年賀状だすの面倒くさくないですか?
元旦に届くよう年賀状を25日までに
出さなければならない
追い詰められないと書けない私
もう24日の2時をまわったのに
どうもやる気が起こらない
たぶん、このままのらりくらりと過ごし
夜になってから取りかかるんだろうな
・・・
年賀状って面倒くさくないですか?
人付き合いが苦も無くできる方は
こだわりなく
年賀状を出すんだろうけど
印刷された決まり文句の新年の挨拶
一筆のコメントも添えてなければ
ただの生存確認でしかないように
思える
漫然とした習慣
会社員でもないから上司の顔色を
伺うこともない
自営業でもないから集客目的もない
芸能人でもないから売り出す予定はない
教え子もいないし
愛する後輩もいないし
近しい知人、友人にはしょっちゅう会っているし
若い子はlineでやり取りしているらしいけど
それさえ面倒だと思う
何がめでたいんだろう
今年こそご飯食べに行こうねとか
近くにお越しの際にはお寄りくださいとか
・・
そんな気もない癖に
しらじらしい
年が変わったって、人間変わるわけでもないのに
どの口が言うとるんじゃ!
さぁ、年賀状書こう
この社会で生きていくために
じゃがいも料理「ヴィシソワーズ」疲れた時に召しあがれ
先日、料理教室で作った
じゃがいも料理ヴィシソワーズ(画像、右)
レストランで食べるものかと思っていた
自宅で再現する事にした
材料
じゃがいも、白ネギ、
玉ねぎ(常備してある)
セロリ、は買おうかどうか迷った
値段が高いのと傷むのが早いから・・
でも料理教室で習ったものは
自宅で練習しないといけない
一本158円、清水の舞台から飛び降りるわよ
調味料
水、牛乳、コンソメ、塩コショウ、バター
あと生クリームなんだけど・・
田舎のスーパーでは見当たらない
コーヒーフレッシュと練乳で間に合わせる事にした
(恥ずかしいけど生クリームって買ったことがない、
どんな形状をしているのかさえ知らない、
ホイップの事ですか?)
実践
① 具材を炒める
しんなりしたら水とコンソメ、塩コショウ入れる
じゃがいもが柔らかくなるまで煮る
ミキサーを準備する
重いのと、後かたずけが面倒なので
普段は使いたくない調理器具
② 煮たものを粗熱をとってから
ミキサーに投入、攪拌
中身をボールにうつす
ミキサーの中にまだべったり具材がくっついている
そこで牛乳をミキサーに投入、攪拌
(ミキサー内に余っている具を出すためもあり)
具材の入っているボウルにあけて、かき混ぜる
ミキサーの後片付け
水と台所洗剤を入れてミキサーに投入、攪拌
けっこう綺麗になる
すすぐ
乾燥
③ 冷蔵庫で冷やす
食べる時にフレッシュと練乳をかける
いろどりにパセリを乗せる
歓声
ヴィシソワーズはレシピ通りにやれば
誰でも美味くできる一品だと思った
福を呼び込む(元、野良)猫一家
月に一度、村で行われるお花教室に通いだし
半年ほど経った
メンバーは5人
膝が悪い師匠(見た目80歳近く)と
70歳の同級生軍団3人だ
回を重ねる事にそれぞれの人となりを知るようになった
師匠は若かりし時代は京都で過ごし
華道を習っていたらしい
頭の良い人らしく、口調は快活
人当たりが上手だ
若いモンにけっして馬鹿にされない強さがある
杖なしでは出かけられないのに
町でもお花教室をやっていて
師匠が活ける花は悩ましく粋だ(と思う)
高齢ながらつやつやの肌と髪を持っている
同級生軍団ももっさりした第一印象とは違ってきて
三人がそれぞれに個性があり面白い
お寺の奥さまは、やっぱり奥さまらしく
言葉使いも動作も品がある
人前に出ることが多いので
身だしなみはフォーマルっぽい
優等生タイプだけど、意外とせっかちさんだ
師匠のご指導が入る前にバッサバッサと
枝を切ったりしている
奥さまの右手側にいつも座るSさんは明るい
明るい人は欝々しないためか
眉間ジワが少ない
髪はベリーショート、似合っている
奥さまの左側に坐るのが町からやって来る
強面のYさんだ
だみ声ではっきりした物言いをする
敵にまわしたら面倒なタイプに見える
我が強そうな親分肌のYさん、
6月あたりでは、納屋に野良猫が住みつき
6匹の赤ちゃんまで生まれて
とても混乱していた、面倒見れないから
その後、野良猫一家がどうなったのか
知りたい!
