニク、しょうが漬けを入れる

 

カレーはその家、その家で味が違う

 

玉ねぎを炒める時に砂糖を入れるという友人がいた

カレールウに表示してある通りに作るという

先輩もいた

高い肉さえ入れれば美味くなるという知人もいる

隠し味にチョコレートを入れるという姉

 

たぶんどれも正解だと思う

カレーはおおかたの人が上手にできる

 

私はカレーが大好きだ

疲れた時は辛いカレーが良い

 

インド料理店では、ほうれん草カレーがお気に入り

香ばしい熱々のナンが恋しいな

 

いれてみようか?

ほうれん草

ダメダメ、失敗するって

今日はニホンカレー

 

賞味期限がきれたヨーグルト全部入れる

カレールウを少しづつ味見しながら追加する

 

おかしいな

味がうすい

カレールウをあるだけ全部入れた

 

出来上がり

最終確認、ペロっとなめる

濃い、甘ーい!

 

原因を考える

玉ねぎペースト、ヨーグルト多すぎた

カレールウ、とけきる前に次を入れたからだ

 

どうする

大事なメイン料理

代わりの料理ないぞ

 

水で薄めるか

酢?

醤油?

レモン?、ないってそんなの

 

茶の間に行き、ブラックコーヒーを飲みながら

対策を練る

 

甘いカレーはごはんに合わない

気持ち悪い

 

・・ではどうする?

コーヒーいれてみる?

 

案外、いけるかも

 

濃くて甘いカレーに飲みかけのコーヒーを入れる

強火でカレーをかきまわす

一瞬、コーヒーの香りが漂った

 

味見してみる

けっこういけるよ、これ

 

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スーパーの女性店員さんの言葉に感動した

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ここ最近「あごだしの素」を使って味噌汁を

作っている

 

具材は調理の余りもの野菜を入れている

具だくさんに盛り付け、熱々の味噌汁を食す

 

だしの旨みが効いていて実に美味し

 

あごだしの素」を見つけたのは

町の大型スーパーだった

 

ボトルがしゃれていたので買っただけだけど

いまじゃ「あごだしの素」がないと

料理できない程、依存している

 

使いきったので「あごだしの素」の

買い出しに町の大型スーパーに出向いた

 

調味料コーナーを探すが見つからない

 

店員さんを捕まえて来て尋ねる

「瓶に入ったあごだしが見当たらないんだけど」

「だしはここにあるだけで全部です」

「困る、ないと料理ができないんです」

「他のじゃダメですか?」

 

・・・・仕方がない

あごって書いてあるパックを二種類買ってみた

味噌汁の味が決まらなくなった

 

あごだしの素」が恋しい

いなくなって初めてきずいた

パッパッとぞんざいに使ってた

今度であったら大切にしよう

 

再び町の大型スーパーに出かける

調味料コーナーを探す

やっぱりない

 

また店員さんを捕まえて来て尋ねる

「瓶入りのあごだしないね」

「あれね、注文しているんですけど

いつ入って来るかわからないんですよ」

 

イツハイッテクルカワカラナイ

そんないい加減で良いんですか! 

 

この大型スーパーはチェーン店だ

「だったら他のチェーン店に行ってみるわ」

役に立たない店員さんに喧嘩ごしで言い放った

 

店長呼んで確認させれば良かったかなと思いながら

町のスーパーより規模が大きい同系列のスーパーまで

車を走らせる

 

入店しまっすぐに調味料コーナーをめざす

・・・・ない!

 

店内をゆっくりまわる

 

おかしい、あんな美味い「あごだしの素」が

置いてない!

人気商品だと思うが・・

 

 

店員さんを捕まえて来る

 

スーパーでは、

店員さんは捕まえて来ないと、話が聞けない

また、捕まえて来ても忙しい様子で

最後まで面倒みてくれない

 

「瓶に入った、顆粒の、あごだしの素ないですか」

「ええと、どんな大きさの?」

 

手振り身振りで店員さんに教える

店員さんは一緒に探してくれる

・・・がやはり見つからない

あきらめきれずにウロウロする

 

店員さんが同僚に聞いている

アゴダシノモトだって、え?、今年は注文していないって?」

申し訳なさそうに苦笑いして店員さんがわびた

 

大規模スーパーでさえなかったんだから

もうどこにも売ってないだろう

ネットで調べて、自分が取り寄せればいいか

 

そして後日、

またまた町の大型スーパーに出かけた時

 

しつこいね

ないと知りつつ調味料コーナーを見て歩いた

 

あごだしの素」は調味料コーナーではなく

なんと魚介類売り場の小さな冷蔵庫の上に

数本、置いたあった

 

どうして?、こんなところに?