お稽古が終わるとお茶菓子タイムが始まる
Y「赤ちゃん3匹はもらいてがあって、
親ネコと残りの3匹は家にいるの」
一同、それは良かったとうなづく
私「それでも5匹飼うのは大変ですね」
野良猫一家は納屋から出て、現在はYさん自宅の
玄関にケージを置き、飼われているとのこと
ネコ用トイレは3つ用意したとのこと
Y「赤ちゃんたち、教えなくてもトイレ使えるのよ、
親ネコは外でしてくるけどね」
親ネコの去勢は済んだけど、来年は赤ちゃん達の
去勢を計画しているらしい
Y「カーテンレールの上に乗るわ、障子戸で爪とぎ
するわでわちゃわちゃ」
いやおうなしに猫のご一家を飼う羽目になったYさん
ごはんの準備ができたらご一家を呼ぶんだとか
Y「でもね、良い事があったの」
ネコの一家を飼うようになってから
スーパーで二度福引に当たったとか
宝くじで3千円当たったとか・・・
フクキタルですね
Y「赤ちゃんの名前は、黒色がヤマト」
クロネコヤマトですね
Y「茶色の一匹は叶う夢と書いて、トム
もう一匹はジェリー」
漢字名ですか!
そしてトム&ジェリーですね
Yさんの顔が妙に可愛いく見えた
甘くなりすぎたカレーにブラックコーヒーを入れてみた
節約のためには家からでないこと
今晩の夕食は、家にあるもので作る事にした
冷蔵庫を開ける
ほうれん草、人参、もやし、しめじ
じゃがいも、玉ねぎ、プチトマト
たまご・・、カレールウ・・
具材を見て考える
料理はけっこう頭を使う
頭の体操だ
イメージを膨らませながら
まずは台所の掃除を行う
料理は戦いだ
勝つためには環境整備が大事
テーブルを片付けながらメニューを煮詰める
慌てないよう段取りを決めて行く
お気に入りのエプロンをつける
さぁやるわよって感じ
今晩はカレー、ほうれん草のおひたし、もやしの酢の物だ
冷凍庫からひき肉を取り出す
昨日、ハンバーグを作ったから玉ねぎペーストもある
うまい使いまわしができそうで
心の中でガッツポーズ
玉ねぎペーストがあれば時間短縮できる
具材をカットする
必要調味料を並べる
姉が畑で収穫したニンニクをふんだんに使う
生しょうがはないけど
らっきょ酢で漬けたしょうがを代用する
鍋にバターを投入
焦がさないように火加減を調整して
ニンニク、しょうが漬けを入れる
カレーはその家、その家で味が違う
玉ねぎを炒める時に砂糖を入れるという友人がいた
カレールウに表示してある通りに作るという
先輩もいた
高い肉さえ入れれば美味くなるという知人もいる
隠し味にチョコレートを入れるという姉
たぶんどれも正解だと思う
カレーはおおかたの人が上手にできる
私はカレーが大好きだ
疲れた時は辛いカレーが良い
インド料理店では、ほうれん草カレーがお気に入り
香ばしい熱々のナンが恋しいな
いれてみようか?
ほうれん草
ダメダメ、失敗するって
今日はニホンカレー
賞味期限がきれたヨーグルト全部入れる
カレールウを少しづつ味見しながら追加する
おかしいな
味がうすい
カレールウをあるだけ全部入れた
出来上がり
最終確認、ペロっとなめる
濃い、甘ーい!
原因を考える
玉ねぎペースト、ヨーグルト多すぎた
カレールウ、とけきる前に次を入れたからだ
どうする
大事なメイン料理
代わりの料理ないぞ
水で薄めるか
酢?
醤油?
レモン?、ないってそんなの
茶の間に行き、ブラックコーヒーを飲みながら
対策を練る
甘いカレーはごはんに合わない
気持ち悪い
・・ではどうする?
コーヒーいれてみる?