調味料ですよね、これ

 

あれだけ探したのに

いつからここにいたのですか?

 

店員さんさえ知らなかったじゃないですか

あなた探しましたよ!

在庫管理どうなってんだ!

 

あるだけ全部カゴに入れた

あごだしの素」、姉たちに自慢したい

そうだ、お歳暮にしよう

 

店員さんを捕まえて来る

「三本ずつ箱に入れて欲しい」

「・・ちょうど合うサイズの箱がないです」

なんとかしようって気もなさそうな店員さん

 

身内だから袋に入れるか

店内の手提げバッグを二つカゴに入れてレジを通る

 

店先に使用済段ボールが積み上げてある

そこから「だしの素」3本入れれる

丁度いい大きさの段ボールを探して

詰めようとしていると背後から声をかけられた

 

「あの~、贈り物ですか?」

振り返ると先ほど通ったレジ係さんが立っていた

 

このレジ係さんの噂は聞いたことがある

男性関係が派手とかなんとか・・

あか抜け感のある中年女性だ

 

「たくさん買われたし、袋も買われたので

どうするのかなと気になって見ていたんです」

 

キニナッテミテイタ

 

走る去る店員さんばかりと付き合ってきたから

話しかけて来てくれたのが嬉しい

 

「身内にあげようと思って、ちょっと箱に入れて

みようかなと思って」

「お包みしましょうか?」

 

「たいしたもんじゃないから」

「プチプチにくるんで割れないようにしますよ」

彼女は段ボールを店の包装紙で包んでくれた

 

私は彼女の胸につけている名札を目に焼き付けた

店の出入り口に投書箱があったから

 

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犬がいるという幸せ自慢

 


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10月で5歳になった愛犬

チワワとパピヨンのMIX,オス

 

体重5キロ

手足はアスパラガスのように華奢だ

 

 

愛犬を育てるにあたり、一番注意しているのは

身の安全であり怪我や事故に合わないよう

監視している

 

愛犬が泣いたり、悲鳴をあげるような事態に

なったら私はおかしくなるかもしれない

溺愛しているから

 

 

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鉛筆、ボールペン数えきれない程やられた

 

どこに何がしまってあるか覚えているようで

引き出しが空いていると

頭を入れて、盗って行く

 

追いかける私をかわす優れた運動能力を持つ

 

 

 

 

 

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仕事で不在が多い時代は

一日を茶の間で過ごす亡き母ちゃんが

愛犬の相手をしてくれた

 

だからか茶の間大好き犬になった

 

夜は寝室に連れて行くが

抜け出し

一人で暗い茶の間で寝ていたりする

 

 

 

初めて散歩に連れて行ったのは

去年からだ

定年退職し、時間に余裕ができた

 

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村の中を歩く

 

 

 

 

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愛犬が先に行く

はしゃいでいる

 

 

 

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清流の音を聴いたり

 

 

 

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柿を眺めて季節の移り変わりに

気づいたり

 

 

 

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近所の古民家に寄ったり

(愛犬はイヌが苦手)

 

 

 

 

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花を育てたいなと思ったり

 

 

 

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山に癒されたり

 

愛犬との散歩は村人たちに

今日も元気です私っていう

合図でもある

 

 

 

時々

愛犬がつまらなさそうにしている

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この表情は私にプレッシャーをかける

ご機嫌にさせなければならない

 

 

おもちゃを投げて遊ばせる

(尻尾のついたヌイグルミがお気に入り)

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我が家に来て

君は幸せですかと尋ねたい

 

・・・感傷に浸っていると

愛犬、ソファの脚もとに向けて

おしっこをかけている

 

 

 

小さい頃からなかなか食べない

ドッグフード

いろいろ試してみた結果

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 この商品に切り替えてから

食いつきが良くなった

 

愛犬のお口に合う物を探すのに

4年かかったよ

 

 

 

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名を連呼すると

尻尾を振り

ほふく全身して近寄って来る

 

両手を広げると

抱きついて来る

 

可愛いなと思う

 

 

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いくつになっても人付き合いに苦戦する

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ただ今、人気のハーバリウム

 

作り方は簡単

瓶の中に好みのドライフラワーを入れて

オイルを注ぐだけ

 

オイルを入れる事で透過性が増し、

ドライフラワーの色合いがはっきり見える

 

癒しの一品だ

これを先月の押し花教室で作った

 

ーー

 

押し花教室の先輩N川さん(見た目80歳)から

電話がきた

 

「公民館のウインドウに作品展示するから

なんか持って来て」って

 

N川さんは、押し花教室の古株で

おとなしそうなたたづまいでありながら

教室を牛耳っている裏ボスだ

 

年寄りだからってなめてはいけない

気にいられるようにしなければ

私が次のボスになれない

 

ハーバリウムを手に取り、車を走らせる

 

先輩達の地味な作品のなかで、私のハーバリウムはきっと

輝く存在になるはずだ

 

今まで駄作を作り続けてきたけど

ハーバリウムは自分がとても気に入っている

 

公民館でN川さんと待ち合わせる

 

高齢者だけど軽自動車を運転している

田舎では車がないと移動できない

 

N川さんの作品は大きいサイズが多い

車から取り出し運ぶのは私の役目だ

 

N「ウインドウに展示してもらえるのは

今回が初めて、ずっとキルト教室が独占してたから」

 

デビュー戦ですね

はりきりましょう

 

N川さんの心をつかむために話題を提供する

 

私「カーペット欲しいんですけどどこに行けば

売ってますか、犬がいるから洗濯しやすい

薄地のやつが良いんですけど・・」

N「ニトリに行けば」

 

そんなこんなしているうちに教室の他のメンバーも

作品を抱えて公民館ウインドウ前に集まり出す

 

ハーバリウムは私だけ

みんな額だ

額の大きさは様々、形も縦長だったり横長だったり

 

公民館ウインドウ係のおっさんがディスプレイの

実行者で

私達は作品の配置をおっさんに指示するだけだ

 

生徒さんなら誰でも自分の作品を人目につきやすい

位置のおきたいはずだ

だけど自らは動かない、だから私が先導する

 

一歩前でておっさんに指示する

私「これ(裏ボスの作品)、中央にかけて」

 

裏ボスは満足げにほくそ笑んでいる

 

後にかける品は、やはり作者の教室内でのパワーを

考慮して選択する

 

同期ライバルのごくみが私の指示を聞かない

勝手に先輩方の作品をおっさんに渡している

 

OK、ごくみ

ここは仲良くしよう、話合って決めようね

・・って、聞けよ!

 

先輩達も先輩達で「この花なんて言うの?

染めたの?、こんなやり方あるんだ~~・・」

わちゃわちゃお喋り始めている

 

アメまで配り出したり、ほうばったり

ごくみが輪の中で笑っている

 

配置に熱くなっている私だけが孤独だ

 

 

適当に、緩く、協調して、笑顔を絶やさず

場の空気を読んで、、、むきにならないで、、

 

 

61にもなって人づきあいに苦戦している

 

人と交わるのが面倒なくせに

それでは前に進めないと思う

 

強いメンタルが欲しい

何かに夢中になりたい

自信が欲しい

 

私のハーバリウム

みんなの配置が終了したあとで

ウインドウの隅っこに置いた

 

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トイレの行列、順番がきたら若い子のあとに入りたい

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最近、老女の事を陰でクソババアと呼ぶのを

なるほどなと実感している

 

私の自慢はおしっこを我慢できることや

おしっこをだしながら何回でも

途中で止められる事だ

 

また固形物から気体だけ選り分けて、排出する技も持っていた

 

もとから便秘症なので

自宅以外で便をする事はまずない

なかった・・・、以前ならね

 

ところが・・・

 

定年退職してから気が緩んだのか

気体がかってに出るようになった

これには笑った

 

膀胱が小さくなったのか

しょっちゅうおしっこに行っている

途中で止めては出すなんていう遊びは

もうやっていない

 