案外、いけるかも
濃くて甘いカレーに飲みかけのコーヒーを入れる
強火でカレーをかきまわす
一瞬、コーヒーの香りが漂った
味見してみる
けっこういけるよ、これ
スーパーの女性店員さんの言葉に感動した
ここ最近「あごだしの素」を使って味噌汁を
作っている
具材は調理の余りもの野菜を入れている
具だくさんに盛り付け、熱々の味噌汁を食す
だしの旨みが効いていて実に美味し
「あごだしの素」を見つけたのは
町の大型スーパーだった
ボトルがしゃれていたので買っただけだけど
いまじゃ「あごだしの素」がないと
料理できない程、依存している
使いきったので「あごだしの素」の
買い出しに町の大型スーパーに出向いた
調味料コーナーを探すが見つからない
店員さんを捕まえて来て尋ねる
「瓶に入ったあごだしが見当たらないんだけど」
「だしはここにあるだけで全部です」
「困る、ないと料理ができないんです」
「他のじゃダメですか?」
・・・・仕方がない
あごって書いてあるパックを二種類買ってみた
味噌汁の味が決まらなくなった
「あごだしの素」が恋しい
いなくなって初めてきずいた
パッパッとぞんざいに使ってた
今度であったら大切にしよう
再び町の大型スーパーに出かける
調味料コーナーを探す
やっぱりない
また店員さんを捕まえて来て尋ねる
「瓶入りのあごだしないね」
「あれね、注文しているんですけど
いつ入って来るかわからないんですよ」
イツハイッテクルカワカラナイ
そんないい加減で良いんですか!
この大型スーパーはチェーン店だ
「だったら他のチェーン店に行ってみるわ」
役に立たない店員さんに喧嘩ごしで言い放った
店長呼んで確認させれば良かったかなと思いながら
町のスーパーより規模が大きい同系列のスーパーまで
車を走らせる
入店しまっすぐに調味料コーナーをめざす
・・・・ない!
店内をゆっくりまわる
おかしい、あんな美味い「あごだしの素」が
置いてない!
人気商品だと思うが・・
店員さんを捕まえて来る
スーパーでは、
店員さんは捕まえて来ないと、話が聞けない
また、捕まえて来ても忙しい様子で
最後まで面倒みてくれない
「瓶に入った、顆粒の、あごだしの素ないですか」
「ええと、どんな大きさの?」
手振り身振りで店員さんに教える
店員さんは一緒に探してくれる
・・・がやはり見つからない
あきらめきれずにウロウロする
店員さんが同僚に聞いている
「アゴダシノモトだって、え?、今年は注文していないって?」
申し訳なさそうに苦笑いして店員さんがわびた
大規模スーパーでさえなかったんだから
もうどこにも売ってないだろう
ネットで調べて、自分が取り寄せればいいか
そして後日、
またまた町の大型スーパーに出かけた時
しつこいね
ないと知りつつ調味料コーナーを見て歩いた
「あごだしの素」は調味料コーナーではなく
なんと魚介類売り場の小さな冷蔵庫の上に
数本、置いたあった
どうして?、こんなところに?
調味料ですよね、これ
あれだけ探したのに
いつからここにいたのですか?
店員さんさえ知らなかったじゃないですか
あなた探しましたよ!
在庫管理どうなってんだ!
あるだけ全部カゴに入れた
「あごだしの素」、姉たちに自慢したい
そうだ、お歳暮にしよう
店員さんを捕まえて来る
「三本ずつ箱に入れて欲しい」
「・・ちょうど合うサイズの箱がないです」
なんとかしようって気もなさそうな店員さん
身内だから袋に入れるか
店内の手提げバッグを二つカゴに入れてレジを通る
店先に使用済段ボールが積み上げてある
そこから「だしの素」3本入れれる
丁度いい大きさの段ボールを探して
詰めようとしていると背後から声をかけられた
「あの~、贈り物ですか?」
振り返ると先ほど通ったレジ係さんが立っていた
このレジ係さんの噂は聞いたことがある
男性関係が派手とかなんとか・・
あか抜け感のある中年女性だ
「たくさん買われたし、袋も買われたので
どうするのかなと気になって見ていたんです」
キニナッテミテイタ
走る去る店員さんばかりと付き合ってきたから
話しかけて来てくれたのが嬉しい
「身内にあげようと思って、ちょっと箱に入れて
みようかなと思って」
「お包みしましょうか?」
「たいしたもんじゃないから」
「プチプチにくるんで割れないようにしますよ」
彼女は段ボールを店の包装紙で包んでくれた
私は彼女の胸につけている名札を目に焼き付けた
店の出入り口に投書箱があったから
犬がいるという幸せ自慢
10月で5歳になった愛犬
チワワとパピヨンのMIX,オス
体重5キロ
手足はアスパラガスのように華奢だ
愛犬を育てるにあたり、一番注意しているのは