胃腸系も狂いだしたのか

排便コントロールが出来なくなった

 

下痢と便秘を繰り返し

出先で急に便意を催すようになった

 

若い時なら押し込む力があったのだが

腹筋が緩んでいるので

車内でのたうちまわっている

 

慌てて車を駐車場に停めて

肛門を締めながら公衆トイレ目指して走る

 

途中、誰かに声でもかけられたら

そこで一気にでそうなあんばいだ

 

やっとたどりついた公衆トイレ

だいたい先客がいて、トイレの順番を待つ

 

用を済ませた方がたがトイレの戸を開ける

 

中から若い女の子とおばあさんが出てきたら

私は迷わず若い子のあとに入り込む

 

若い子の残り香は良い

香り優先のシャンプーを使っていたり

香水を塗っていたり

 

身にまとう洋服も香り優先の柔軟剤を使っている

持病もなく薬を飲んでいないから臭いおしっこはしない

そもそも公衆トイレで若い子は便なぞしない

 

ところが

私を含め、おばあさんは身体が緩んでいるので

おしっこのつもりが便まで出す

 

おばあさんは寒がりなので重ね着している

脱いでるうちに尿道、肛門が開く

 

間に合えばいいけど、間に合っていない方は

便器を汚す

 

しゃがむ位置が適切でないとやっぱり便器を汚す

 

排泄後、立ち上がりしなちびることもある

しまりが悪いから

 

クソババアってあながち間違っていない

 

慢性疾患を抱えているから

多種類の薬を飲んでいる

だから排泄物は臭い

 

年金暮らしなので安いシャンプーを使ってる

身にまとう服は例年の物で、防臭剤の臭いがする

はいている靴は一足しかないお出かけ用

 

そんなこんなを想像するので

トイレの順番がきたら私は若い子のあとが良い

 

ーーー

 

先日、妙な体験をした

食事処で女性用個室トイレを使用していた私

 

立ち上がり、ジーンズのファスナーに手をかけていた時

突然、トイレの戸が開いた

 

私も、戸を開けた中年女性客も驚き

お互い同時に「すみません」と謝る

 

鍵のかけ忘れした私が悪いのだが

おかしいのは戸を開けた中年女性

なぜか戸を閉めずにその場に突っ立っている

 

ゆっくりファスナーをあげながら

私は言った

「とりあえず、戸、閉めてくれませんか?」

 

友人らにその話をすると

大笑いされた

「オッサンと間違われたんじゃない?」って

 

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紫のキャリーバック<旅立ち編>吉田輝星君

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夏の甲子園

金足農のサヨナラ2ランスクイズ

歴史に刻まれるワンシーンだ

 

9回裏、2-1で近江を追う金足農

無死満塁でスクイズ

 

巧妙なバンドで球がサード付近に転がった 

3塁ランナーがホームにスライディングする

 

同点はしかたない、

捕球後、1塁走者をさすためファーストに投げる

 

一瞬の出来事だった

金足農の二人目の走者が3塁を蹴って来た

1塁手がホームに直球を投げる

 

ホームベース上でクロスする走者とキャッチャーミット

 

球場は静まり返る

何が起こったのかわからない

 

審判が両手を広げる

セーフ

 

2ランスクイズ、逆転勝ち

金足農の奇襲攻撃

観客は唖然、騒然、歓喜の叫び

 

見ていた私も鳥肌がたったワ

 

 

 

 

やってきた金農フィバー

 

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選手が育てていた豚が9匹の赤ちゃんを産んだとか

 

 

 

 

 

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選手の背中にセミがついてたとか

 

 

 

 

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あきたこまちとか

 

 

 

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野球小僧とか

 

 

 

 

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仲良しだとか

 

 

 

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生徒さん達が開発にくわわったお菓子とか

 

 

 

 

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いつも手をつないでいるとか

 

 

予想外の快進撃のため、滞在費用がたりないとか

募金が始まり、年貢と称されたり

 

侍ポーズに警告がはいり、刀狩りとか言われたり

 

勝戦観戦客のため、JALが秋田から臨時便をだしたりとか

 

 

ユーモラスな記事が多い金足農

だからみんなを惹きつける

 

金農フィバーは地元に活気をつけた

奮闘した選手たちに県や市が感謝状を

おくるらしい

 

 

 

輝星が

プロ野球という道に歩きだす

一人で

 

もう仲間はいない

父さんが言うようにまわりはライバルだ

 

今までは野球が好きだけで

楽しんできたけど

 

これからは違う

組織に就職し、商品として扱われる

 

箱に入れられ、監視、管理され

企画会議にだされ、商品価値を評価される

 

売れなければボツにされる

良い数字を残さないと抹消される

 

ドラフト会議はシビアだった

使えそうだから日ハムが輝星を選んだ

 

何に使うつもりか

集客のためだと私は察する

 

新球場建設費莫大だね

 

5年後、輝星は

どこにいるんだろう

 

 

 

平成30年11月23日

日ハム入団のため千歳空港に到着

 

空港職員がおす台車に金足農のカラー

のキャリーバックが乘っている

 

これからどんな人生が待っているのかと

思うと切ない

 

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怪我しないように身体を鍛えてね

独り相撲しないでね

まわりをちゃんと見るんだよ

 

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紫のキャリーバック<キャラ形成編>吉田輝星君

 

 

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輝星くんちには、いつも誰かが遊びに来ている

 

親戚だったり、ご近所さんだったり

父さんの野球仲間だったり

 

小さい頃からわちゃわちゃに慣れているので

輝星くんは群れでつるんでいないと

落ち着かなくなる

輪の中心にいることを好む子になった

 

家族に溺愛されて育ったので

少々、オレ様傾向がある

 

俺を見ろ、俺のいう事を聞け、俺が一番だ

 

もとから頭の良い子なので

要領良く立ちまわる

 

自己顕示欲が強く

負けん気は誰よりも強い

 

小学校3年生にして

家族を支配する

 

「母さん、愛しているよ、プリンだして」

「自分で取って来ればいいでしょ」

母さんは輝星くんの五つ下の弟の世話におわれ

かまってくれない

 

「ばあちゃん、愛してるよ、プリン持って来て」

「あいよ、チョコバナナもかい?」

 

「じいちゃん、テレビのリモコンとって」

「どれ、何が見たいんじゃ」

 

年寄りを動かして、自分は寝そべり

録画のM-1グランプリを見る

お笑いが大好きだ

 

明日、タク君をどうやって笑わそうか

思案に暮れる

 何事もてっぺんをめざす

 

「輝星、外でるか、キャッチボールするぞ」

起き上がり、慌てて父さんの後ろを追いかける

 

父さんに誘われて始めたキャッチボールが

痛快に楽しい

 

グラブにボールが入り込む音にシビレル

父さんのグラブめがけて投げるんだけど

届かないのがくやしい

 

いつか思い通りに球を操れたらなと

熱中してしまう

 

父さんが仕事で相手してくれない日は

隣家の塀で投球練習をする

 

スポーツ少年団「天王 ヴィクトーズ」に入り

本格的に野球に取り込むようになった

 

ーーーー

 

「輝星、腕だけで投げたら肩こわすぞ

身体全体使うんだ、下半身を鍛えろ」

 

父さんのアドバイスを受け、ランニングに

力を入れるようになった

 

ただ犬や夜道は苦手なので、じいちゃんが後ろから

自転車でついてまわる

 

じいちゃんは晩酌してゆっくり過ごしたいのだけど

ばあちゃんに叱られるので仕方なしに付きあっている

 

 

じいちゃんが風呂に入っていると

輝星が顔をのぞかせる

唇になぜかケチャップをたっぷり塗っている

 

「じいちゃん、俺、野球でてっぺん取りに行くワ」

孫と同じく息子もこんな事言ってたなと爺さんは思った

 

輝星がしゃがみ、じいちゃんの背中を洗い始める

 

「甲子園にでて優勝するから」

「でっかい夢やな」

「まじ本気」

 

洗い流した背中にチューをして

笑顔で立ち去る輝星

 

「志は高いけど、お前、そのイタズラ癖どうにかせぇ!」

風呂場からじいさんの声が聞こえる

 

 

 

数年後、本当に甲子園に出場し

衝撃と感動を人々に与えるなんて

じいちゃんは想像もしていなかった

 

 

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  そして

輝星が動くと

億単位の金が動く

 

そんな日が来るなんて

誰も知らなかった今年の夏

 

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