身の安全であり怪我や事故に合わないよう
監視している
愛犬が泣いたり、悲鳴をあげるような事態に
なったら私はおかしくなるかもしれない
溺愛しているから
鉛筆、ボールペン数えきれない程やられた
どこに何がしまってあるか覚えているようで
引き出しが空いていると
頭を入れて、盗って行く
追いかける私をかわす優れた運動能力を持つ
仕事で不在が多い時代は
一日を茶の間で過ごす亡き母ちゃんが
愛犬の相手をしてくれた
だからか茶の間大好き犬になった
夜は寝室に連れて行くが
抜け出し
一人で暗い茶の間で寝ていたりする
初めて散歩に連れて行ったのは
去年からだ
定年退職し、時間に余裕ができた
村の中を歩く
愛犬が先に行く
はしゃいでいる
清流の音を聴いたり
柿を眺めて季節の移り変わりに
気づいたり
近所の古民家に寄ったり
(愛犬はイヌが苦手)
花を育てたいなと思ったり
山に癒されたり
愛犬との散歩は村人たちに
今日も元気です私っていう
合図でもある
時々
愛犬がつまらなさそうにしている
この表情は私にプレッシャーをかける
ご機嫌にさせなければならない
おもちゃを投げて遊ばせる
(尻尾のついたヌイグルミがお気に入り)
我が家に来て
君は幸せですかと尋ねたい
・・・感傷に浸っていると
愛犬、ソファの脚もとに向けて
おしっこをかけている
小さい頃からなかなか食べない
ドッグフード
いろいろ試してみた結果
この商品に切り替えてから
食いつきが良くなった
愛犬のお口に合う物を探すのに
4年かかったよ
名を連呼すると
尻尾を振り
ほふく全身して近寄って来る
両手を広げると
抱きついて来る
可愛いなと思う
いくつになっても人付き合いに苦戦する
ただ今、人気のハーバリウム
作り方は簡単
瓶の中に好みのドライフラワーを入れて
オイルを注ぐだけ
オイルを入れる事で透過性が増し、
ドライフラワーの色合いがはっきり見える
癒しの一品だ
これを先月の押し花教室で作った
ーー
押し花教室の先輩N川さん(見た目80歳)から
電話がきた
「公民館のウインドウに作品展示するから
なんか持って来て」って
N川さんは、押し花教室の古株で
おとなしそうなたたづまいでありながら
教室を牛耳っている裏ボスだ
年寄りだからってなめてはいけない
気にいられるようにしなければ
私が次のボスになれない
ハーバリウムを手に取り、車を走らせる
先輩達の地味な作品のなかで、私のハーバリウムはきっと
輝く存在になるはずだ
今まで駄作を作り続けてきたけど
ハーバリウムは自分がとても気に入っている
公民館でN川さんと待ち合わせる
高齢者だけど軽自動車を運転している
田舎では車がないと移動できない
N川さんの作品は大きいサイズが多い
車から取り出し運ぶのは私の役目だ
N「ウインドウに展示してもらえるのは
今回が初めて、ずっとキルト教室が独占してたから」
デビュー戦ですね
はりきりましょう
N川さんの心をつかむために話題を提供する
私「カーペット欲しいんですけどどこに行けば
売ってますか、犬がいるから洗濯しやすい
薄地のやつが良いんですけど・・」
N「ニトリに行けば」
そんなこんなしているうちに教室の他のメンバーも
作品を抱えて公民館ウインドウ前に集まり出す
ハーバリウムは私だけ
みんな額だ
額の大きさは様々、形も縦長だったり横長だったり
公民館ウインドウ係のおっさんがディスプレイの
実行者で
私達は作品の配置をおっさんに指示するだけだ
生徒さんなら誰でも自分の作品を人目につきやすい
位置のおきたいはずだ
だけど自らは動かない、だから私が先導する
一歩前でておっさんに指示する
私「これ(裏ボスの作品)、中央にかけて」
裏ボスは満足げにほくそ笑んでいる
後にかける品は、やはり作者の教室内でのパワーを
考慮して選択する
同期ライバルのごくみが私の指示を聞かない
勝手に先輩方の作品をおっさんに渡している
OK、ごくみ
ここは仲良くしよう、話合って決めようね
・・って、聞けよ!
先輩達も先輩達で「この花なんて言うの?
染めたの?、こんなやり方あるんだ~~・・」
わちゃわちゃお喋り始めている
アメまで配り出したり、ほうばったり
ごくみが輪の中で笑っている
配置に熱くなっている私だけが孤独だ
適当に、緩く、協調して、笑顔を絶やさず
場の空気を読んで、、、むきにならないで、、
61にもなって人づきあいに苦戦している
人と交わるのが面倒なくせに
それでは前に進めないと思う
強いメンタルが欲しい
何かに夢中になりたい
自信が欲しい
私のハーバリウムは
みんなの配置が終了したあとで
ウインドウの隅っこに置いた